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相棒CBR1000RR (SC59)でのツーリングや色々
趣味を楽しむブログです(^ω^ 三 ^ω^)

フェンダーUSAのストラトキャスターで淡いグリーン色探してみた。

2019年02月24日 | 音楽
Fender USA / American Vintage 62 Stratocaster Daphne Blue


フェンダーUSAで指板がローズウッド、ボディが淡いグリーン色を探すと、これに行き着いた。

今はヴィンテージ 仕様ラインは、オリジナルと呼ばれるが、昔はヴィンテージ というラインが有ったらしい。。
価格もこなれているし、いいじゃないか。


これも同じ製品。

これ以外だと、、

ジェフベックモデルの年数浅い?やつ。

アメリカンデラックスモデル。
デラックスってなんだ⁈

調べたら現エリートの前任らしい。。
例のスイッチで擬似ハムバッカーに切り替え可能。ちょっと邪道だ。。

ガチな年代ものカスタム。
桁が違う。。w


フェンダージャパンの60年モデル。

せっかくならアメリカンでしょ、、USAでしょ。。

この際レスポールレアカラー!

これは無いわ。。最近のエキセントリックな奇抜カラーの方がマシ。

探せば結構あるというか、ヴィンテージ '62は手に入るって感じ。







東京都墨田区散歩_曳舟〜鐘ヶ淵。東白髭団地すげぇ。

2019年02月24日 | 写真


最近電車で色んなとこに行っている。というのも江戸川区に引っ越して早4年目、ようやく気付いたのだけど都営新宿線は超便利だ。
住吉から半蔵門線で渋谷〜神奈川から埼玉までアクセス出来る。
森下から都営大江戸線で、上野下町界隈〜六本木、代々木、新宿へ。
馬喰横山から都営浅草線で羽田空港や品川まで出られる。横須賀・総武快速線で神奈川まで行ける。
岩本町、秋葉原で日比谷線、JR山手線、つくばエクスプレス。
小川町で千代田線、丸ノ内線。東京へ。

千葉方面下り終点の本八幡でも総武線、京成線が通っており成田空港まで直通で行ける。
1回の乗り継ぎで大体の場所に行ける。
これは南の東西線、北の総武線には無い利便性である。。

ちなみに僕がよく行く定番。
上野—森下乗り換え、上野御徒町から徒歩。
浅草—森下乗り換え、蔵前から徒歩。
秋葉原—岩本町。または神保町から御茶ノ水経由で徒歩。
東京丸の内界隈—九段下から徒歩。

最近定番の1つに入りそうなのが、半蔵門線スカイツリー線直通。東部伊勢崎線をカッコつけた感じがたまらない。。

半蔵門線で押上を出た後は伊勢崎線になる。
そこそこの駅が東京DEEP案内の、東京で住みたくない街にランクインしており、個人的にかなり興味をそそる。草加とかもヤバいよね。僕は人のあまりいない寂れた地域を徘徊するのが好きである。



先日千葉県柏に有るオーディオショップに行く時に使ってみて、ほー半蔵門線いいじゃないかと思った次第である。
とりあえず先週は押上スカイツリー界隈を冷やかしてきたので、今週は曳舟から東向島近辺を攻めた。

僕は昔通っていた高校が曳舟、向島辺りにあったので、途中までは通学路だった。思い返してみるとそろそろ?卒業して20年くらい経つ。街並みはあんまり変わってなかったけど、京成線が高架になっていて京成線・伊勢崎線曳舟駅周りはショッピングビルも建って綺麗になってた。
基本的に何にもない住宅街で何も面白くないのだけど、カメラを持っているとそんな場所でも何かしら撮りたくなるものが有る。
ちなみにドラマ孤独のグルメで東向島の回があったような、、。井の頭五郎、というか原作者の久住さんが好きそうな街である。

