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新宿バルト9 『楽園追放-Expelled from Paradise-』2回目感想+パンフ購入 14-11-29

2014年11月30日 | アニメ




2014年11月15日公開『楽園追放-Expelled from Paradise-』

先日同様に新宿バルト9にて、2回目見てきました。

夜10時15分の回、終了時間が終電間際にも関わらず、結構人入ってました。ネットでの評判もいいし、口コミで広がっているんでしょうか。

驚いたのは昨日入荷したばかりのパンフが既に売り切れていたこと。

昨日買っておいて良かったです。。

※1回目の感想はこちら


2回目、テーマとされている『人間の尊厳』とは何か考えてながら見てみました。

ディーヴァでは無用なものとして切り捨てられ、人間が失ってしまったもの。。

生身の体で生きること、5感で得ることの出来る経験の素晴らしさは、ディーヴァではアーカイブされることなく

「進化」と銘打たれた超体験をもって人間の末裔を楽園に拘束している。

人間らしさを捨て、さらには地球をも捨てた人類とは逆に、地球で生きる人間の為に外宇宙にることを「存在意義」と言うフロンティアセッター。

この「存在意義」という言葉が、何だかぐっときました。

最終的にアンジェラ、ディンゴ、フロンティアセッターを結びつけていたのはこの言葉なんだと思う。



アンジェラが戦闘中に上空から地球を見下ろすシーン

あの時、地球を見て何か思ったんでしょうね。。

ディーヴァの暮らしの中で「コンテンツ」とされていたものは、地球の模倣なのに、実際の地上はとんでもないことになっている。

どうして人間は捨ててきたのか、自分がディーヴァ市民が知らない素敵なことが沢山有るのに。。。

自分がすべきことに気付いたのかもしれません。



水島監督が、あるインタビュー記事で「2回目は音に注目して下さい!」と言っていたので、注意して聞いてました。

色んな音が入ってますね、、凄く情報量の多い環境音、そして物の質感がリアルで手に取るように伝わってきます。

セルアニメの頃は音響効果で映像に質感を付与していたとエヴァの庵野監督が言ってましたが、楽園追放においては映像にも質感が際立っているし、その相乗効果はすごいです。

電脳世界から初めて地上に降立ったアンジェラが感じている生々しい音、それが観客にも伝わってくるようだなとおもいました。


質感だけでなくて、重さも伝わってきたんですよね。。 これって凄く重要な要素だと思いました。

迫力の有る戦闘シーンは、アーハンの重さが伝わってくるからこそ、夢中になれました。


あと気になったのは、キャラクターの表情の作りが凄く丁寧ですね。

特に瞬きと口の動きが自然だなぁって思いました。

その2つが不自然だと、きっとセルルックに見えないと思うんですが、2Dアニメと見分けられない程に作り込まれています。

アンジェラがうどん?を食べているシーンで口をモグモグさせていますが、そこが一番自然だと思いました。


戦闘シーンは本当に心踊るような迫力で、もうスクリーンに釘付けになります。
元マクロスのアニメーター板野一郎氏の指導によるアクロバティックな宇宙戦は日本アニメの重要文化財だと思いますw
新型アーハンによるレールガンの一撃までのテンション!ヤバいです。 あのテンション、スピード感はなかなか他の作品では見れないですね。。

パンフレット表紙




このタイトルロゴの文字!良く出来てますよね。。  厚みの有るプリントになっています。


ムック本仕様で厚みがあります。



まだ熟読していませんが、、劇中のビジュアル集、設定資料集やラフ等、ストーリー、キャストインタビュー、制作陣キーパーソンのロングインタビュー

製作コンセプトや、ワークフロー解説等 全74P  読み応え有ります。

虚淵玄氏のインタビューで、作品の解説を交えながら、SFとは何か?みたいな深いところまで語られていて、非常に面白かったです。

あと劇中であまり語られていないディーヴァの設定や、名場面の台詞などが見れたのも嬉しかったですね。

いかに情報量の多い映像作品なのか、改めて実感しますね。。

劇場で見終わった後も楽ませてくれます。

2014年12月10日発売のブルーレイが楽しみです

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映画館でアニメ観賞 新宿バルト9 『楽園追放-Expelled from Paradise-』

