エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

梅雨寒の

2013年06月22日 | ポエム
今日は晴れあがっている。
風が透き通っている。
その風に乗って、どこかで鳥が啼いている。

昨日は、梅雨寒の夏至の日であった。
篠つく雨とでも云おうか、すっかり気温が下がってしまった。
夜は、しっかりと上掛けを被らないと冷えてくる。



一日中降り続く雨。
台風は温帯低気圧になって、だがしかし前線を刺激して雨をもたらしている。
加えて、奄美地方で震度4の地震。

夏至・・・一年中で一番昼の長い日である。
それだけに、弱り目に祟り目、である。

今朝は、梅雨の晴れ間が覗いている。
週末だけの出会い。
もちろん太陽とである。







「昏き雨昼夜問わざり夏至迎う」


「梅雨寒や奈辺に在るか天の意趣」







夏至であり、梅雨の長雨である。
加えて、寒い。

誠に身体に悪い日々が続いている。
けれど、農家にとっては程よく降る雨こそが有難いのだと思う。
果実の熟れ具合などは、長雨が天敵だと聞く。

ついこの間、雨乞いをした人間。
何事も分かりやすく、中庸が良い。



ブラック・ベリーが笑っている。





        荒 野人


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