鐘ヶ淵には浅草や柴又で見られるような個人商店街が残っていて、入る気にはならないけどレトロな雰囲気がたまらない。模型屋、布団屋、宝石店、お茶葉屋、飲み屋食べもの屋、、。
どれもあと四半世紀以内に確実に無くなる場末感が漂う。東京DEEP案内にも、どうにもならない感じと書かれていたが、まさにそんな感じ。人で賑わっている浅草と違う。いわゆるチェーン店や大手企業の出身がほぼ皆無な地域だ。家賃も安く静かで治安も良さそうだけど、非常に住みづらいと思われる。浅草や柴又の浅草寺、帝釈天みたいなブランドも無く、ただただ背の低い一軒家を中心とした古い住宅が密集している。寺の周りに発展した街と、工場の周りに発展した街の違いなのだろうか。

鐘ヶ淵通りの終点には団地マニアにはたまらないらしい、、東白髭団地が鎮座している。
前にテレビで見たことあるけど、ここにあったのか、、ちょっと面食らう。全長1.1km、各戸ベランダに装備された防火シャッターを閉めれば超巨大な防火壁となる。もはや住居というより墨田区が誇る地上要塞である。
ぱっと見、造船ドックとか飛行場の入り口に見えた。
関東大震災で発生した大火災を教訓として建設されたそうだが、今まで防火装備が使われたことは一度も無いらしい。鐘ヶ淵駅から見て団地の向こう側は河川敷になっており、非常時の退避先となっている。
墨田区荒川付近は仮に今後東京に大地震が発生した場合、倒壊・火災の危険度が最も高い地域である。

次は鐘ヶ淵で降りてから東白髭団地をぐるっと一周まわりつつ、北千住に抜けてみたい。





Fender American Original '60s Stratocaster を見てきた。

2019年02月23日 | 音楽
youtube見てたら、、ふとフェンダーのストラトが気になり始めてしまい、神保町のタレカツから御茶ノ水楽器屋通りへ行ってきた。なんだか2年くらいまえ前にもこんなことがあったような、、w

好きなアーティストは皆ハムバッカー、自分が今まで使ってきたギターもハムバッカーなのに、久方ぶりにギターに興味が出るとなぜかストラトの3シングルコイルが気になり始める、このくだり何なんだろうか。。
店員と話してる中で分かったことは、多分ストラトキャスターというギターへの憧れである。王道への憧れ。クリアで歯切れの良いストレートなサウンド、、と、等身大の相棒感漂うルックス。

フェンダーのUSAメイドシリーズは今までスタンンダードの位置にあったプロフェッショナル、ピックアップの組み合わせを多用に切り替え可能な新鋭のエリート、そしてヴィンテージ仕様の復刻、オリジナルの3つが有る。
オリジナルがある事を今日初めて知った。
厚みの有るローズウッドのネックとエルダー材のボディ、ミントカラーのピックガード。ボディの塗装は現在主流な硬いウレタン塗装ではなく、使い込むと自然なヤレ感の出るラッカー塗装。
ピックアップは出力を落としたヴィンテージ サウンド向きの物らしい。

詳しい店員さんに、フェンダー創始者が車好きなことから多彩でカーライクなカラーリングなこと、4年前にフェンダージャパンが本体フェンダーUSAとの合併会社になったことなど教えてもらった。直営になってシリーズが見直されたり、トップエンジニアが技術指導に来るなど、品質が向上された。値段も2万くらい高くなったとか、、w
僕が高校生の時に初めてのバイトで買った7万くらいのテレキャスター、今は9万ほどらしい。

ストラトといえば、僕のイメージはサーフグリーンとフィエスタレッド、オリンピックホワイトである。サーフグリーンはジェフベックではなく、ジュディアンドマリーのタクヤのイメージ、、w
フィエスタレッドは、たしかスネイルランプのベースボーカル、オリンピックホワイトはイングウェイ、そのまま。
カラフルな色は当時フェンダーの展開には無く、カスタム依頼で作成したものが定番化していったそうで、200以上の色が有るという。
調べると、僕が好きな色は今のアメリカンシリーズには無く、カスタムの部類だ。超高い。中古のマッキントッシュのアンプくらいの値段。もちろん年代ものは桁が1つ変わる。。
人気の有る原色カラーはあえて記念モデルや限定品にしているらしく、安売りしない方針だそうだ。逆に現在のメイドインジャパンシリーズには、それらの色やカスタムでしか見られないようなソニックブルーライクな色も展開されている。
なんとも商売上手である。