2014年11月23日 | アニメ


2014年11月15日公開『楽園追放-Expelled from Paradise-』

アニメジャパン2014の展示を見てから気になっていた劇場版アニメです。

公開から1週間程経ってましたが、11月23日に見に行ってきました。

事前情報としては、まどマギで有名な虚淵玄氏が脚本を書いているということだけが頭に残っている状態でしたが。。

いや~面白かった。。!! 映像も脚本も素晴らしい、僕が好きなSFかどうかもマッチしてて、本当に面白かった。

開始5分で、あ、これは面白い。。帰りにパンフ買って帰ろう (見る前は2000円の値段が引っかかってた)

30分後、ブルーレイ必ず買おう。

終了後、あと2回は見に来よう。 エヴァの新劇場版見た時のように、帰りはニヤニヤ顔でした。。きもい。

※2回目の感想はこちら

パンフ!! 売り切れでした。。。公開2日で劇場販売版ブルーレイが売り切れたことを受けて監督が「もっとプレスしておけば。。」とコメントされているように、、

予想以上に需要が有ったようです。 今後、仕事帰りにバルト9に通ってパンフはゲットします。

昨日同じ時間に見に行った進撃の巨人よりも、明らかに多く人が入ってましたね。。。

てかこんなに面白いのに、なんで13館しか公開してないんでしょうか。。。

※追記 11月24日

池袋HUMAXシネマズにパンフを買いに行きましたが、やはり売り切れでした。。。

11月29日(土)には再入荷するとのことです。

※追記 11月28日

新宿バルト9でパンフ再入荷してました。
早速購入しました。

※追記 11月29日

新宿バルト9のパンフまた売り切れてました。。 再入荷して1日で無くなるなんて。。


ストーリーで感じたのは、SFが良いこと。

サイバーパンクって好きだなぁと。 反骨精神に感化されるというか、システムの対比として自由を求める姿に共感を覚えるんでしょうね。

人間が失ってしまったものを受け継いだ人工知能フロンティアセッターが、人間の末裔と表現されていたのが印象的で、そこに一番感銘を受けました。

思い出したのが、ハリウッド映画『A.I』のラストで、3万年後に知的生命体が主人公のAIロボットと遭遇した時、感情豊かで愛情深い彼を作った人間は素晴らしい、、って言うシーン。

人工知能が関わる話しは昔から好きですね。。。 ドラえもんを見て育ってますからw

人間の善と悪が生き写しになっている人工知能を見ていると、何だかぐっと来るんですよね。SF物の基本とも思ってて、それは人間の本質をより白日の下に晒す効果が有るからかなぁ。

フロンティアセッターは善で良かったです。彼には涙を誘われました。。


地上に降り立ってすぐに病気になってしまうアンジェラを見て、あ、想像と違う方向に進んでいく。。。と思いました。

想像だと、もっと完璧でずっとシステムに守られているような美少女アンドロイドのイメージだったので。。w

或は、攻殻機動隊の草薙素子のように、あまり感情を表に出さないような。。

ハードボイルド路線かと思ってましたが、そうでは無かったです。

もっと、人との対話を大事にして、ポジティブな人間らしい原始的な欲求を包み隠さず体現していました。

「ロックを骨で感じる」とか、仁義とか。。


何でSF物寄りの感想が強かったのか、考えると、、

まず、明確なエロシーンが無い(想像と違う方向)。

主人公アンジェラの生き方をも変えた人工知能フロンティアセッターの存在が大きい。

ディンゴとアンジェラが特に恋愛関係に発展していない。

この3点でしょうか。主人公がアンジェラでハリウッド映画だったら、ラストはディンゴとアンジェラがキスして終わりそうですけど。。。w

そうしないのは、個人的に好感が持てました。基本的にガールミーツボーイとか、単純な男性女性、アダムとイヴの役割ではないんでしょうねこの2人は。

綺麗で可愛いアンジェラも、最後には歯食いしばって戦ってますし。。 あの顔好きです。素敵でした。 


虚淵先生が脚本している最近の作品だと、『彗星のガルガンティア』、『PSYCHO-PASS』などが有りますが

この楽園追放に関しては、ガルガンティアが近いのかなぁと思いました。

ガルガンティアも、SFが良いなぁと思っていた作品で好きです。


ストーリーとは別に感じたことですが、フルCG製作のアニメーションやばいですね。。もちろん良い意味で。

いつのまにCGでこんなに面白いアニメが作れるようになったんでしょうか。。。  これは見ていて終始思いました。

物の質感、キャラクターの自然な動作、手書きアニメみたいです。

このような技法はセルルックアニメーションって言うらしいですね。

『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』 これも、見終わってからフルCGと知って度肝を抜かれましたが、、

