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[繊維業界の転職] 就活が完了した件。

2018年11月16日 | 繊維業界の転職
先日採用をもらっていたメーカーに入社することが完全に決まった。
週頭に採用受諾する旨を伝えた後は、実家の名古屋へ行ってきた。親も心配してるので、再就職の際はいつも報告に行っている。今回も良い会社だと話してきた次第である。

滞在中にメーカー社長と話して来週からということで入社日を決定した。決め手は、、?と聞かれたので、簡潔に伝えさせてもらった。
採用条件が書いてある採用通知メールを人材会社にもらった。入社意思、入社理由を書いて返信した。これは人材会社的にエビデンスとして必要とのこと。

今日東京に戻ってきた足でハローワークへ。再就職届けを出して、最後の失業保険申請をしてきた。11/6から今日までの分が支給される。

決まったら連絡してと言われてたので、前職で世話になった部長に電話で報告した。おめでとうと言葉を頂く。多分社長にも話が行くと思う。
自分の仕事を引き継いでもらった上司にもラインした。既読にならない、、忙しそうである。。

若い子向けメーカーで二人三脚だった上司にラインしたら電話かかってきて、近況などなど2時間弱話した。この先輩は、若い子向けメーカーの時にブランド側として、今回採用もらった会社の社長に仕事を出していた人である。
衝撃的な事実が、、、笑。
社長と先輩がタメらしい。。つまり、僕の2つ上である。これにはびっくりした。
面接の感じでは、40代くらいだと思ってた。。失礼か、、まさかの同年代、、笑
超意外だったな。。会社を継いだ2代目だそうである。そこを面接で聞き忘れたのだけど、年齢についてはかなり衝撃だった。
しかしながら、休みが多いとか、高い賞与実績とか、残業を減らすようにしているとか、色々と納得がいくようにも感じた。今まで勤めた会社で一番若い社長である。

先週の時点では就活の第2ラウンドに行こうとしてたけど、今週頭に決断してから一気に決まっていった感じである。
8末からゆるゆると?就活し始めて2ヶ月半くらいだったな。応募から面接までのサイクルは、1.5くらい。2周は出来ていない。やはり転職は時間がかかる。

3/末 事業譲渡の発表
4/末 退職を決めた
7/末 最終勤務完了
8/1-25 夏休み 4-13 沖縄へ
※8月は全社員有給扱い
8/末 退職。就活開始
9/上-末 応募
10/中-末 面接
11/中 採用。就活完了

4月に前職の事業譲渡を理由に、移籍ではなく会社都合退職を決めた時は先のことは何とかなるかなと漠然と思ってたけど、、ありがたいことに何とかなった。8月に沖縄行ったりしたけど、お金的にも何とかなった感じ。
やろうと思えば、4月から就活出来たけどやらなかったのは、前職勤務完了の7/末までは仕事に集中したからである。
昨年夏休みは全く取れなかったこともあり、かつ有給消化もしなかった為、個人的に20日くらいは夏休みとした。チートデイである。
ちょっと遊び過ぎかなと思ったりもしたけど、、思い返してみると、全然そんなことないなと笑。逆に上手くやってきたかなと。

しかし、今回の決め手は就活リミットが失業保険の切れる1月だったことや、不景気なアパレル業界、第2ラウンドの将来性を鑑みて検討した事も大きかった。それを考えないと、ずるずると就活ライフをすることになったかなと。。わりと現実的な道を選んだと思う。
2年前は就活が終わって手放しで喜んでいたけども、今回は考える時間が長かったからか冷静である。。笑。

明日は通勤用の私服を少し買い足しに行こうかな。








就活終了、、? 決断してみた。

2018年11月12日 | 繊維業界の転職
今日1日考えてみて、やっぱり先日採用をもらったメーカーに行くことにした。
色々考えて、自分の専門性を高めて働くならベターかなと思った次第である。そもそもアパレル業界に入ったのも、手に職という面が強かったし、ならメーカーだろうとなった。時間、お金、働き方など色々の天秤が傾いた。
会社規模は小さいけど、社内が見渡せるメリットはあるし、安定した大手アパレルなんて極一部である。売れてる大手アパレル、小売、ブランドは大体落ちたし、これ以上はジリ貧かな、、というのも大きい。
とはいえ採用もらってから、、というか辞退した後にやっぱり採用したいけど、どうですか?の問い合わせから数日経っているので、人材会社に明日確認してもらう予定である。

問題無ければ念の為、採用通知書をもらってから採用受諾する。問題というのは、もしかしたら既に他の人を採用済みなんてこともあるかもしれない事。動き早そうな社長さんだからな、、。
給与面は、1年後に賞与で年収が上がるので、そのままOKしようと思う。契約社員の半年はやや減るが、その後正社員でややUP、パワーバランスとはいえ、ニアな数字であるのが理由。