ギターは前職の時にちょこちょこ触ったけど、全然弾けなくなっている。まともに弾いてないブランク約15年。。さすがにコードはいくつか手が覚えてるし、アルペジオやカッティング、ブラッシング、プリングなど基本的なことは出来るけども、コピーしてた曲は何一つ覚えてない。
だから試奏がまともに出来ない。
気の利いたフレーズすら出ないw

今日はアメリカンシリーズのオリジナルをとりあえず持ってみただけw


うーむ、悪くない。ストラト弾いたことないから右手の位置がよく分からないけども、何故かしっくりくる。レスポールみたいな凹凸が 有る方がミュートしやすくて好きなんだけど、、てかもっと言えば前述した通り音もレスポールの方が、、w
なぜ今自分はストラトキャスターを握ってるのか、不思議な気持ちになった。
誰か↑のストラト気になるくだりに名前を付けて欲しい。

しかしストラトキャスターは自転車で言えば日本製のクロモリブデン鋼のトラックレーサー。カメラで言えばニコンのフラッグシップ一眼レフ。
普段使いすれば丈夫でメンテナンス性も高く多少雑に使っても問題無い安心感。
逆にレスポールはイタリア製でカーボンフレームのデローサ、カメラで言えばライカのレンジファインダーである。
デザインやボディの嗜好性が高く、耐久性よりも突出した性能を秘める。
そんなイメージ。


持ってみて、握ってみて、オリジナルは想像以上にストラトだった。 イメージ通りってこと。ストラトってこんなだよねって感じが実体化している不思議な感覚。逆にスタンダードはネックが細くてネック裏のサテン仕上げとかに違和感を感じた。

いや、なんか凄い良かった。店員に告げる。
弾いてすらいないのにw
何を言ってるんだと自分で突っ込んでしまった。
しかし店員さんも、見た目も含めてなんかいいよねってフィーリングが大事だとフォローしてくれた。使い心地は結局後からついてくるものだし、音に関しては仮に誰かに良い音だと勧められても本人次第だと。

ストラトのSSSピックアップは内部がHSHのスペースで作られているので、仮に3コイルがダメならハムバッカー載せることも出来ますよと。
これは目からウロコだった。
あれ、ストラトありなんじゃないかとw

そして、、表示から◯万円値引き+デフォルトのハードケースに加え1万くらいのソフトケースもサービスで付けてくれかとか。。さすがエレキギターが売れないこの時代に多数のカスタム取り扱いも有るフェンダーフロアを持つ楽器店だ。
何しろ店員さんの接客も丁寧で素晴らしいと感じた。

とりあえず今日は↑のストラト気になる症候群が緩和されて満足してしまい、、店を出た次第である。












レコードについて考える。 その3

2019年02月11日 | オーディオ
最近売れているらしいレコードについて、どうしても気になり続けているのでネットで調べてみた。

若い人の動向について、よく分からなかったのだけども、やはりSNSのようである。

若い人に人気のアーティストがアナログ盤を出す。

若い人が買う。レコードプレーヤーで再生している様子や、ジャケットの写真をインスタにアップする。

インスタ映え。

なんかいいな。
レコードプレーヤーで音楽を聴くこと自体が良さげに見える。

広まる。

1976年に2億万あった生産量が2007年には10万枚に。2017年になって10倍の100万枚になったそうである。動きは顕著だけども、数自体はまだまだ様子見な感じなのだろうか。

とある60代DJのインタビュー。
・アナログの方が心地良い。
確実に音が良い。特にアコースティック音楽はアナログが良い。
・ハイレゾ、CD、アナログを聞き比べる実験をしたことが有る。相当良い機材じゃないと違いが分からない。
・にも関わらず、若者がアナログメディアを良いと言うのはよく分からない。
データの方が良いよね。楽だし。

