支笏湖

支笏湖は新緑と湖面のブルー清々しい自然の醍醐味です
火山の噴火でできたカルデラ湖です。


透明度は日本一だそうです。チップという鱒の一種が群れて泳ぐ様が見られます。




湖にそそぐ千歳川も水辺の景色は新緑の黄緑色と水のコバルト色のコントラストが清寂さえ感じます。





支笏湖周囲は花ざかりです。

自由に生きるには

私達は戸惑いますが何故戸惑うのでしょうか。
見えないものに不安を感じ戸惑います。
おっぱいを飲ませたにもかかわらず泣く、何故？
オムツも替えたのに、何故？
確かなものが見えないので戸惑う。
その様な日々の暮らしが憂鬱になり、辛いと思うようになります。
子育てだけではないと思います。
仕事においても、この不景気を案じて、
職を失うのではないかと悩む、
また、生き甲斐のある仕事を探し求める。

これらは、
不確かなものへの執着からきています。

そして、その原因は無知です。
無知は真実でない知と力のことです。

・ 永遠でないものに永遠を見ること
（物や人は、そして心も常に変化する永遠ではないということ）
・ 浄らかでないものに浄らかを見ること
（花が美しく咲きますがいつかは散ります、人は老いていきます）
・ 幸福でないものに幸福を見ること
（つかの間の幸福も過ぎてしまえば、苦となる）
・ 自己でないものに自己を見ること
（エゴを自分だと錯覚する）

四月は花が咲き美しい山や野も五月は花も散り、新緑でまた美しい景色を見せてくれます。
しかし、この四季の美しさも秋から冬は枝のみになり寂しさを感じます。
自然ですらこのように変化しているのです。

この世のすべては、
刻々と変化しています。
日常の忙しさや情報に変化すら気に留めず、ただ、未知なるものに戸惑っています。



忙しさや情報から開放される手段がヨーガです。
ヨーガは
体と心は常に外部からの影響を受け、
その外部からの刺激に内部「過去において経験した記憶」が反応し、
思考、言葉使い、行為と癖を形成します。
これが性格ともいえますがすべて今までの記憶の思考癖です。

アーサナ（体位）やプラーナヤーマ（呼吸法）、瞑想によって
呼吸が変化します。
それが体内の隅々の細胞にまで影響を与え、体と心を調え安定をもたらします。
これらの修練によって、
プラーナ（生命の維持するエネルギー）が蓄積され、
睡眠時間が減るほど心身が癒されます。

ダメージを受けた気道（プラーナが流れる管）が浄化され元気になります。
特に、脊柱に流れる気道は自律神経とも関係しています。
脊柱にチャクラがあり、
それらは医学的にも神経叢や内分泌（ホルモン系）に影響を与え
内部機能を改善します。

そして、自然に瞑想に入りやすい心身をつくります。
瞑想は過去の記憶からの思考癖を正していきます。
負の記憶を除去していくのです。
未知なるものに執着しなくなります。

これらは
毎日、三度の食事を摂るように、
一日一回のヨーガを習慣づけることです。