もう通勤経路と朝乗る電車の時間も大体確認した。うーむ、、都営地下鉄の運賃、新宿経由の方が安くなる理由が分からない。。笑。新宿線より大江戸線の方が高いからかな?
しかし新宿まで定期で行けるのはでかい。休みの日に往復600円以上するし。
というか、2年前の若い子向けメーカーと同じなんだけど。。笑。
若い子向けのメーカーにいた時は、最後の1年以外は、新宿に住んでいたのでチャリ通勤だった。通勤費は毎月¥8000くらいもらってたけど、ほぼチャリ。社長から了解もらってた。毎朝通勤15分で快適だったな。。あの時は、ほんとに家が快適じゃなかったので引っ越した。

2年ぶりの私服通勤になる。これも嬉しい。
9年弱私服通勤してた時は、スーツ、オフィスカジュアルいいなーなんてちょっと思ったけど、前職で2年間経験してみて、もういい笑。
ファッションブランドでも無いから、個人の自由だ。と言っても客先に出る時は、ある程度きれいにはした方がいいかもしれない。

まだ100%では無いけど、就活、無職ライフが終了しそうだ。8末から動いて約2ヶ月半である。長いようで短かった。最近は時間が過ぎるのが早かった気がする。
8月入ってすぐ行った沖縄も意味があったなと感じる。あれが有ったから前職のことを綺麗サッパリ忘れられた。
決まったら前職の上司や若い子向けメーカーの元同僚にも報告しようと思う。









採用もらったメーカーを再検討している件。

2018年11月10日 | 繊維業界の転職
ふむ、、先日採用を受けて辞退したメーカーが有ったのだけど、社長さんから人材会社に再度僕のら入社意向について伺いが有ったらしい。
4社目の第1希望が選考中の中の辞退だった。きっぱり辞退したんだけども、4社目が結局落ちた今、なかなかもったいない話ではないかと、人材会社から電話が有った。
ちょっとよく分からない会社なら、おそらくそんな話はしないと思われる。というのも、つい最近同じ人材会社から1人採用されており、採用者からも評価が高いそうである。
ちょっとブランド側は厳しいかもなと思っていたし、考えてみようかな。。

アドバイザーさんの話はほとんどが僕の想定してた内容だった。とある大手が早期退職を募っている件だ。とりあえず今回は40代以上らしいが、今月から人材会社になだれ込んでいるらしい。。笑。勘弁してくれって前のブログ記事に書いた通りだ。
しかしながら、新卒から1社しか経験してない彼らをすんなりと受け入れてくれる程、今のアパレル業界は易しく無い。生産管理で言えば、国内メーカーのハンドリングは長くやっていても、直接貿易やいくつかの職場を通ってスキルを高めた人間の方が需要が有るのでは、というのがアドバイザーの見立てらしい。
そういう意味で、今メーカーに行くのはプラスじゃないかと、僕に進言頂いたわけである。

ブランドには作る機能が失われ続けており、片やSPA化した小売ではバイヤーには昔ながらのアパレルとは違う感性、やり方を要求される。大手ブランドアパレル→SPA小売というのも、簡単には行かず、難しいらしい。
大手アパレルでデザイナーをしている知人から、ブランドで国内仕入先をハンドリングしている生産管理の様子を聞いたことがある。人にもよるだろうけど、確かに、他で通用する気がしない。
実際ブランド→メーカーの道筋は有ると思う。
何故なら普段から接しているメーカーの人間と立場が入れ替わるだけだから。
僕はというと、国内仕入先のハンドリングも経験があるが、どちらかと言うとブランドにいながら直接貿易の経験が長い。
どういった道筋であれ、スキルを持ってるか持ってないかである。

もう一点、次の職場の後、もし仮に次の転職が有った場合にメーカーの方が有利だろうということ。これも同じことを考えていらした。。笑。
アドバイザーさんの担当者で、かなり大手のアパレルに入った人が退職相談に来たらしい。ある一言でどこなのか絞れるな、、。どうやら現場の上司がかなりアレだったとか。僕の場合、仮にそんなことが有ったら、完全に詰む。
であれば、小さくても社風が良い会社、面接で人が見えている会社、良いのでは、、?

気になったのは、大手アパレルで新卒から十数年前勤めて早期退職した人が、かなり自身満々で人材会社に来るが、実のところあまり採用に繋がらないらしいというのは、なかなか滑稽だなと。
40代以上というと、同じロスジェネ世代とはいえ、僕の世代で新卒採用が無くなる前に採用されていた世代でもある。

もし仮にメーカーに勤めた場合、僕は例に出たブランド側の生産管理に対して、大手アパレル会社にサンプルチェックなんかを理由に会いに行くことになる。立場は低いが、ブランドの売上げだとか組織再編、上層部の予算判定や過度な原価率縮小、細かい各仕入先の仕掛り管理、上下関係のしがらみとは無関係になれる。それはメーカーの特権である。
提案した製品が良いか悪いか、間に合うか間に合わないか、それだけである。