どうも音楽的な部分では無いんじゃないかと。。
僕もそうだけど、そもそも聞き比べる曲が無いからね。もちろんアナログとCDでは聞き比べ出来るけど、若い時に聴いたとか、子供の頃に聴いたなんて曲ではない。思い出補正も皆無だ。

ただアーティスト視点だとまた状況が違う。
アーティスト達にとって、リスペクトする先駆者、レジェンドがいる。それをレコードで聴いていて、アナログの良さを十二分に知っている。
そして自分達が作る曲は出来る限り素晴らしい音質でファンに届けたい。ハイレゾだったり、アナログのリリースに繋がる。
ファンは彼らをリスペクトしており、その発信をそのまま受け止める。結果若い人がレコードを手に取り始めた。
音楽の原点回帰は幾度となく行われているようで、それもまた今の流れに有るのではないだろうか。

ちょっと話は飛ぶけど、最近子供の頃に育った街を散歩することがある。よく通ったCDショップ、本屋、ゲーム屋は1つも残って無い。子供の頃って、あの店に行けば好きな本が売ってるとか、好きなアーティストのCD新譜が買えるとか、ポスター貰えるとか、そういった楽しみが有ったような気がする。
今の子供はどこでそういった楽しみがあるかというと、ネットにしか無いんじゃないかと。
だからお年玉あげたら5分でitunes cardに変わったとか、そんな記事があるんじゃないかと。。
モノよりコトなんて言われてるけど、やっぱり所有する楽しさってあるんじゃないかと思う。
それがレコードの所有欲にも通じてるんじゃないかな。今までデータでしかなかった音楽を手に取る。大事に扱う。なんか逆にモノで新鮮なコトを得ているのかなって気がする。

インスタ映えするかどうかってあんまりよく分からないけど、写ルンですみたいな写真が映えるとか聞くと、普段あんまり考えてない共通認識、感覚を共有出来るかどうかにあるような気がする。富士フイルムはテイラースィフトに持たせてまで?インスタントカメラを売り出している。著名で尊敬出来るアーティストが実は凄いアナログなアイテムを使っていたんだってことで、共感出来るところを狙っていると思われる。

だから良いものは良いし、普遍的にインスタ映えるものが実はあるんじゃないかと思う。なんかinstaxとアナログレコードは共通した点を感じる。
まぁアーティストが良いと思うものをファンが良いと思うことも昔からある流れなのかと思うけど、、。アナログレコードに至っては何故今?ってことを考えると、原点回帰とSNSがタッグを組んだように感じる。








レコードについて考える パート2にて、膝を抱える。。

2019年02月10日 | オーディオ
先日レコードについて、色々考えてブログに書いた。なんだか調子に乗って、レコードを聴いてみようと思う、みたいなカッコいいこと?書いたんだけど、、

何聴けばいいの?、、w

ってなって、意気消沈。笑。
いざコンテンツ、レコードを適当に検索してみると、知っているアーティストってNUJABESくらいw。
そりゃそうだわ。僕はあんまり何でもかんでも聴く方じゃ無いし。CDですら適当に借りてみても、馴染みの無いアーティストは結局あんまり聞かない。だからCDのジャケ買いとか信じられないし、ラジオも聞かない。基本的にNO MUSIC NO LIFEではないのだ。

先日レコードの話しをした先輩は、若い時は寝てる時以外は音楽を聴いていたという。僕には出来ないというか、そんな習慣が有った事がない。
余談だけども、音楽を一通り通ってるだろう人に、何聴くの?って聞かれることほど困ることはない笑。

BGM的に聞き流せないというか、なんなんだろう。昔からそうである。相当気に入らないと聞こうとすら思わないのである。小学生の頃、友達から8cmのシングルCDを10枚くらい渡されて、感想聞かせてよ!って言われた事がある。なかなかの苦行だった。。笑 結局2-3曲聞き流して全部返した。