それ以上に進化しているというか、「日本特有の手書きアニメをCGで作る」これは今後新しいスタンダードの1つになるんでしょうね。

あくまで手書きアニメが核になっているところが好きです。 多分、十年後とか、古さを感じないのではないかな。。

EVA新劇場版みたいに手書きとCGを棲み分けて並列に見せるのとも違う良さがありますね。


メカデザインも素晴らしいですね。。 球体から変形するロボ、めっちゃツボでした。超かっこいい。こんな複雑なオブジェクトが重さ、スピード、質感豊かな表情で壮絶なアクションをする。。完全に目からウロコでした。

家庭用ゲームで3D黎明期から見てきたCGムービーとは目指す先が全く違う、作り手の意志を感じるクオリティだと思います。

また、はっきり言って日本の実写映画のCGはハリウッドに及びませんが、近年のアニメのデザインワークはそれを超越している気がします。

例えば、この楽園追放と『オブリビオン』、見比べた時、なんかそう感じると思うんですよね。。

映像作品なので、決して単純な優劣が付くものではありませんが、そのくらいこの作品はレベルが高い作りになっていると思います。


ラストのED途中に、ディーヴァのお偉いさん?の意味深なやり取りが有りましたが、次回作に繋がるのかな。。と思いました。

初週から興行収入も良いみたいなので期待しています。

一般ブルーレイは異例の早さで12月10日に発売予定で、もちろん買いますが、あと2回くらい劇場に見に行きたいです。


入場特典B5下敷き


9階の等身大フィギュア





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映画館でアニメ観賞 新宿バルト9『劇場版 進撃の巨人[前編]紅蓮の弓矢』2014-11-22