担当予定は有名なブランドばっかり。そうそうたるメンツだ。。笑。と言っても、多分新業態向けのODMがメインかと。面白いのは、若い子向けの会社にいた時の競合が1社有る。競合といっても、その会社はゾーン内ではトップ。館内で平均売上げの5倍は有った。

信じられない話だけども、先日例のメーカーは社員旅行中だったらしい。。まじか笑。この時勢に。年商規模は決して大きく無いのに、社員還元は会社の方針だと聞く。他業界レベルの賞与実績も有る。
やはりもったいないか。。
まさかオリンピック期間中にあの周辺にいるとかは想像もしなかったな。。

といった話や考察をしてみて、改めて考えてみる次第である。








就活は改めて第2ラウンドが進行中。

2018年11月09日 | 繊維業界の転職
今日も今日とて、朝から就活関係の情報チェック、貿易関連の本を読んだり、繊維系のブログ、サイトを巡回。安定した無職ライフである。
夕方外に出て喫茶店に向かう途中、南西の方角に向けてジェット機が6台くらい飛んでいた。あの方角は沖縄か南半球だろうか。かなり低空だったから、機体移動とかで、羽田空港行きかもしれない。僕の住む江戸川区は成田から飛ぶ飛行機をかなり見かける。それにしても多かったな。なんか気になった。

最終面接結果待ちしていた企業がお見送りに、、。先日、就活は第2ラウンドと書いた通りになった次第である。想定の範囲内である。踏ん切りが付いたので次を考えたいと思う。

最終選考で落ちた理由は、他の応募者との競合で
ある。僕が世話になっている人材会社の他者に採用が出たらしいけど、その方が辞退。他から応募していた候補者と僕で敗者復活戦になったけど、応募企業に近いファッションアパレルの経験の有った他者に最終的に決まった次第である。
スキル的には甲乙無いという言葉がまだ慰めのような、、笑。

やはりファッションアパレルは厳しいかなと思うが、、最終選考には行ったので、絶対無理でも無いのかなと思う。2年前は1次面接止まりだった。
前に紹介してもらった求人案件からまだ継続して採用活動中の案件をいくつか紹介してもらった。
うーん、ほとんど理由付きで辞退した会社だ。。笑。
1社大手小売のレアな求人がまだ決まって無いらしい。前に紹介してもらったのは8末だっただろうか。やはり都市伝説的な求人、、旗艦店用のメンズブランドだから、かなり厳選しているように見える。。客観的に見て、アパレル業界の男子なら転職してでも行きたいのではないだろうか。新卒では行けないポジションだ。一体何人落ちたのだろうか、、。
その会社は新業態の別ブランド担当募集の案件を2年前に応募、1次面接で見送りだった。
仕事内容は社内企画・バイヤーとメーカーの間に入るような感じ。メインは国内仕入先のハンドリング。ODMメーカーの生産管理みたいに、生産管理が仕様書書くところから。
応募してみようかな。。

1社、新興のライフスタイル製品メーカー。服、生活雑貨等が商材になる。いわゆる業界のカリスマプロデューサーが企画して、大手アパレルと組んで?会社を興した感じ。そのプロデューサーは何故か退職済み。本社から出向の社長、事業責任者が来ている。
ここも2年前に応募、2次面接を辞退した。
というのも、退任済みのカリスマP社長の圧迫面接に意欲もろもろが萎えてしまい、選考辞退した経緯が有る。
スーパーブランドの2万円のTシャツ渡すから、原価100円で同じもの作れるか?みたいなことをやっている。え、本当に出来るの?、、みたいなことを言われた。あと業界的に割とスタンダードらしいパクリ元ブランドの名前を挙げて、知らないの?常識だよ。あり得なく無い?みたいな話も、、笑。
売上げは順調らしく、先日某駅でポップアップストアを見かけた。基本はSCや駅ビル向けの店だと思われる。しかしまだまだ創業間もなく、組織的に穴だらけらしい。2年前と比べても人が定着しているように見えない。

1社は有名アーティストの事務所が親のアパレルメーカー。外国籍の夫婦がデザイナー兼、社長、プロデューサー。業界的にそこそこ評価が高いらしく、国内コレクションブランドから特定のアイテムに関してODM依頼が来るという異色な会社である。クリエイティブには強いと見える。
ここに関しては、親会社が嫌でしょうがないので辞退し続けている。。笑。

1社は、上のライフスタイルメーカーの親会社。
コンプライアンスなどしっかりしているように見えるが、売り場ではいまいちパッとしない印象。M&Aを活発にやっているそうで、連結業績は良さそうだけど、なぜかパッとしないメンズの1ブランドしか知らない。。

1社は総合商社の繊維子会社。担当予定ブランドは百貨店向けで、死ぬほどダサい。。作り方も違和感有る表記が求人票にすら書かれるような感じで、親会社は強いが、ブランド自体は先は無いと思われる。