ピストルズとかACDC、ディープパープル聞いてないとかあり得ないよな、、とか思ってレンタルしてみても、ちょっとよく分からないなって返してしまう。それの繰り返しだった。
ピンクフロイドもよく分からなかったし、ニルヴァーナ、U2、コールドプレイあたりもちゃんと聞いたこと無い。

てかレコードだとさらに昔。。? 一体何を聴いたらいいんだと、膝を抱えてしまう。
まるでタイムマシンで50年前の知らない国に行って途方にくれるような気分である。

で、調べるとアニメ系を。まどかのアルティメットベストアルバムがLPで出てた。既にプレミア付いて2,5000円也。ハルヒのハレハレ愉快もプレミア。。。。そんなのCDでよくね?

ということを考えてみると、レコード、、やっぱいいかな?聞かなくても、、?って思ってしまう。

レコードプレーヤーは見てると面白いけどね。
めっちゃ興味湧く趣味道具である。インテリア的にも最高。面白いのが、オーテク、ヤマハ、デノン 、テクニクスと、最近のオーディオやAVで直接競合では無い企業群が的確な製品を出しているところ。オーテクは元々レコードプレーヤーの部品を作っていたとか、なるほどそれなら納得みたいな、調べていて面白い。

昨日見たヤマハのプレーヤーに至っては?ハイレゾもOK、レコードをデジタル録音したり、レコード音源をブルートゥースで飛ばせるとか、何だか凄まじい進化をさせていて大変驚いた。
やはり若者向けなのかなぁ。。
若者がレコードを求める心理が今ひとつ分からない。中途半端なおっさんになった気分だ。
普通、こういったリバイバルというか、原点回帰の流行りは、おっさんがリードして引っ張っていくものだと思うが、、リバイバルが僕の世代を軽々と飛び越えており、どうやらリードするのは40代の役割らしい。

よくよく考えてみたら、レコードプレーヤーの前にオーディオ用途のCDプレーヤーに投資した方が、趣味的にも時間的にも幸せになれるというのもある。CDプレーヤーからプリメインアンプ にアナログ出力。聴いてみたい。
正直言うとハイレゾとCDの違いもよく分からなかった経緯があって、僕の中でCDは未だに高音質で便利さがトップクラスという不動の位置にいる。
僕にはCDの方がいいかな。







オーディオユニオン柏店でELAC 旧bs403を試聴してみた。

2019年02月10日 | オーディオ
先日御茶ノ水のオーディオユニオンに行ってみたところ、柏店にELAC bs403が有りますよと聞いていたので今日思い立って行ってみた。
東京メトロ半蔵門線から直通の東京スカイツリー線へ、スカイツリーを通り過ぎて北千住でJR常磐線に乗り継ぎ、千葉県は柏へ。

柏は東京へのアクセスが良い為ベッドタウンとなっているようである。家賃も信じられないくらい安い。駅周辺は、まさに駅中心に発展したような感じ。駅周りにあらゆるショッピングビル、飲食店が集中している。駅周りの立体歩道が発達していて、便利である。ネットで調べてみると、そういった駅周りの歩道橋兼広場的な高架歩道のことをペデストリアンデッキというらしい。
地面に降り立つと、高架下は未開発地のような、何も無い道路も。駅周辺の構造上、出店の有る無しの差が激しい。

オーディオユニオンは、立体歩道を降りた先の丸井モディのちょっと先に有った。
新宿よりもこじんまりした店で、客はほとんどいない。店を見渡すと、レコードプレーヤーの並ぶコーナーが、、。やっぱり流行ってるのか?デノン 、ヤマハ、テクニクスの3〜7万円台。いわゆる大人用入門機なのかな。店内はハイエンドとそれ以外で2部屋に分かれている。ハイエンドは値札30万以上のアンプやスピーカーが並ぶ。

狭いスピーカー売り場に敷き詰められたお目当ての403発見。試聴は、、ネットワークオーディオコーナーに置かれたラックスマンのCDプレーヤーとプリメインアンプ にて。。そのプレーヤーとアンプ↓



