Guapa

❉I Love Czech,trip,movie and Peace❉

ロマンチック街道のたび 4 ローテンブルグ④

2010-12-04 20:51:17 | 

                                  

                             ローテンブルグに着いてからはずっと雨でした。

                          ブルグ公園に着きました。ブルグとはお城という意味です。

                          12世紀に築かれたシュタウフェン家のお城がありました。 

                        お城は1356年の地震で崩壊。唯一残ったのが礼拝堂です。

                          

                     城が崩壊したのちに、すぐに建てられたのがブルグ門―アーチの上部に 

                       帝国自由都市を表す双頭の鷲の紋章が掲げられています。

                            光っていますが、なんとなく形が見えるでしょうか。                      

                                                                                 

                          

                                 

                           玄関前にまる犬のマスコット…なんのためでしょう・・・

                                靴の泥をおとすためのものです

                          もちろん、自分の好きなものを置いているそうです。


ロマンチック街道のたび 4 ローテンブルグ③

2010-11-27 19:34:07 | 

            ローテンブルグの中心ーマルクト広場には市庁舎と議会宴会場が直角に広場を囲むようにならんでいます。

       

      市庁舎にある塔からの眺めはすばらしい…とのことでしたが、            

     そこはやはりヨーロッパの旅で階段を上らなくてはなりません

       今回は雨も降っていたのであきらめて、テディベアショップなどでお買い物        

そして毎正午には議会宴会場の仕掛け時計が動きます

 

                               

                ローテンブルグが攻め落とされた時、大ジョッキのワインを一気に飲み干せば市民の命を助けてやる

                    という敵の大将の約束を当時の市長がみごとに応え、飲み干したという逸話から敵将と市長が

                                左右の窓で対峙し、市長はみごとに飲み干します

                                        

                                 ちなみにこの逸話のお芝居では市長役の役者さんは

                                   いつもほんとうにワインを飲み干すのだそうで

                              観客からはヤンヤヤンヤの拍手でしょうね(これって日本的?)   

                            

                            さて中世からの歴史を語り継ぐ街には、犯罪と処罰の歴史もあります。

                                右の写真は水攻めの檻…これって今でもありそうな…

                                

                              中世犯罪博物館には当時の道具(?)が展示されています

                             これは犯罪者を「市中引き回し」にするための鉄の馬車ですね

                                  


ロマンチック街道のたび 4 ローテンブルグ②

2010-11-23 11:42:24 | 

                       

              ローテンブルグでもっとも美しいと言われているプレーンライン(Plonlein:小さな場所)

                  写真を撮る観光客でいっぱいです。正面に見えるのはジ―バース塔

                       

                        中世に迷いこんだような街並みのローテンブルグ 

                         正面のマルクス塔の周辺も絵のように美しい

                               

                ローテンブルグは1274年に帝国自由都市となり商業で繁栄。17世紀の30年戦争で衰退。

          19世紀にロマン派の画家によって描かれ、その美しさが広く世界に知られるようになりました。

                               

             街を取り囲む4.2キロの城壁は、今では上って歩き、城壁から街を見ることができます。

                   第二次世界大戦で破壊されましたが、世界中からの寄付で復元され、

                   壁には寄付者の名前を刻んだプレートが張り付けられています。

  復旧に取り組んでいることが、当時、日本のテレビ番組で取り上げられ、日本からもたくさんの寄付が寄せられたそうです。

                              その番組は・・・忘れてしまいました

                       

                       郵便局です              雨で空が暗いのでさみしげですが、夏の写真です


ロマンチック街道のたび 4 ローテンブルグ①

2010-11-02 22:17:08 | 

ハイデルベルグからローテンブルグへ…雨の中をバスはひたすら走り・・・

 
城壁の中のホテルに着いたのは8時すぎでした。



緯度が高いのでこの明るさ・中庭です



中央左のブルーの建物がガストホフ(ホテルとペンションの間くらいかな?)が今夜のお宿

 
レストランまで、坂を下ります。街並みが素敵よね

  
クリスマスマーケットで有名なローテンブルグ
かわいいお店が並びます。夕暮れの中の明かりがとてもあたたかそう。



市の中心部・マルクト広場:正面が市庁舎です



正面が議会宴会場・中央に仕掛け時計がみえます。
ゆっくりと日がしずみます



マルクト広場・中央がクリスマスマーケットで有名なお店
後で聞いたので、お店をのぞくことができませんでした。
もっとも翌日から雨続きで、石畳を歩くのはとてもたいへんだったのです
  
