4社目の面接に行ってきた。
率直な感想としては、とても良い会社だなと思った。過去面接受けたアパレルのメーカー側としてはトップクラスに印象が良い会社だった。
人材会社にも言われたが、3社目で印象悪かった昨日の会社との差が半端無い、、笑。
海外に自社工場を持ちながら、国内生産の比率も高い、ものづくりに真摯なOEMメーカーだ。
真摯というか、クレバーである。市場の変化に合わせて新規開拓も惜しまず、メーカー発信の施策も並行している。凄いなと思ったのが、SC向けから百貨店向けまで、あらゆる製品を手掛けている。テイストも価格帯もアイテムもバラバラ。
話を聞いていて、この会社は商社より強いな。。と思った。
生産背景にも絶対的な自信が感じられる。
これは面接前に期待していたことだったけど、期待以上だった。
海外自社工場、国内自社工場、各協力工場をフル活用しながら小ロットにも対応して客先ブランドからの信頼が厚いのだと思う。
信頼が無いと自信は生まれない。
面接官は40代、、?社長と生産管理の50代の方。
社長はかなりフランクな感じの方だった。通常イメージされるようなODMの過酷さは微塵も感じなかった。凄い。。あのような話し方が出来るのは、非常に頭の回転が早いからだと思われる。時折アパレル業界で見かける神がかって機転が利く人、という印象。
もう一名の生産管理の方は、ファッションアパレルの生産管理責任者らしい、温和で話好きな印象の方。
面接内容は、キャリアを追って気になった点を質問してもらう会話形式。とても話しやすかった。
時に共感しながら、お互い質問しながら、有意義な時間だった。
ポジション、業務内容、客先は完全に理解出来た。メーカー側の面接でこんなに理解出来たのは、やはり商社絡みの前職有りきだと感じた。2年前はこれほど理解出来なかった。
僕が持ってる?中国の生産背景も話した。
前職の製品以外に、どんな製品を作っていたか、説明。面接会社の自社工場に近い為、社名も出した。都合が合いそうなら商談出来るかなと。
生産管理が仕様書を書いて仕入れ先に投げる。
床に転がってた生地に貼られた仕様書をチラ見したけど、、若い子向けの会社にかなり近い仕様書だった。驚くほどに。ここに来てまさかのillustrator必須、、笑。
丁度若い子向けの仕様書をファイリングして持っていったのが良かった。ガチっとマッチングした感じだった。イラレは十分ですねと言ってもらえた。
持参した若い子向けの展示会カタログも一から作れますとアピールしてみた。
仕様書は手作業でもやってるらしいが、イラレで作る縫製指示書の価値を分かっておられる感じだった。なかなか珍しい気がした。イラレで書いた縫製仕様図は使い回しが効くので資産になるのである。
これは若い子向けで仕様書書いてた時と同じ考え方だった。
仕様書をやる理由は、客先から仕様書などは出ないからだ。ODMらしく、参考写真や口頭で依頼を受ける。社内デザイナーが捕捉してデザイン化、生産管理が仕様書を書く。絵型も生産管理が描けるのは少し意外だった。一般的なアパレル、メーカーだと、デザイナーが絵型・仕様書を書く。
もう一つ意外だったのは、製品サイズも生産管理が上手く設定されていること。
これは通常パタンナーの仕事であるが、過去の実績からサイズを抜いて設定する。
今度僕と同じ人材会社からパタンナーを採用予定らしい。難しいものはパタンナーがやるらしい。今までは、基本的に仕入れ先の工場か外注だったと思われる。
この辺りも得意だ。通常と違う、、?って前述したことは、若い子向けのやり方と同じである。
写りの悪い雑誌の切り抜きを渡されて、カーディガンなのかロンTeeなのか分からないような状態で、形からサイズ、仕様まで僕が決めていた。
さらに意外だったのは、グラフィックデザイナーが在籍していること。メーカーにはなかなかいないよね。ブランド側にいるか、外注が多い。
多分ODMで一から描き起こすと思われる。
若い子向けで、工場に出す実寸データを編集していたと言ったら驚かれた。
社内でグラフィッカーと連携出来ると思った。
求人理由も包み隠さず話してくれた。
来月退職者がいること、新規が増えていて業務量が増えたこと。
社長(営業)付きの生産管理ポジションである。
若干不安は有るが、何故だろう働く姿が想像出来る。やっぱり若い子向けの働き方に近い。
若い子向けでも、デザイナーであり営業の先輩と組んでODMから自社製品までやっていた。
最後に社内を案内してくれた。
