エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

バンコク・NOW「ワット・ポーの悟り、祈り」

2011年01月19日 | 旅行
ワット・ポーとは、「菩提の寺」の意味である。
そこに巨大な釈迦仏が横臥されておられる。

涅槃の境地である。



魅力的なお顔である。
この涅槃仏の大きさであるけれど、全長46メートル、高さ15メートルである。



この涅槃仏は実はこの寺院のご本尊ではないのである。



この仏様がご本尊である。
一昨日に紹介したのであるけれど、この仏像を見るたびに思うけれど、まるで心の底を見透かされているようである。

このピッカピカが心眼を研ぎ澄ませ!
と言っているようである。



さて、涅槃仏の裏手には108つの鉢があり、その中にサタン硬貨を入れることで煩悩を1つずつ捨てるという行為が仏教徒に限らない観光客にも広く行われているのである。

小銭の入ったコップは、一つ20バーツである。
約50円程度であるけれど、108個入っていないコップもあったりするし、130個以上入っているコップもある。
かなりいい加減な勘定をしているようであるけれど「マイペンライ!(問題ないさ!)」であるのだ。

涅槃の寺である、このワット・ポー。
敬虔な祈りの場である。



至る所に仏様が鎮座している。



ふくよかなお顔である。


涅槃・・・煩悩(ぼんのう)の火を消して、知慧(ちえ)の完成した悟りの境地。
     一切の悩みや束縛から脱した、円満・安楽の境地。
     仏教で理想とする、仏の悟りを得た境地である。
涅槃仏・釈迦が入滅する様子を仏像としてあらわしたもの。
     寝仏、寝釈迦像、涅槃像とも呼ばれる。






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                     荒野人


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