夕食はピルスナー系のビールに焼きすぎのソーセージにザワークラフトとポテト
定番のメニューですが、とにかく量が多いのです・・・



デザートは揚げ菓子です

  
夜も10時を過ぎてすっかり暗くなりました*** オレンジの明かりが温かくみえますね

まだ2日目なのにこの強行軍
宿に帰ってお風呂に入るとバタンキューです
ツアーのすべてがバスタブ付きのお風呂だったので、とっても助かりました


ロマンチック街道のたび 3 ハイデルベルグ城

2010-10-21 03:40:41 | 

ハイデルベルグ城は1300年ころ、
プファルツ選帝侯の居城として建造されました。
5世紀にもわたる破壊と、さまざまな建築様式をとりいれた再建を繰り返し、
最後には30年戦争で破壊されてしまいました。
廃墟となったまま残されている姿は、たび重なる戦禍とともに、
時代のエポックとしてドイツロマン派文学に何度もうたわれたこの城の
栄華をほこった時代をしのばせます。


城の入り口からネッカー川・カール・テオドール橋をのぞむ




1689年、ルイ14世の軍によって破壊され、
廃墟のような姿になりました。







フリードリヒ館は1607年に建築されました。
マンハイムの創始者、選帝侯フリードリヒ4世にちなんで名づけられました。
*22万リットル!以上もあるワイン貯蔵用の大樽が展示されています。
現在の樽は4代目とか…残念ながら時間の都合でみられませんでした。





城のテラスから、ネッカー川沿いにひろがるハイデルベルグの街並みの美しさ


ロマンティック街道の旅 3 ハイデルベルグ カール・テオドール橋

2010-10-19 22:01:29 | 

         
                                   

                          ハイデルベルグのシンボル。カール・テオドール橋

                               
                           
                              橋に鎮座するのはサルかネコか…
                               う~ん、やっぱりサルですか…
                            手にしている鏡は偽善者の姿を映すとか

                       
                      
                            その足元にはねずみがいました!
                             
                               
                           
                                誰がうつっているのかなぁ                    


                       

                1788年に選帝侯カール・テオドールにより建設された街のシンボル的な橋。
                        別名「アンテ・ブリュッケ」(古い橋)とも呼ばれています。
                                  長さは約200メートル

                               
 
                            車道にも石畳が使われているのです
 
                      

                 ハイデルベルグ城の高台から望むネッカー川とカール・テオドール橋


ロマンティック街道のたび 3 ハイデルベルグ大学

2010-10-16 11:45:34 | 

ハイデルベルグ大学です
選帝候アルブレヒト1世が1386年に創設したドイツ最古の大学
7人のノーベル賞受賞者を出した名門です。
旧校舎がゴシック様式の尖塔と重厚なレンガの建物です



日本の大学のイメージは東大の赤門に象徴されるように
立派な門構えに重厚な研究棟、広いキャンパスですが、
街なかにごく普通に、存在していました。
世界で最初の大学ーチェコのカレル大学もしかり
万人を受け入れる
学問に壁はない
との思想でしょうか



権威の象徴



学生牢もありました
逃げられないように鉄格子が窓にはめられています



今では、たしかレストランか生協か・・・
敷地に入るとお金がいるので、ドアから覗き込んでみました

 