これは大きい。前職の会社の採用受けたのも50%くらいは社内を案内してもらったことが理由だった。
そんなに広くは無いけど、若い子向けにいた時と近い感じ。物が多い。。笑。しかしこれが本来のアパレルメーカーらしい姿だと感じる。
営業、生産管理で15名くらいいただろうか。僕が前職で叶わなかった年の近そうな方もいた。
こちらが軽く挨拶すると、こんにちわ〜と挨拶してくれた。とても感じが良い。
業界の人間は沢山見てきたけど、感じが良く見えた。
今日の面接で思ったけど、面接中に笑顔が出るかどうか、これは自分の中でかなりの判断材料になっている。面接官だけでなく、自分も笑ったかどうか。これは実際に働いた時の様子が伺えるからである。
笑いが無い原因は、過度な負担があるからかなと思ってしまう。人間的に余裕があるかどうかという見方もある。面接1社目は笑顔が有った。2社目は無かった。3社目は1人無かった。4社目は有った。
3社目は昨日の記事に書いた通り、、笑。
2社目は管理職の面接官も現場で過度な残業が発生しているからだと見受けた。かなりお疲れだった。
今回の企業は面接前のイメージとかなり違った。
アパレルで社長面接するような小さな会社というと、必ずと言っていいほど社長が精神的に権力が有るというか、圧迫感が有る。2年前に面接受けたメーカーも、やや踏ん反り返った感じだったし、極端に言えば社員は社長に怯えているみたいな雰囲気も有った。僕がいた若い子向けの会社も、絵に描いたようなワンマンで管理職が付き人みたいな感じだった。
今回の会社も少なからずそんなイメージが有ったけど、全然違った。
社長が言っていたように自由を感じた。
社長の人柄が想像以上にフランクで話しやすい感じだった。小さな会社は社長を見ればどんな会社か分かると、昨日の記事に書いたけど、まさにそんな感じだった。
今回の会社の面接は1回だけ、採用か不採用の連絡が来る。
もう1社、最終面接の結果待ちが有る。
この2社は、面白いことに業界の立ち位置が真逆である、、笑。簡単に言えば、ブランド側なのか、メーカー側なのか。まさに2極のどちらにするのか?って感じ。。なんか採用前提に話してるけど、、笑。
しかし明日、採用・不採用通知が来てもおかしくない状況なので、来たら早めにジャッジしないといけない。考えておく必要が有る。
アパレル業界人として、究極の選択である。
今まではずっとブランド側だった。前職でメーカー側もかじって、今回の就活もブランド側を優先してきた。
しかしながら今回のメーカーは人材会社のお勧めだ。前職もそのお勧めに進んだ結果、良い会社だった。
メーカーで応募したのは今回の会社1社だけである。他は国内大手商社を筆頭に全て辞退した。それくらいメーカーは避けたのだけど、、今回の会社はやや風向きが異なる。悩む。
メーカーだと、今回以上の会社とは出会えないような気がする。自社工場持っているメーカーなんて、他にも2社くらいは見かけたけど、なかなか無い。協力工場でリスクまみれになって作ってるとこがほとんどである。そのリスクの重さは前職で嫌というほど経験した。
海外100%か国内100%ってとこも多い。
今回の会社は6:4くらいだという。売り上げでは国内が勝っているとも。こんな比率も珍しい。なかなか無いんじゃないかと思う。僕の担当予定では無いが、僕が好きな国内生産ブランドも作っている。
ブランド側1社の懸念は、売り上げである。
店舗数も多いが、SPAアパレルの競合他社と比較したら1/3なのである。かなり厳しいのではないかと見ている。
売り場の館内で他社と比較しても、かなり低い。セレクト小売各社と比較しても3倍から7倍くらい
違う。
最終面接で、売り上げが低いことに関して悲観も混じるような話し方をされたことが響いている。話では、今市場で強いセレクト小売を比較されていた。
しかしながら、社風が良い。ファッションアパレル本来の丁寧なモノづくりをしている点は魅力である。
今回の会社の年商は若い子向けのアパレル最盛期くらいだと思われる。社員数から見て悪くない。
中小企業かと言えば、零細にはなるが、お金の心配は感じない。社長が現場に出ていること、新しい施策にチャレンジする姿勢を見ると、懸念は感じなかった。
キャリアアップで考えると、通常は明らかにメーカー側なのだが、どちらもどちら也にキャリアアップがある為、比較すると差が無い。。
ちょっと考えようと思う。
2社のうちどちらかにシフト出来るかも想像するが、悪くない。