2014年11月22日 | アニメ


2014年11月22日公開『劇場版 進撃の巨人[前編]紅蓮の弓矢』

実写版のキャストが公開されて何だか盛り上がってますが、僕はアニメの方が好きなので。。。

特に予備知識も無しに見てきました。

入場特典付きです。このミニ色紙は5週連続で絵柄を変えて配布されます。ランダムじゃないのは良心的かな。。。w

でもリヴァイは5枚目なんでしょうねきっと。。w



いつものお気に入り、新宿バルト9のC列で見ました。

このC列、前が通路なので開放的なんです。足も自由に組めるし、荷物も通路に置けるし、トイレに行く時も他の人の迷惑にならない。

おすすめです。。w ちなみにC列はキネゾーで予約出来ないですね。1階か9階の端末では予約出来ます。

視線移動が多くて大変そうななイメージが有りますが、案外いけます。スクリーンから離れるほど大画面の醍醐味は減りますし。。

昨年、まどマギを20回くらい色んな席で見た結果、このC列が個人的にベストでした。


内容は総集編です。

シガンシナ陥落~解散式~トロスト区攻防編  テレビシリーズでは1話~13話ですね。サブタイトル通りです。

やや笑えるシーンも有る訓練シーンはばっさりとカットされていて、全体的にシリアスな構成でした。

メインの見せ場はトロスト区攻防編。 初陣以降は、どこがカットされているのか分からなかったです。

時間よりも長く感じましたね。。119分とのことですが、2時間半くらいは見ていたようなボリューム。

テレビで見てた時も思ってましたが、劇場映えするストーリーですよね。

巨人から出てきたエレンにミカサが駆け寄るシーン、好きです。。


音に関して。

音はめちゃくちゃいいです!! ちょっと後加工な感じも有りますが、迫力のサラウンド音響を楽しめます。

あまりにも良いんで面食らいました。

巨人の足音に派手なウーファー、縦横無尽にワイヤーの音が飛び交う立体起動装置を使った戦闘シーン、奥行きのある台詞

序盤で超大型巨人が出てきた時、ウーファーが最大出力で唸りまくってましたw

ちょっと高音がキンキンするくらいに音量も上がってます。最初気になりましたけど、すぐ慣れます。

やっぱり、映画館のサラウンド環境で見ると、感覚としては等身大サイズのキャラクターがより自然な音を出してより自然に見えますね。

例えば、42インチのテレビや80インチのプロジェクターで見ても、スクリーン内で等身大シーンって少ないと思うんです。

あれ、分かりにくい、、どう言えば、、、、w

つまり、スクリーンが小さいと、音響でいくら自分の周りに等身大の人物がいるように聞こえても不自然ということ。

例えば、42インチのテレビで、リヴァイが立体起動で画面のレイアウトから外れたとします。

音響では視聴者の左後方へ、等身大のリヴァイが飛んでいく音が有ったとしても、見てる映像のサイズと一致しないというか。。。

映画感のスクリーンサイズだと、必ず等身大以上のサイズなので、自然に聞こえる気がします。


画質は、さすがに綺麗です。

これでテレビシリーズの素材なんだから凄いですよね、、、同業者の方も舌を巻くんじゃ。。なんて勝手に想像してます。

進撃の巨人のアニメは、つなぎが無いんですよね。。いわゆる丸々ワンシーン外注で絵柄が変わるみたいな、そんなのが無い。

全体的に作画クオリティが非常に高いです。 去年、池袋サンシャイン60 進撃の巨人 調査兵団資料館で複製原画を見ましたが、圧倒的に綺麗でした。。。

アニメーターってほんと凄いですね。


自宅でプロジェクターの画質調整の参考に、スムージングの程度を注目してみました。

ちょっと意地悪な見方をすると、スムージングは強めですね。13階のシアター9で劇場版のアニメだと、もっとはっきり輪郭が出てもいいような。。

単純に席がスクリーンに近過ぎなのか。。。w

業務用で最高レベルのプロジェクターなので、家庭用2Kブルーレイとは比べ物にならないですね。。

シアター9のプロジェクターは4Kなのかな。。

公式HPには、BLu-rayパッケージ用の完全マスターデータを再編集!とあります。 納品も4kなんでしょうか、、映画館で見られる映像は本当に贅沢で素晴らしい。


9階フロアの様子








10階のカフェ




映倫マーク前の予告で、アニメ第2期が2016年に放送決定! とありました。

楽しみですね。

ちゃんと原作を読まないと。。

ほんと後悔してるんですが、wikiで、鎧の巨人の中の人を見てしまってから原作に手が伸びません。。

近いうちに全巻一気に揃えよう。

進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)
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Leica × 池袋 モノクロスナップ_01