コンパクトな筐体とインテリア性が売りのネオクラシコシリーズ。各20万円台。
真空管アンプを聞いてみたいと思ってたのでちょうど良い。

スピーカーはこちら。
2012年発売のELAC bs403。28万円販売価格に対して値札は15万弱。お買い得だ。


感想としては、、正直あんまり良くなかった。
というのも、アンプが良くないんじゃないかと、、。
高音は綺麗に出てるのに、中音が出てない。広がりも薄い。そして何だか音が硬い。なめらかさが無く繋がりが悪い。ドラムのハイハットも不自然だった。
真空管アンプってこんなもの、、? ちょっと期待外れだった。今までの試聴経験から察するに、恐らくアンプの出力が弱い。御茶ノ水でFS207をAuraの小型トランジスタアンプで聴くよりも、なんだかパワーの足りなさを感じた。真空管アンプって出力が弱いらしい。

店員に聞くと、このネオクラシコは昔のラックスマンらしい音では無いという。昔は僕が尋ねたAuraのように、中音にツヤがあってギュっとした感じだとか、、。実際僕が聞き比べた訳では無いので、定かではないけど。それにしても、値段の割にその程度なのかと思わざるを得ないアンプだった。もしネオクラシコ買うくらいなら、ヤマハの10万円台で十分なのでは?って感じだった。ヤマハでELACを試聴した時に近いイメージ。スピーカーとの組み合わせはあるだろうけど、何が真空管アンプらしさで、どう良いのか何も感じなかった。

店内が狭過ぎて、人1人通れるT字路で聞いたのも良くないのかなぁ。ほぼ目の前にガラスショーケースも有ったし。。
403の真価は分からずといったところ。でも解像感もあまり良くなかったから、やっぱり18年発売の後継機vera400シリーズよりも差が有るのかもしれない。旧bs403をまともに試聴出来るところは他に無いので、このまま候補から外れるかと思われる。

いまのところ、もし今回みたいに価格で検討するなら12万円のKEF、LS50がトップクラスである。
うーむ、ヨドバシ秋葉原で再度KEFをAura vitaで聴いてみようかなぁ。。












レコードについて考えてみた。

2019年02月09日 | オーディオ
最近会社で40代後半の先輩と話していて、レコードを聞いたことが無いと言ったら驚かれた。よく考えてみたら30半ばの僕の年代なら聞いたことくらいあってもいいのかとも思うんだけども、身近にレコードやレコードプレーヤーがあった記憶が無い。。w
その先輩と話してて、ちょっと気になったのが、昔レコードで聴いていた曲のデジタル圧縮音源をスマホで聞くと、聞こえない音が有るという。これだけならまだ分かるんだけど、、デジタルではハイレゾを別としてCDを聞いても圧縮音源と同じだったという。

ネットで簡単に調べると、CDは人間が聞こえないとされる周波数の音がカットされて入っていない。聞こえないとはいえ、なんか気になった次第である。レコードを聴いたことが無い故に余計に興味が湧く。

しかしながら知識として知っているレコードという物は実に面倒だ。物理的な接触で音源を取り出すレコード。磨耗したり埃に弱く洗浄が必要というレコードは信じられないくらい面倒だ。プレーヤー、フォノイコライザー、アンプ、スピーカーが必要で、機器の選定、設置や電源の管理もシビアである。適当な値段の機器同士を適当な場所に置いて、適当な線で繋げばある一定の高音質が
得られるデジタルとは訳が違うと思われる。
おそらくレコード時代のアナログな作法が昨今のデジタルオーディオにも引き継がれており、数万〜数十万円するUSBケーブルや電源などが売られているのではないかな。
やはりアナログは通ってないので、やや懐疑的である。しかし自分で音を作り込んでいくのが楽しみの1つという見方では、そんなお作法もちょっと興味が湧く。