率直な感想としては、とても良い会社だなと思った。過去面接受けたアパレルのメーカー側としてはトップクラスに印象が良い会社だった。
人材会社にも言われたが、3社目で印象悪かった昨日の会社との差が半端無い、、笑。
海外に自社工場を持ちながら、国内生産の比率も高い、ものづくりに真摯なOEMメーカーだ。
真摯というか、クレバーである。市場の変化に合わせて新規開拓も惜しまず、メーカー発信の施策も並行している。凄いなと思ったのが、SC向けから百貨店向けまで、あらゆる製品を手掛けている。テイストも価格帯もアイテムもバラバラ。
話を聞いていて、この会社は商社より強いな。。と思った。
生産背景にも絶対的な自信が感じられる。
これは面接前に期待していたことだったけど、期待以上だった。
海外自社工場、国内自社工場、各協力工場をフル活用しながら小ロットにも対応して客先ブランドからの信頼が厚いのだと思う。
信頼が無いと自信は生まれない。
面接官は40代、、?社長と生産管理の50代の方。
社長はかなりフランクな感じの方だった。通常イメージされるようなODMの過酷さは微塵も感じなかった。凄い。。あのような話し方が出来るのは、非常に頭の回転が早いからだと思われる。時折アパレル業界で見かける神がかって機転が利く人、という印象。
もう一名の生産管理の方は、ファッションアパレルの生産管理責任者らしい、温和で話好きな印象の方。
面接内容は、キャリアを追って気になった点を質問してもらう会話形式。とても話しやすかった。
時に共感しながら、お互い質問しながら、有意義な時間だった。
ポジション、業務内容、客先は完全に理解出来た。メーカー側の面接でこんなに理解出来たのは、やはり商社絡みの前職有りきだと感じた。2年前はこれほど理解出来なかった。
僕が持ってる?中国の生産背景も話した。
前職の製品以外に、どんな製品を作っていたか、説明。面接会社の自社工場に近い為、社名も出した。都合が合いそうなら商談出来るかなと。
生産管理が仕様書を書いて仕入れ先に投げる。
床に転がってた生地に貼られた仕様書をチラ見したけど、、若い子向けの会社にかなり近い仕様書だった。驚くほどに。ここに来てまさかのillustrator必須、、笑。
丁度若い子向けの仕様書をファイリングして持っていったのが良かった。ガチっとマッチングした感じだった。イラレは十分ですねと言ってもらえた。
持参した若い子向けの展示会カタログも一から作れますとアピールしてみた。
仕様書は手作業でもやってるらしいが、イラレで作る縫製指示書の価値を分かっておられる感じだった。なかなか珍しい気がした。イラレで書いた縫製仕様図は使い回しが効くので資産になるのである。
これは若い子向けで仕様書書いてた時と同じ考え方だった。
仕様書をやる理由は、客先から仕様書などは出ないからだ。ODMらしく、参考写真や口頭で依頼を受ける。社内デザイナーが捕捉してデザイン化、生産管理が仕様書を書く。絵型も生産管理が描けるのは少し意外だった。一般的なアパレル、メーカーだと、デザイナーが絵型・仕様書を書く。
もう一つ意外だったのは、製品サイズも生産管理が上手く設定されていること。
これは通常パタンナーの仕事であるが、過去の実績からサイズを抜いて設定する。
今度僕と同じ人材会社からパタンナーを採用予定らしい。難しいものはパタンナーがやるらしい。今までは、基本的に仕入れ先の工場か外注だったと思われる。
この辺りも得意だ。通常と違う、、?って前述したことは、若い子向けのやり方と同じである。
写りの悪い雑誌の切り抜きを渡されて、カーディガンなのかロンTeeなのか分からないような状態で、形からサイズ、仕様まで僕が決めていた。
さらに意外だったのは、グラフィックデザイナーが在籍していること。メーカーにはなかなかいないよね。ブランド側にいるか、外注が多い。
多分ODMで一から描き起こすと思われる。
若い子向けで、工場に出す実寸データを編集していたと言ったら驚かれた。
社内でグラフィッカーと連携出来ると思った。
求人理由も包み隠さず話してくれた。
来月退職者がいること、新規が増えていて業務量が増えたこと。
社長(営業)付きの生産管理ポジションである。
若干不安は有るが、何故だろう働く姿が想像出来る。やっぱり若い子向けの働き方に近い。
若い子向けでも、デザイナーであり営業の先輩と組んでODMから自社製品までやっていた。
最後に社内を案内してくれた。