2014年11月18日 | 写真
Unknown
Leica M3 summicron 50mm f2 kodak tri-x 400

1つの町を練り歩いて写真を撮ることは色んな発見が有って面白いです。

僕の好きな町、秋葉原、上野、浅草、、そして池袋

好きな町には自分を惹きつける何かが有るんじゃないかと思います。カメラを持って歩くとその片鱗が見えるような気がして、自然と撮りたい物が見つかります。

Rail way
Leica M3 summicron 50mm f2 kodak tri-x 400

僕にとっての池袋は映画とサンシャイン60の町です。子供の頃よく来ました。

昭和末期、動く歩道エスカレーターや巨大なサンシャインビルは特に印象強かったですね。

Express way 2
Leica M3 summicron 50mm f2 kodak tri-x 400

Cat living in the park
Leica M3 summicron 50mm f2 kodak tri-x 400

Entanglement
Leica M3 summicron 50mm f2 kodak tri-x 400

大人になってこう改めて見直してみると、昔と変わらない独特な閉塞感がいい感じです。なんか落ち着きますね。

個人的にはモノクロフィルムと相性がいいと思います。

Under the express way
Leica M3 summicron 50mm f2 kodak tri-x 400

MTB & Umbrella
Leica M3 summicron 50mm f2 kodak tri-x 400











Leica SUMMICRON 50mm F2 沈胴 モノクロ撮影

2014年11月16日 | 写真
SUMMICRON-M 50mm F2 Collapsible

ズミクロン50mmF2 沈胴タイプです。M3とセットで購入しました。

M3の方はオーバーホール済みでそれなりのお値段でしたが、ズミクロンの方は状態があまり良くないのもあって、お値打ち価格でした。

M3同様に1954年製だったと思います。固定鏡胴になる前のタイプですが、中身は同じです。

ところどころ印字の色が抜けていたり、前玉には細かい傷が沢山有ります。

鏡胴に少しガタもあって、絞り羽根には少し油が見えます。かろうじてバル切れは、、無さそうです。

買った当初はちょっと不安でしたけど、、

使っていくうちに、何の問題も無いという結論に至りました。

本当に良く写ります。

m3_sag_tx400_13-6-22108
Leica M3 summicron 50mm f2 kodak tri-x 400

Rail way
Leica M3 summicron 50mm f2 kodak tri-x 400

F2~4くらいまでは、ちょっと解像の甘い部分が出ますが、F5.6以上に絞れば全面バシッと解像します。

とにかく細かい物を良く拾います。 現像後の出来上がりが楽しみになるレンズですね。

Tokyo tower
Leica M3 summicron 50mm f2 neopan acros 100


日が落ちてきた夕方頃、F2-無限遠で撮影した東京タワーです。

もやっとした中にピントの芯が有るように見えます。

このような写りは現在の新しい技術で作られたレンズでは、良くない事として淘汰されていますが

僕はこれも1つの表現力として考えています。

この表現力があるからこそ、古いレンズを使う意味があるのかな、、と

Block
Leica M3 summicron 50mm f2 kodak tri-x 400

話しが反れましたが、、ボケはちょっと固めだと思います。上の写真はF2.8です。

場合によってはグルグルボケの要素も少しあるでしょうか。

絞れば現代のレンズと変わらないような写りをしてくれます。

以前、量販店のカメラ売り場でリコーGXR+A12に装着して試写したんですが、驚くほど精細な写りでした。


最近はM3で写真を撮る事が増えました。

1週間に36枚撮りフィルム1本のペースで撮っています。

毎週水曜日は仕事帰りにヨドバシによって現像上がりを受け取り、帰ってからスキャン、翌日の夜に整理してFlickrにupしています。



先日、第4世代デジタルフォントのドイツ製ズミクロンやエルマリートが手が届く値段で中古屋に出ていましたが、、

なかなか、、僕はまだ第1世代が好きです。

。。。とは言っても、第3世代のカナダ製には興味が有るんですけどね。。

「カナダ製は人気が無いから好きだ」というようなことをおっしゃってた方がいて、なるほどなぁと思いました。

それも一興で、個人的にはすごく粋だと思います(笑)。僕も天の邪鬼なところがあるので。いずれ、僕も第3世代でカラーとモノクロ試してみたいですね。

第5世代になると非球面になって、デジタル用に設計されているだろうし、フィルムで使うのはちょっと違うのかな。。


Balloon staff
Leica M3 summicron 50mm f2 kodak tri-x 400

沈胴式のズミクロン50mmF2は、M型デジタル機では沈胴させなければ使えます。

何かで読んだのですが、ガタがきてるであろう古いレンズを沈胴させると、シャッター前の内部の側面に当たる可能性があるからNGとお達しが出ているみたいです。

M3で沈銅させるとかなりコンパクトなので持ち運びに便利なんですけどね。。。

それでも、いずれは購入するであろうM型デジタル機で真っ先に試したいレンズは、、、最近購入予定のズミルックス35mmでも、スーパーアンギュロンでもなく、

この沈胴ズミクロンですね。













三毛猫ポートレイト Leica M3 Summicron 50mm f2

2014年11月12日 | 写真
Comfortable
Leica m3 Summicron 50mm f2 neopan acros 100

休みの日に遭遇した時は写真を撮らせてもらっている三毛猫ちゃんです。

ライカのズミクロン50mm(第1世代)は、カミソリのような切れ味の固いイメージがあって、猫を撮るには不向きかな。。と思っていたんですが。

アクロス(iso 100)のおかげもありますが、F2~F2.8に関してはちょっとだけ柔らかい写真が撮れるな。。と最近気付きました。

いつもはtri-x(iso 400)でf5.6以上に絞っていたので、解放付近はあまり使ったことがありませんでした。

写真はF2.8です。 ボケは固めですが、毛並みのふわっとした感じが出ていると思います。

モノクロフィルムで撮る三毛猫は、被写体として中庸なイメージで好きです。

プロジェクターでアニメ観賞 ブルーレイ『EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO.』

2014年11月10日 | アニメ


2012年11月17日公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO.)