僕は80年代前半生まれである。物心ついた子供の頃に初めて触った音楽メディアはカセットテープだった。もちろんCDも有ったけど、初めてCDを触ったのは多分小学生になってからである。
小学5年〜中学生で携帯CDプレーヤーを持ち歩き、90年代中頃からMDを使い初めた。高校生の頃はずっとMDだったな。。ちょっと遅れて携帯デジタルプレーヤーを手にしたのは04年頃かな。ゲームウォッチみたいなモノクロ液晶でHDDの入った3代目ipodだった。
話はそれるけど、携帯CDプレーヤーって音が良かったらしい。考えてみると黎明期の携帯音楽プレイヤーはMP3が主流で、音質は良くなかった。

僕にとってCDは常に音源の最上位にあって最高音質のメディアだった。今はハイレゾが有るし、ストリーミングも有るしで、CDは落ち目だ。音質、利便性、価格、全てがアップデートされており今後どうなってるかいくのか気になっている。

レコードに話を戻すと、今何故かレコードが売れているらしい。ソニーが数十年ぶりにレコードを生産するニュースを見て驚いた。何故と書いたのは、僕がレコードを聴いたことが無いからだ。CDですら売れてない時代に、CDより価格、利便性に劣るレコードが何故売れてるのか。僕にとってレコードはCDの下位互換としか見ていなかったので特に理解出来ないのである。
そこで、冒頭の先輩の一言である。
必ずしも音質がリバイバルブームの理由ではないと思うけど、、気になるよね。繰り返すけど、聴いたこと無いから余計に。

もう一つ気になっている理由が、カメラである。僕はオーディオとカメラが近いように感じている。 カメラ、写真業界ではアナログな露光媒体である写真フィルムからデジタル撮像素子に移り変わった。写真フィルムを本業として生産していたコダックは経営破綻した。富士フイルムも極一部の製品を残して生産終了して、本業をオフィス用品、化粧品、デジタルカメラに移行した。
僕は生産終了になる直前に2社の35mmモノクロ写真フィルム、トライX、アクロス、ネオパンを使うことが出来た。現像は店にお任せのデジタルスキャン止まりだけど、、。でも僕の中ではモノクロフィルムの写り方はデジタルカメラでは再現出来ないという結論である。モノクロフィルムで撮った写真はお気に入りが多い。flickrにアップしている写真でイイね数、閲覧数の上位はほとんどモノクロフィルムで撮った写真だ。

写真フィルムも撮影現場の環境作り、現像、焼き付け等、こだわれば終わりが無い作法を必要とする。シャッターボタンを押せば何となく良く写るデジタルとは訳が違う。

レコードを写真フィルムに置き換えてみると、なんとも羨ましいよね。富士フイルムやコダックが2040年に35mmモノクロ写真をフイルムを再生産するなんてことは、今では見当もつかないが、まず有り得ないと感じる。

技術の進歩が有ると利便性の高い道具が生まれると同時に、人の主観でしかないような、なんかいいよね。味が有るよねって部分が置き去りにされていくと感じる。新しい道具でそれを再現するには相当に長いブラッシュアップ期間を要するし、再現されたものに満足する人、出来ない人が出てくる。さらにその次の技術が生まれてうやむやになっていく。
写真フィルムとレコードの共通点だと感じる。

しかしながらどんなに新しい技術が生まれても、原点はアナログに有るのだと思う。技術や道具自体に価値は無く、あくまで価値を感じる体験に有るのであって、それはブレることが無い。
特に写真を撮る、表現する、音楽を聴く、想像するという行為は人間の感性に結びついている。鉛筆と紙で価値のある絵を描けない人は、どんなに高性能なPCやグラフィックソフトを使っても絵が描けないのと同じで、きっとアナログで出来ないことを技術の進歩が補うことは出来ない。

つまり、レコードを聴いてみようかなと。











近況について。何かが間違っている労働環境。

2019年02月03日 | 仕事
今日は千葉県に有る中古オーディオショップのオーディオユニオン柏店に行こうと電車な乗ったんだけど、、やっぱりめんどくさくなって神保町で途中下車。腹が、、減ったので、いつものタレカツ屋。近くにある書泉グランデを徘徊した後は喫茶店のコンボ。安定した休日である。