ちょっと雲行きが怪しい。。
2ヶ月前がたまたま求人が多かったとも思えてくる。しかしまぁ求人が有るかどうかは運である。
とりあえず応募出来そうな会社は応募してみようかな。どうせ面接行けるどうか、応募しない分からないし。。笑。








世界最大のアパレル企業インディテックスの規模が凄まじい件。

2018年11月08日 | 繊維業界の転職
今日何気なくネットで繊研プラスを見ていたら、ザラを手掛けるスペインのグローバルSPAインディテックスについて書いてあった。
インディテックスは1985年にスペインで創業された世界第1位のアパレル企業である。
普段あまり目にすることの出来ない数字や本社の様子が書かれており、目からウロコだったので、簡単に書いてみたい。
※2016年度
●年商
2兆8000億
●年間型数
5万 ※ZARA単体で2万
●平均生産ロット
15000-20000
●年間生産枚数
11億7700万枚
●デザイナー
600人
●店舗数
7292 ※ZARA単体で2000

凄まじい。。
数字も凄いけど、驚いたのは生産枚数のうち、6割は周辺国で量産しており、残り4割のベーシックな定番品などはアジア製という点。
日本で言えば、ユニクロ、無印良品なんかは100%アジア製なんじゃないだろうか。中国、ミャンマー、ベトナム、バングラデシュ、カンボジア、インドネシア、、。
周辺国で量産することで、地の利を生かしクイックな量産-デリバリーを実現しているそうだ。また、生産国に関わらず、自社の物流倉庫に製品を集積して、どの店舗に何をどのくらい発送するかコントロールしている。
最近日本のアパレルでも導入が広がっているRFID、ICタグを全ての製品に装着している。物流、店舗も完全に対応済み。本社のコントロールセンターにて、製品がどこに有ってどこで、いつ、どのくらい売れたのかリアルタイムで可視化して管理している。

しかしデザイナー600人て、、笑。
これ単純に型数を割ると、1人あたり年間約85型である。生産実績なので、実際作るサンプル数は没分を含めたら想定しかねる。
しかし日本の普通のアパレルの場合、1人最低年間150は堅いんじゃないだろうか。1ブランド年間600-1000型とかで、デザイナー4-6人くらい。布帛、ボトム、ニットカット、雑貨みたいな分け方で。×5-8ブランドくらい有る感じかな。
ちなみにODMだと、没サンプル含め一人当たり年間700-1000型は企画生産担当。

僕は一般的なファッションアパレルでは働いたことが無いので、詳しい比較は出来ないけど、、
もしかして、というか全くもって作る仕組みが異なるのでは?という印象を受けた。
圧倒的な店舗数から1型あたりの稼ぎが全く異なるのもあるが、多品種少量が行き過ぎてないかと。あと人員コストのかけ方。

ちなみに僕の前職は、年間売り上げ30億弱、年間型数約600。デザイナーは7人。1人平均80-90型。一般的なアパレルの面接に行くと、え?デザイナー多くないですか?と言われる。

日本のSPA代表ユニクロのファーストリテイリングは2018年、年商2兆を突破している。インディテックスは3.3兆、H&Mは2017年度で2.6兆。H&Mは2017年から低迷しており、2018年第1四半期に4200億相当の売れ残りが発生しているとニュースになっている。

ファストリはインディテックスを追い抜く算段ができているように感じる。店舗数は世界累計3445。2016年には海外店舗の売り上げが国内を抜いており、年に約1500-2000億程度の伸びが有る。
単純に見たらユニクロがH&M抜いてとりあえず世界第2位となる日はそう遠くないと感じる。

RFIDの補足。
ネットで軽く調べた範囲では、日本でRFIDを取り入れているのは、ユニクロ、オンワード、ビームス、シップス、マウジー・スライ等のバロックジャパンリミテッド。
従来手作業で枚数管理していた作業が劇的に簡易化される。物流センターでは、海外からの入庫、店舗への発送前検品など。店舗では入庫検品、棚卸しなど。今までは、POSでの販売に関するSKU管理は有っても、枚数に関しては手作業によるチェックが必要だった。特に棚卸しは手作業でないと確実に出来ない。
製品にRFIDが取り付けてあれば、ハンディデバイスを製品にかざすだけで、どのSKUが何枚有るか確認出来るようになる。物流センターではハンガーラックをトンネルのような設備に通したり、海外パッキン、ダンボールの上からハンディをかざすだけ。

なんか思いつきで書いていったら個人的な忘備録みたいになってしまった。。笑。

しかし一般的なアパレル、市場で売れていると言われるアパレルと比べてもグローバルSPAの規模は桁違いだなと感じた。そしてまだまだ業界への理解が足りないなと反省もしている。