公開初日から色々と物議をかもしたEOEを彷彿とさせる問題作?なんて言われています。

とにかく「訳が分からない」

「変ですよ、ミサトさん!! 急にこんなことになってて、ワケわかんないですよっ!!」

シンジのこの台詞が観客の代弁そのままで、全力で頷いた人も多いのではないでしょうか。。


僕は公開初日に見た時、、予想の斜め上を越えていった、凄まじい。。なんてことをSNSに呟いた覚えが有ります。

前日に序-破と見て、完璧に予習したのにも関わらず、全く想像と違うストーリーで困惑しました。

ただ1つ、「14年前、これが見たかった」 ということ。

これは、みんな死んでしまえばいいのにってコピーの下、次々に主要メンバーが死んでいったEOEと比べて、思った事です。

いわばEOEと完全に真逆で、かつてそれぞれの思惑で憂鬱になり、死を選び、甘受した登場人物達が、命をかけて戦っている。

特にミサトとリツコですけどね。 

破以降、サードインパクトすら生き抜いた彼らの境遇を考えれば、14年後にシンジが訳分からない程に必死であることは、当たり前なのかもしれません。

14年間のことはほぼ何も語られていませんが。その重みは感じる事が出来るのでは。


画質はすこぶる良いです。

破と比べて、CGの使い方が大胆になったような気がします。 艤装作業中の艦隊の映像は全てCGですし、ヴンダーの最初の戦闘シーンもほぼCGですね。

僕はCGってあんまり好きじゃなかったんですが、EVA新劇場版のCGの使い方は本当に好きです。

手書きが基本である事が見て取れるし、その融合性を高める為のエフェクトも丁寧に作り込まれていて、CGらしくない。

作法に捕われず、その先に有る表現したい映像を作る為の手段の1つであるというポジショニングがいいですね。

こんな高いクオリティのアニメは、この先EVA以外で見れるのか。。。 

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プロジェクターでアニメ観賞 ブルーレイ『EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.』

2014年11月09日 | アニメ


2009年6月27日公開『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.)

テレビシリーズに近いリメイクの趣が強かった序と比べて、新劇場版が新たな新ストーリーであることを決定付けた破。

序から続く登場人物同士の絆、テレビシリーズとは異なるベクトルへ進む碇シンジの強い意志が描かれていたのが印象的でした。

笑い有り、涙有り、アクション有り、謎有りの全世代で楽しめるような壮大なエンターテイメント作品になっています。


破の第一印象は、、まず驚きだったと思います。

加持を特別な目で見ないアスカ、3号機に乗らないトウジ、セカンドインパクトの4体の光の巨人、食事会を計画するレイ、使徒に浸食されてリタイアするアスカ、シンジの意志で覚醒する初号機

テレビシリーズと明らかに異なるストーリーになっていたからです。

旧作からのファンにとっては、もしかしたらQよりも、にわかには信じられない展開だったと思われます。。

僕としては、やはり序で感じたミサトとシンジの絆の輪がさらに広がっていくのを感じたことが、今作に魅了された要因です。


画質は良いですが、序と比べてCGのEVAが動く場面が増えた為、シャープが強い設定だと手書きとCGの差が見て分かってしまうので注意が必要だなと感じました。

映画感で見た時は、判別不可能だったからです。その状態が、ベストだと思います。

4kプロファイルは(フィルム)で、スムージングをかけるといい案配でした。

第9使徒の戦闘シーンは手書きとCGの使い分けが絶妙で、凄まじいクオリティだと想います。

後半前の繋ぎになっている第3新東京市の日常シーンでフルCGの人波が描かれていますが、プロジェクターで見て初めてCGだと気付きました。。

序、破両方ともパナソニックレコーダーBZT760で再生しました。

別ページで、BZT760とPS3を比べて、、BZT760は階調性が高く、コントラストよりも細部のディテールの再現が良いと評価したのですが、、

PS3再生で見ていた時と比べて、今回、何か違和感を感じました。ちょっと押しが弱いというか、、ハイライトが足りないというか。。

新劇場版EVAに関しては、PS3の方が見慣れてしまったのかもしれません。


音声に関しては、ドルビーTrueHD 6.1chとDTS-HD Master Audio 6.1chの2つから選べるようになっています。

2004年発売ののDVD『劇場版EVANGELION DTS COLLECTORS Edition』では、ドルビーよりもDTSの方が低圧縮で良質な音声だとされていましたが、

この新劇場版においては、ドルビーの方が音がいいと感じました。

生々しいというか、、僕の環境においては、ダイナミックレンジが広いような気がしました。

前半の第3使徒に戦車隊が砲撃するシーン、発射音や爆撃音などが全然違います。

DTSの方は、ちょっと遠くで聞こえているような感じで、高音部分が足りないと感じます。

ドルビーに切り替えると、欲しいところまで高い音が届く感じ。

スピーカーだとまた違うのでしょうか。。


ストーリーにおいて、僕が今回見て思ったこと。

それは、第10使徒に対して零号機を単独で出撃させたのは、ゲンドウの指示で、それは賭けだったのではないかということ。

自分の知らない死海文書外典に従い、行動しているゼーレに対して焦りがあったのでは。。

暗い目線で「冬月、、少し、、頼む」と言って、司令塔から降りるゲンドウ。その後の零号機出撃。

テレビシリーズでは、レイの独断で出撃しているように見えます。(その後)