ロマンティック街道のたび 3 ハイデルベルグ

2010-10-15 12:17:03 | 

       曇り空の中をバスはひたすら走り、あこがれのハイデルベルグへ~
                   *「ロマンティック街道」はフランクフルトの南東、ビュルツブルグを北の起点にローテンブルグ、アウグスブルグを通り、
           ノイシュバンシュタイン城のふもとの町、フュッセン(南の起点)までの約350キロにわたる街道を指します。
フランクフルトの西、マインツを西の起点にハイデルベルグ、ニュルンンベルグを通り、チェコのプラハまで1000キロを
「古城街道」とよびます。
日本人観光客向けにダイジェストで組み込まれているのはハイデルベルグの人気の高さでしょう。

 

聖霊教会から市庁舎広場へ       
・・・・・★・・・・・★・・・・・★・・・・・
              
 ハイデルベルグはドイツ最古の大学が創設された地です
     ゲーテやショパンなど多くの詩人や芸術家が訪れたことでも有名です。

 私がハイデルベルグの名を初めて知ったのは
大学を舞台にした小説「アルト・ハイデルベルグ」を読んだときです。
ハイデルベルグ大学に留学した王子と酒場の娘の切ない恋物語
「時が人と町を変えても変わらないのは君と君の思い出だけだ」
~というような台詞でThe endだったような~


                    
ハイデルベルグ市庁舎前広場

   
 市庁舎前に自転車をおいて・・・
                  

           
レンガ色の落ち着いた町並みです
              
  
  
夏休みでにぎわう町並みを抜けて、レストランでランチは鶏肉でした



聖霊教会
1544年に完成したプファルツ選帝侯領内最大のゴシック様式教会。
ドーム型の建物が特徴で、ステンドグラスは必見とのことでしたが、
外側を通っただけでした。



ロマンティック街道の旅 2 ローレライとサンクトゴアール

2010-10-13 19:11:47 | 

ライン川クルーズもいよいよ下船に・・・


右舷に見えてきた大きな岩がローレライです



「ローレライ」は岸にたたずむ水の精の伝説で、クレメンスによる小説(以下)でも有名です。
美しい歌声で通りがかった船を沈めたといわれるローレライの魔女伝説。
ライン川でもっとも川幅が狭く、難所であった岩山で多くの船が転覆した
悲劇から生まれた物語です。古典ドイツ語でLuen(潜む)、Ley(岩)とい
う言葉から生まれました。「父なる大河」と言われるライン川の恐ろしさと
美しさを象徴しています。   
「ローレライ」:クレメンス・ブレンタ―ノ作:昔、バッハラッハに多くの男性から求愛を受ける
ローレライという美女がいました。彼女はある若い騎士をあいしていました
が、聖職者までが彼女のとりことなり、激しい嫉妬から彼女は魔女として
訴えられてしましました。裁判で修道院での生活を言い渡され、移動して
いる途中、愛する騎士が乗った船が通り、思わず駆け寄ると、岸から落ち
て、川に消えてしましました。
 


ザンクト・ゴアールでは家族でサイクリングの旅を楽しむ多くのドイツ人がいました。


素敵な街並みをサイクリストがゆきます





<⑪猫城>1317年に築城、城主のカッツェン伯爵(Katze カッツェはドイツ語で猫)
に由来しています。難攻不落の強さを誇りました。

さて、ザンクト・ゴアールで下船してからバスに乗り、次の訪問地、ハイデルベルグへ~
マインツ川沿いの車窓の風景は、曇り空のもとでも素敵なリゾート地の風景が続きます。







ロマンティック街道の旅 2 ライン川沿いの古城⑥

2010-10-12 23:55:16 | 



 <⑨プファルツ城>川の中州にあるのは行き交う船から通行税を徴収するため。
14世紀頃に建てられた真っ白な美しい城です。
現在は資料館として見学可能です。

  



<⑩シェーンブルク城>「美しい城」という意味の名前。200年近く廃墟だったものを19世紀に再建。
現在はホテルとして営業しているそうです☆
*オーバーヴェーゼル駅から車で5分。Sは95ユーロ~、D170ユーロ~




オーバーヴェーゼル:ドイツの国旗は船着き場のデッキを帆船に見立てたマストに翻っていました。
さて、いよいよローレライの岩が右手に見え始めます。
サンクトゴアールまでもうすぐです。