アパレル業界の給与について。

2018年11月07日 | 繊維業界の転職
アパレル業界の給与について、就活も含めて書いてみようと思う。率直に言って基本的にアパレル業界の給与ベースは低い。僕は今まで中小企業でしか働いたことが無いので、余計に低いと感じる。
繊維業界に強い人材会社の職種別・年齢別の平均給与集計を見たことがある。
僕の30半ば年齢、生産管理に限って言えば、2年前の若い子向けメーカー時代は、世間一般の平均給与よりも100万くらい少なかった。理由は基本給も低いが、どちらかと言えば賞与が無いことだ。企業評価サイトを見ると、月額は同じくらいでも年収にした時には50〜最大130万くらいの差が出る。

職種別の給与を高い順に書くと、大体下記のようになる。
SV

MD、VMD

営業

生産管理

デザイナー

パタンナー

営業はMD→またはSV→経営企画、みたいな感じでキャリアアップが有るけど、他の職種は専門職ということもあり、上位クラスチェンジが無い。
デザイナーは20代は低いが、30代になると生産管理と同じくらい。
パタンナーは一番専門職であるにも関わらず、なぜか最下位に低い。

もちろん会社によって本当にバラバラなので、あくまで平均からの傾向だけである。
生産MDが高いことも有るし、販売員歴の長い企画メンバーが役職並みなんてことも有ると思う。
メーカーなら営業がトップ、ブランドならSVがトップかと思われる。
新卒で年功序列で有れば、そもそも上に書いたような順位にならない可能性もある。
同族経営で、各部署のトップに一族がいる場合は、彼らは軒並み高給なんてこともある。

前職の会社は業績が危うかったからか、ベースが低かった。管理職の50代上司は僕より+70〜100、良い時はさらに+150、40代営業課長は+20くらいだった。3個上の営業役職無しは、同年代の友達の中で一番給与が低いと嘆いていた。
若い子向けのメーカーでは、僕の3個上のデザイナー兼管理職が+150くらい。

各職種を詳しく聞いたことは無いけど、前職の給与ベースの低さには絶句した。仮に会社続いてたとしても、絶対にろくな昇給しないじゃねーかって。笑。

ちなみに求人票には、大体の給与レンジが書かれている。年収だったり、月額で書いてある。
皆バラバラだ。残業代まではっきり書いてあるところも有れば、グレーな表記のところもある。
よくある事例を書いてみる。

契約社員
年収350〜450万
15時間残業代、約¥30,000含む。
想定賞与2.0ヶ月分含む。
÷12を月額支給。
残業代 無
賞与 無

契約社員の場合、大体こんな表記だ。
契約社員は想定賞与を含めた金額で年収契約になる。

残業代は、規定を過ぎた場合は別途支給と有る場合は、良い会社だ。仮に毎月40時間残業したら、年収が別途70万くらい増える。
基本は規定外の残業代について、書いて無い場合が多い。その場合は、完全にみなしで月5万くらいを含めた年収と書いてあることも。仮に80時間残業しても、月5万、年収以内である。

仮に80時間残業を正規に計算したら、僕くらいの給与ベースでも残業代15万超える。
商社の場合、25時間でみなし、残りは支給と書いてあることが多い。だから残業代は月に2桁万円ですと求人票に書いてあったりする。

例えば先日受けた会社は、規定外の残業について書いてない。残業代 無だけ。
残業の扱いについて記載が無い。
そういう場合は、採用通知後に必ず契約条件を確認しないといけない。

みなし〇〇時間分出ます。規定外は支給。
こう書いてあったとしても、規定外の残業が付いた勤怠表が管理職を通らないってことが、世間では多い。上から規定内でおさめるよう指示されているからだ。仮に管理職に了解もらっても、そこから先が通らない。結局暗黙の了解で、月に数十時間の規定外残業がサービスに変わる。
ちなみに、前職で親会社を見て、最近親会社の求人票も見たが、商社は規定外をしっかり支給しているように見えた。

転職をする時は、前職考慮、社内ベースを考慮され給与額が提示される。
会社が変わると全く異なる給与体系の為、年収と月額両方で比べないといけない。

例えばA社からB社に転職する場合、

A
契約社員
年収450万
15時間残業代みなし、月に約¥30,000含む。
÷12を月額支給。
残業代 無 (規定外支給無し)
賞与 無
A
基本給 450万
残業代 0
賞与 0
→月額37.5万、年収450万



想定年収480万でどうですか?
B
正社員
年収480万
みなし規定20時間残業代含む。規定外は支給。
残業代 有
賞与 有
B
基本給 350
残業代 60 (約30時間)
賞与 70 (2.0ヶ月)
→月額34.1万、年収480万、(月の残業代5万)