新劇場版では、零号機(レイ)を使徒と融合させた後、初号機(シンジ)が救い出すことで、初号機を覚醒させるのがゲンドウの目的だったようです。

第10使徒(ゼルエル)に左腕を吹き飛ばされた時の血しぶきを微動だにせず浴びるゲンドウ。

この時のゲンドウ目線は、賭けの行く末を見守って、レイとシンジの両者に向けられたものだったと考えます。

テレビシリーズではタイトル「男の戦い」とあるように、自らの意思で使徒殲滅に立ち上がったシンジを、息子の戦いを見ていた。

「やはりあの2人で初号機の覚醒はなったな」「ああ、我々の計画まであと少しだ」

あの2人は、レイとシンジのことかなと僕は思っています。


テレビシリーズでは初号機が生命の実を得た後、量産型による儀式で補完計画、サードインパクトが発動しますが、、

新劇場版はもう少し事態が複雑みたいです。ゼーレがサードインパクトで満足するのは変わらないみたいですが。。

ゲンドウの計画はゼーレの補完計画とは違う結末を、さらにその先を求めているのかもしれません。

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Nikon FM2のシャッター幕が壊れて昇天

2014年11月07日 | 写真


Nikon FM2が突然に昇天されました。。。。。。

自慢のチタン製シャッター幕が、てへペロっ!。。しております。

マジか、、おわった。。。。

あまりにも唐突で、ショックのあまりハゲそうです。


原因は恐らく、、フィルムの先端がシャッターを切った時に絡まったのではないかと思っています。

シャッター幕が根元から折れ曲がっており、完全に沈黙。


~事の経緯~

先週末、出先でフィルム交換(皇居東御苑にて2本目)

外人A 「Ah..Film!? Nikon?」
僕  「Yeah、Nikon F・M・2 !」
外人A 「Oh、Nice camera ! 」
外人B 「I remember. It's good camera.」
僕 「 Thanks! Hahaha(笑)」
外人A・僕・外人B 「Hahaha(笑)!」

37枚程、撮り終わる (実は撮れてない? )

フィルムが巻き戻らない
(スカスカで、感触が無い)

シャッター切ってみる(いつも通りのシャッター音)

フィルムが中で切れてる。。? しょうがないなー後で家でゆっくり取り出そう。

後日、部屋真っ暗の中で、開腹

なんか3枚くらいの細長いボソボソした物が手に当たる。。。
フィルムの切れ端かな??
引っ張ってみる。根元が固定されていて引っ張れない。

あれ、スプールに撮影済みのはずのフィルムが巻かれて無い。。???

ボソボソが薄い金属板だと気付く。
まさか。。。。

電気付ける。

ギャー(´・ω・`;) 今ここ


パトローネ室には、ベロが完全に引っ込んだフィルムが有りました。。。

何この密室殺人事件的な状況。。。

そして、何故か漂うデジャヴ感。。。何でだろう? このシャッター羽のボソボソは何かデジャブです。。

子供の頃、同じようにカメラを壊した事があったんでしょうか。。


(仮説)
フィルムがきちんとセットされていなかった---気付かず撮影(1枚も撮れていない)フィルム先端が中で浮いた状態?)---フィルム巻き戻し時に、巻き戻らずおかしいなぁとシャッターを切った

---スプールから外れていたフィルムの先端が幕に絡まってジャムる---シャッター幕損傷---とりあえず巻けてないつもりでもフィルムは巻き戻った?