オーディオにはまってはいるけども、最近あまり消費欲が湧かない。ニンテンドースイッチも飽きてないし、まだしばらくは何も買わなくていいかなと。

消費欲が湧かないのは、平日の長時間労働のせいである。月平均80時間は残業している。1週間きっちり20時間長、18時定時に対し21:30〜22:30退社、日数にして2.5日。入社してまだ2ヶ月しか経ってないが。
長時間残業は人が足りないのが理由である。僕が入社した翌日、同部署内で2人辞めた。2日で2人から引き継ぎと呼べないような引き継ぎをして今に至る。 さらに前任2人がやってなかった新規の客先もその上に乗っかり続け、実質2.5〜3人分の負担がのしかかっている。
1人分ならじっくりやっても決して今みたいな残業になるような仕事量ではない。おそらく19時から20時には帰れる具合だ。

入社1週間で、知人に2人からの引き継ぎの話をしたら、やべー会社じゃないっすか!wって言われたけど、その通り、やべー会社だ。
はっきり言ってこの状況が続くようであれば、とても長く働ける会社とは言えない。メーカーだからと覚悟はしていたのがまだ救いである。
とはいえ、この状況はやはり何かが間違っている。

今辞めることは簡単だけども、先が続かない。今辞めようものなら履歴書に傷が付くのはもちろん、割安な前職給与と、最終職歴が契約社員が付いて回ることになる。前職の会社都合失業保険が残っているとはいえ、最悪な再出発となる。それは避けたい。それに今辞めるような会社を履歴書に書きたくない。もう既に2年前に3週間退職の失敗が書かれているのだ。
仮に辞めるなら、1年半後、正社員でボーナスを年2回もらった後、2020年の夏だ。それで現職の最大年収に近づく。

社内環境は良い。同僚も良い人が多い。
しかし、やはり同族経営の零細企業である。勤怠管理はグレーだ。タイムカードも無い。みなし残業代制度。管理職のマネジメント義務が無い。
本当によく有るタイプである。
就活中の自分のブログを見返すと、これら全てを直感して、やっぱり採用は断るべきだと書いてあって笑ってしまった。笑 なんでこの会社に入ったのか。

こんな状況なので、人材会社の担当者から入社後状況伺いのメールが来たが返信していない。
メーカーだから、という点で察する以外に今の状況の大半を想定出来るような求人案内では無かった。正直今は話すことが無い。

4月に1人戻るらしいので、それまでは様子見である。同僚に相談してみると、反応は色々だけど、やはり異常事態らしい。心配してくれる人や21時に肉まん買ってきてくれる先輩もいる。会社の異常事態を新入社員の僕が長時間残業で穴を埋めようと必死な構図なのはまだ救いである。
昨日も、今僕が戦っている超短納期かつ大型売上の新規の件で、とんでもねー状況だと全員で話していた。半分笑い話だけども。

入社から欠かさずやっていることが1つある。大袈裟でも笑い話でも自分から周りに話していくことである。この劣悪な労働環境もそう、仕事内のフォロー、相談、小さな会社ではそれが自分の身を守ることに繋がる。

これが商社なら他部署の誰が24時間働こうが死のうが関係無いのかと思う。コンプライアンスな報酬と、ある程度の労働マネジメントは有るけど。そんな会社からしたらまだマシな方なのか。

仕事が終わろうが終わるまいが、鍵を持つ同じ長時間残業の先輩が帰る時間には会社を出る。あまりにも終わらないので、もはや諦めの境地に達しており、会社を出たら何もかも忘れるようになってきている。
それがまだ続けられる要素になってきているのだけど、その状態でも数十万も散財する気にならないのが実情である。もし仮に1年半後辞めるなら、自己都合だから失業保険は4ヶ月弱出ない。蓄えが必要である。

なんか暗い記事になってしまった。。
今日はオーディオの話は無いし、帰ってスプラでもやろーかな。