まず、月額が3万くらい下がる。年収は上がるけど。
仮に残業が少ない月には、さらに月額2万近く下がることにもなりかねない。
実際は、年収が増えて保健料の掛け率が変わったりすると、誤差が大きくなる可能性もある。
仮に業績悪くて賞与1ヶ月分出ないとなった
場合、前職から年収も下がる。
金銭だけ考えたら、出来るだけ残業増やしたくなると思う。。
Bに住居手当なんか付いたら、少しは緩和されると思う。しかし、アパレルの求人で住居手当が付いてる案件は見たこと無い。ZOZOの幕張手当くらいか。。笑。あれ月に5万くらいもらえるらしい。

逆にBからAに転職する場合は、年収は下がるけど月額が上がる。

金額は違うが、僕は若い子向けメーカーから前職に転職した時に、おおよそAからBだった。
しかも1年半くらい、残業代は規定外が出なかった。暗黙の了解でみなしの25時間を勤務日数で割って、1日1-2時間で報告である。その時、実際の残業は60-70時間だった。
それが、退職前の約半年は、親会社の指示からか、規定外が支給された。若い子メーカーより前職の年収が上がったのはそれのおかげだ。

ちなみに、Bに近い会社の面接で説明を聞いたところ。
正社員と契約社員の違いは、
・賞与を年収に含むかどうか
・退職金の有無
この2つだけだと言い切った。
だから、契約社員から正社員になると、賞与分が適時支給になる為、月額が下がる。
それが嫌で正社員登用を見送る人もいるらしい。

契約社員と正社員の違いについては、これまた会社によって様々である。しかしアパレル商品部の場合はデザイナー職の入れ替えが常態化しており、その並びでパタンナー、生産管理も契約社員採用が多い。不公平感が大きいと組織が成り立たない為、基本は違いが少ないと見ている。
これは小売、ブランド、メーカーの3業態でも様々だ。
僕の見立てでは、小売、ブランドは契約社員採用が多い。新業態の販路開拓で業務拡大、人員募集しているからというのもある。
メーカーの場合、繊維商社、相互商社は契約社員が多い。中小メーカーは正社員が増える。零細はほとんど正社員だ。
面白いのは、業態に関わらず求人票に記載してある給与レンジは会社の規模に比例しない。どこも全く同じあたりが書いてある。

しかし求人票の給与レンジは、ほとんどあてにならない。実際に条件提示される場合は、社内給与体系で計算される。例えば年齢職種別のパワーバランスが有るので、仮にレンジ上限が前職の給与同等だとしても、レンジ下限の金額を提示されることも。
なので、条件提示されるまで給与については想像でしかない。給与レンジ内に希望給与が有ればまだ良いが、大きく外れている場合は全く期待出来ない。これも会社によって様々だ。

企業評価サイトを見ると、おおよその給与パワーバランスが見れる場合がある。
任意で勤続年数、契約形態、年収の欄が有る。
アパレルの場合、販売員の書き込みが多く、デザイナーパタンナー生産管理の書き込みが少ない会社も有るけど。。
きちんとまとめてないが、新卒で社歴が長いほど給与が高い印象を受ける。特にデザイナー。
中途の場合は社歴にもよるだろうけど、営業職を除いて、そんなに高くない印象。
なので、パワーバランスには新卒入社かどうか、または社歴の関係が大きいと感じる。。ロスジェネ世代には世知辛い。

個人的には給与について、やはり残業代の扱いはかなり大きい。月額が大きく変わる。
前職は商社レベルのコンプライアンスを示してくれたが、次の会社はどうなるだろうか。
正直言ってコンプライアンスが染み付いてるので、規定外がきちんと出ないのはありえないと感じると思う。
入社後のギャップが激しく、3週間だけ在籍した中小メーカーで言うと、勤務時間の管理すらしていなかった。勤務表の代わり?になるような雑な週単位の表に、週末に1週間分、出社した日に印鑑押すだけ。時間の管理が一切無かった。残業代も一切出ない。そんな会社は駄目だと思う。

採用通知後、契約時にちゃんと見なかった自分のせいだと今では感じる。
採用通知をもらったら、必ず書面で契約形態、契約期限、給与、残業代、休日などの条件が明記された採用通知書をもらわなければいけない。
会社の規模が小さくなるほど、面倒だからと発行しない。プッシュして入手する必要が有る。
これは例え若い人でも遠慮無しでやる必要がある。自分と会社の両者の為のリスクヘッジである。

色々脱線しつつ書いてみたが、アパレル業界に限らず、転職の給与、条件についてはしっかり確認することをおすすめしたい。














今の就活状況を考える。

2018年11月06日 | 繊維業界の転職
最近ヤフーニュースのコメント欄に書き込みをしている。今まではひたすら読むだけだったけど、自分の考えたことを書いて、いいねや悪いの評価をもらうのが面白い。特に繊維系、働き方関連の記事に書いている。今世間的にもホットなEC系大手の記事には、オーダーメードPBについて、アパレル業界の端くれとして所見を述べた。200以上のいいねをもらってなんか嬉しかった。
スマホゲーム大手の記事にわりと厳しめの反論を書いたところ、ツイッターなら炎上レベルの悪いの評価。。笑。やっぱ興味有る人が読むからね、仕方ない。。
今のところ累計30コメントくらいで1500いいね、250悪いねくらい。
これをやり始めたのも、ヤフーニュースってタイムリーで率直な情報系は良いとして、閲覧数目当ての雑だったり煽り系の記事もあること。
特に煽り系は、読む人の不安や疑問、怒りを逆撫でして精神衛生上良くない。そんな記事を嫌だな、、って思って、まあ読まなきゃいいんだけど。コメントで嫌だなーって言って、いいねもらうと、自分の感覚は間違って無いのかなと、少し安心できる。