1つ疑問なのは、フィルムをセットした後に2回は空シャッター切るので、そこできちんとセットされてなければ気付くはずです。。。

フィルム送りが滑る感覚が無かったからです。

なので、もしかしたら撮影済みかもしれません。撮影済みフィルムの先端が絡まったのか。。。

でも、フィルムの巻き戻しが出来たという記憶が無い、撮影時にフィルム送りの感触が有ったのか覚えていないので

恐らく撮影は出来ていなかったと思われます。

このシャッター幕、今回こんな状態なのでべたべたと触りましたが、ブロアの風さえ当ててはいけない。。というのがよく分かります。

すごく弱いです。下側の問題無さそうな方を触ると、、ほんの少し触るだけで羽の間に隙間が出来て噛み合わせが駄目になりそうです。。





レンズマウント側から見た写真です。

通常、シャッター幕が上下に稼働している溝があるみたいですが、その溝に収まらずはみ出しています。

ちなみに、ミラーが上がったままです。幕に引っかかってミラーが降りません。

そうなると、当然ファインダーはブラックアウトしている状態です。。シャッターチャージも途中で止まっているので、シャッターも切れません。


とりあえず、大井町のキィートスさんに持ち込んでみようかと思います。。。


しかし。。30年前の精密機械の耐久性を過信していた感は否めません。

50年物のライカM3ではトラブったことが一度も無かったので、まだ中古カメラ使用暦の日も浅くてトラブルに脆弱な僕には目を疑う状況でした。

中古カメラユーザーたるもの、店頭で最初に手にした時からこのような実態になるかもしれない、ということは自覚しておくべし。。。ってことですね。

いい教訓になりました。。。ですが正直、しばらくはFM2を使う気にはなれません。

カメラの耐久性うんぬんよりも、1ヶ月の中で5日、6日、限られた時間しか撮影に使えない中で、「撮れていなかった」ことの方がショックなのです。

とはいえ、とり急ぎフィルム撮影に使うつもりのライカM3にも過信は禁物であると、、FM2が教えてくれたような気がします。

















プロジェクターでアニメ観賞 ブルーレイ『EVANGELION:1.11 YOU ARE (NOT) ALONE.』

2014年11月03日 | プロジェクター


先日、『劇場版 新世紀エヴァンゲリオン DTS COLLECTORE'S Edition』を見たので、新劇場版も見たくなりました。

2007年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』( EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE.)

まさか大人になってから、再びエヴァを見ることになるとは、、7年前ですが、当時こう思ってました。

どうせならってことで、1998年にEOEを見たシネマサンシャインに見に行きました。

映画館で見た感想はあんまり覚えてないんですが、、帰り道、もの凄く気分が高揚して、とんでもなく面白かった!って、興奮しながら帰ったのは覚えています。

もうずっとニヤニヤ顔で、電車の中とか、頭おかしいと思われてたでしょうね。。。w

確か、3回くらい池袋に見に行きました。当時は、仕事で月の休みが4日しかなく、よく行ったなぁって思いますね。


ストーリーは、テレビシリーズのリメイクといった感じですが、登場人物の細かい感情表現や台詞が、当時と異なった方向へ変わっています。

お互いを思いやる、言いたいことを言う、認め合う、、、  シンジの手を握りしめて、ジオフロント最深部に向かうミサトが一番印象的でした。

テレビシリーズと違ったプロセスを経てEVAに乗るシンジを見て、「成長」という言葉が浮かびました。


画質は非常に高く、素晴らしいスタッフと最先端の技術で作られていることがひしひしと伝わるクオリティ。

プロジェクターの画質調整にも困りません。80インチの引き延ばしも余裕で、アバックさんで見た150インチまでも高画質で十分満足出来る映像でした。

破やQと比べると、CGのシーンで少しスムージングが強めかなと思いました。 ※こういったバランスはQが最高だと思っています。

あとは、コンピュータのインターフェイスなど、ディスプレイデザインの作り込みが半端無いですね。


音質も申し分無し、QのリニアPCM 5.1chに比べてしまうと、Qに軍配が上がりますが、全く問題の無い迫力と、繊細な音響効果が楽しめます。

庵野監督って鉄の方なんでしょうか?? 鉄道の音が、もの凄いリアルでビビりますね。。 兵器関連の音響、ガトリングガンの薬莢が落ちるシーンとか、ロケット弾が発射されるシーンとか。。

こだわりの音を感じます。


考察に関しては。。

新劇場版は搭乗者とEVAのシンクロ方法がテレビシリーズと違うんでは??なんて最近思ってましたけど、A10神経接続って普通に言ってましたね。。w

あと、破とQではあまり描写の無かったLCL注水の場面。 う~ん、、マリがEVAに乗るとどうもLCLの存在を感じないんですが。。w あ、でも仮設5号機とか、プラグ内泡立ってましたね。。w

そういえば8号機はエントリープラグ挿入場面が出てきてないみたいですね。。。

シンジの出生自体、仕組まれていたのでは?って思い、カヲルが目覚めるシーンで開いている棺の数とか気になってます。

間違っているとは思っても、好きなように妄想出来るのは良いですね。 昔と違って今では考察まとめサイトとかありますし、個人のブログもあって情報が溢れています。

根拠立ててつじつまが合うように考察されているのを見るのも楽しいですね。

EVAの謎は公式にグレーだからこそ、楽しい。