これは大きい。前職の会社の採用受けたのも50%くらいは社内を案内してもらったことが理由だった。
そんなに広くは無いけど、若い子向けにいた時と近い感じ。物が多い。。笑。しかしこれが本来のアパレルメーカーらしい姿だと感じる。
営業、生産管理で15名くらいいただろうか。僕が前職で叶わなかった年の近そうな方もいた。
こちらが軽く挨拶すると、こんにちわ〜と挨拶してくれた。とても感じが良い。
業界の人間は沢山見てきたけど、感じが良く見えた。
今日の面接で思ったけど、面接中に笑顔が出るかどうか、これは自分の中でかなりの判断材料になっている。面接官だけでなく、自分も笑ったかどうか。これは実際に働いた時の様子が伺えるからである。
笑いが無い原因は、過度な負担があるからかなと思ってしまう。人間的に余裕があるかどうかという見方もある。面接1社目は笑顔が有った。2社目は無かった。3社目は1人無かった。4社目は有った。
3社目は昨日の記事に書いた通り、、笑。
2社目は管理職の面接官も現場で過度な残業が発生しているからだと見受けた。かなりお疲れだった。
今回の企業は面接前のイメージとかなり違った。
アパレルで社長面接するような小さな会社というと、必ずと言っていいほど社長が精神的に権力が有るというか、圧迫感が有る。2年前に面接受けたメーカーも、やや踏ん反り返った感じだったし、極端に言えば社員は社長に怯えているみたいな雰囲気も有った。僕がいた若い子向けの会社も、絵に描いたようなワンマンで管理職が付き人みたいな感じだった。
今回の会社も少なからずそんなイメージが有ったけど、全然違った。
社長が言っていたように自由を感じた。
社長の人柄が想像以上にフランクで話しやすい感じだった。小さな会社は社長を見ればどんな会社か分かると、昨日の記事に書いたけど、まさにそんな感じだった。
今回の会社の面接は1回だけ、採用か不採用の連絡が来る。
もう1社、最終面接の結果待ちが有る。
この2社は、面白いことに業界の立ち位置が真逆である、、笑。簡単に言えば、ブランド側なのか、メーカー側なのか。まさに2極のどちらにするのか?って感じ。。なんか採用前提に話してるけど、、笑。
しかし明日、採用・不採用通知が来てもおかしくない状況なので、来たら早めにジャッジしないといけない。考えておく必要が有る。
アパレル業界人として、究極の選択である。
今まではずっとブランド側だった。前職でメーカー側もかじって、今回の就活もブランド側を優先してきた。
しかしながら今回のメーカーは人材会社のお勧めだ。前職もそのお勧めに進んだ結果、良い会社だった。
メーカーで応募したのは今回の会社1社だけである。他は国内大手商社を筆頭に全て辞退した。それくらいメーカーは避けたのだけど、、今回の会社はやや風向きが異なる。悩む。
メーカーだと、今回以上の会社とは出会えないような気がする。自社工場持っているメーカーなんて、他にも2社くらいは見かけたけど、なかなか無い。協力工場でリスクまみれになって作ってるとこがほとんどである。そのリスクの重さは前職で嫌というほど経験した。
海外100%か国内100%ってとこも多い。
今回の会社は6:4くらいだという。売り上げでは国内が勝っているとも。こんな比率も珍しい。なかなか無いんじゃないかと思う。僕の担当予定では無いが、僕が好きな国内生産ブランドも作っている。
ブランド側1社の懸念は、売り上げである。
店舗数も多いが、SPAアパレルの競合他社と比較したら1/3なのである。かなり厳しいのではないかと見ている。
売り場の館内で他社と比較しても、かなり低い。セレクト小売各社と比較しても3倍から7倍くらい
違う。
最終面接で、売り上げが低いことに関して悲観も混じるような話し方をされたことが響いている。話では、今市場で強いセレクト小売を比較されていた。
しかしながら、社風が良い。ファッションアパレル本来の丁寧なモノづくりをしている点は魅力である。
今回の会社の年商は若い子向けのアパレル最盛期くらいだと思われる。社員数から見て悪くない。
中小企業かと言えば、零細にはなるが、お金の心配は感じない。社長が現場に出ていること、新しい施策にチャレンジする姿勢を見ると、懸念は感じなかった。
キャリアアップで考えると、通常は明らかにメーカー側なのだが、どちらもどちら也にキャリアアップがある為、比較すると差が無い。。
ちょっと考えようと思う。
2社のうちどちらかにシフト出来るかも想像するが、悪くない。