先日就活の第2ラウンドと書いたけど、現状は微妙な待ち時間だ。まとめて4社応募した後、1社は先日採用もらって辞退したメーカー、他2社は見送りだった。残り1社は返事待ちだが、かなり大手だし
あまり通る気がしない。。一応待ってるし、一次面接にも行きたい。
あとはやっぱり最終面接結果待ちが気になる。これも雲行き怪しげだから、落ちたものと考える必要があるが、、そうすると、現状はあまり同時進行出来ていない。
なので人材会社を1社増やそうかなと考えている。
本当に便利な話、あちらからガンガン営業がかかる。4社くらいは連絡保留している。
1社はメインで世話になっている人材会社出身者が立ち上げた会社である。正直なんとなくメインに悪い気持ちも無くはない。メインの方はかれこれ4社も面接に繋げてもらっている。

メインの方は1社紹介もらったけど、辞退した。
元が繊維系なんだけど繊維以外に知名度の有る総合商社である。グループの自社ブランド会社に出向するポジションだった。本社は安定していてブランド自体もとても素晴らしいが、、
製品が前職以上に洋服から離れてしまうことが辞退理由である。やはり僕は洋服がやりたいようだ。あわよくばファッションアパレルブランド、という理由で、第2ラウンドに進んでいる。

進捗に選んできたつもりだけど、やはりもっと面接に多く行けるようにしたい。求人票では分からないことが多い。しかし元から興味外の会社には面接へのやる気が出ないことも3社目の面接で実感した。
残り25-30年のキャリア、出来るなら1社で、最後の転職にするか、または今回の転職の次を見越すことも考えている。それも選考基準になる。
2年前に3週間で転職する羽目になったような会社は出来る限り避けたい。これ以上履歴書によく分からない履歴を付けたくない。。
話はそれると、3週間の会社、毎回面接の度に退職理由を説明しなきゃいけないのが、すげぇ面倒くさい。
入手前と後のギャップが非常に大きかった。
入社後に、僕が入る前から実務担当者の1人が辞める予定で、自分1人になる旨を知った。
製品事業部も、続けるかどうか不穏な話が出ていた。
将来的に長く働けないと考え、早めに退職した。
こんな説明をしている。
理解有る企業は、というか大体これで納得、共感してくれる面接官が多いのは幸いである。

履歴書に書かない手も考えたけど、履歴詐称になってしまう。厚生年金、社会保険に加入した場合は書かないといけないというルールがあるからだ。。にしても、本当に余計な転職回数で、消せるものなら消したい。恐らく、少なからず書類が落ちる原因の一役を担っていると思われる。

とりあえず、焦らずにやろうと思う。
焦るとろくなことが無い。
折を見て、希望だけ言ってられない状況になることも考えておかないといけない。
先日辞退したようなメーカーも選択肢に入れるということである。

とりあえず今まで紹介してもらった案件をもう一度見直して、まだ決まってない案件かどうか確認して応募出来そうなら応募してみようかな。












[繊維業界の転職] 第2ラウンド開始。進捗など。

2018年11月05日 | 繊維業界の転職
今日は失業保険の失業認定日の為、ハローワークへ。2回目の認定で31日分まとめて出る。ありがたい。今日も前回同様、滞在時間5分で終了。求職活動には10月に行った面接2社を書いた。

無職ライフをしていると、平日に外に出ることが多い。僕は基本的に内勤の職業なので、働いている時に平日の様子を見ることが出来ない。平日に外に出るのは朝か夜のどちらだ。夏の日に極稀に定時に近い18時台で帰った時、外が明るくて不思議な気持ちになった覚えがある。
平日に外に出歩くと、会社員時代に見ない人達を見る。15時過ぎに電車に乗れば高校生がいるし、道を歩けば小学生が走り回っている。今日葛西駅の近くで、女の子が大人しそうな男の子の首根っこをつかみながら遊んでいた。下校中なのだろうか。若くして順調に草食系の道を歩む男子の姿を見て微笑ましい光景だった。
バスに乗ると、60代以上の老人が多い。電車とは年齢層が違う。電車はバイトに向かう10代後半くらいの女の子や主婦っぽい人が多い。
あと喫茶店によく行くのだけど、店によるが、ここも50%以上は老人だ。よく行くコメダには60代で最年少の3-4人組が必ず喫煙席に座っている。戦争と会社経営の話になるとかなりヒートアップする。残りは勉強中の学生、買い物ついでの主婦、僕みたいな無職ライフピーポー、ノマド、そしてヤクザの方。
ヤクザの方は見た目で分かる場合もあるし、話が聞こえてきて、内容から分かることもある。
スカウト員の採用がどうとか、海外の件とか、高級外車がどうのとか、、一般人には想像出来ない話をしている。
こないだは、敏腕営業サラリーマンみたいな人がいた。後輩を呼び出しながら、部下に電話して作業を細かく指示、上の方にも電話でフォロー、後輩に2時間くらいかけて、仕事についてアドバイスをこなしていた。
人との繋がりがとても重要なんだなと感じた。マネジメント力半端ないなと。彼らにとって仕事はシノギというのだろうか。カタギのサラリーマンは学ぶことが多いような気がする。

就活はと言うと、第2ラウンドに行くことにした。
最終面接結果待ちのブランドアパレルと、採用もらった小さなアパレルメーカーが有って悩んでた先週。色々考えた結果、小さなアパレルメーカーを辞退した。
今週末くらいには最終面接結果が出るのだけど、もしメーカーにそこまで待たせるなら、もしブランドが落ちた時に行くのか?それをはっきりして伝えるべき、という話がアドバイザーから出た。たしかに、その通りである。待たせたあげく、第1候補落ちたけど、御社にもやっぱり行きませんでは、メーカーに悪い。
そう考えなくてもあまり行こうと気が進まなかったので、辞退に至った。
理由としては、、
会社規模が小さい。社員5名以下でも成り立つような規模だ。若い子向けの零細企業にて廃業前提で会社都合退職した時、この規模の会社は駄目だと実感していた。

若い子向けの零細企業と同じような職場に戻るような感覚が嫌だった。仕事内容がかなり若い子向けに近かった。事務所内を見せてもらったが、10年後そこに居続ける姿が見えなかった。

ODMメーカーのものづくりと、ブランドのものづくりを比べた時に、メーカー側が陳腐に見えた。売れてる小売メインの客先が多く、その作り方が若い子向けのアパレルにとても近いことが分かったからである。生地や物性の専門性に多少の違いは有っても、参考写真や口頭でのお伺いから量産に繋げる。
サイズ出せるか?って面接の質問が引き金になっている。え、そんなところから(適当に、、)やってるんだ、、って思って。その作り方で、人海戦術の一員としてあの事務所に、40代で在籍することに抵抗を感じた。
デザイナー、パタンナー、MDがいるオリジナルブランド側がそれは素晴らしい、働きやすい、なんてことも全く無いが、どちらかと言えばブランド側に行きたい初心に戻った。

普通に考えたら、メーカーが売りにしていた残業が少なく、夏季冬季休暇10日ずつとか、一般企業並みの賞与支給実績とか手放すのは損だ。それが本当なら。僕は会社を信用しないので、入ってみないとそれらは本当か分からない。

正直正しかったのかどうか分からない。
しかしやはり直感に従う。直感で嫌だなって空気を感じたのである。
自分で言うのもなんだけど、自分の直感が間違っていたことはほとんど無い。

正しかったか分からない理由として、実は最終面接結果の雲行きが怪しい。最終面接から10日くらい経っている。結果が出てないのは、僕の最終面接後に1名を1次面接からやっており、今週最終面接予定だからだ。その1名の選考評価が僕よりも高い可能性が高いと、人材会社が人事経由で聞いているらしい。
つまり、僕は最終面接で落ちた可能性がある。同時に採用の可能性が低い。
だから第2ラウンドと書いた次第である。

面接ラッシュの10月第1ラウンド完了。
10社応募、一次面接4社、最終面接1社、選考中2社、採用1社。選考中ではあるが、落ちた場合は驚くほどに人材会社の統計通り。。笑。
他新規で大手3社書類応募、1社落ちた。2社選考中。

大手の会社ほど結果連絡が遅い。通らないから遅いかもしれないけど、、笑。しかし落とすなら早く連絡してほしい。ある企業は2週間以上連絡が無く、人材会社がプッシュし続けたら、他の職種優先で採用枠自体が無くなったなんてことも。
その点、小さな会社は返事が早い。書類応募した日に面接予約、面接した日に合否連絡。2年前も同じ。小さなメーカーほど欠員フォローの負担が大きい為だと思われる。また採用決定権のある上役、代表が現場にかなり近いこともでかい。

人材会社のアドバイザーは、採用を辞退することに対して、当社に引け目を感じる必要は無いですと言ってくれる。今後キャリアを歩むのは応募者自身だし、決めるのはあなた次第だと。
第2ラウンドに向けて、また案件見直して紹介しますねと言ってくれる。本当にありがたい。
これがもし直接応募だったら、こんなこと言ってくれる人いないよね。

転職サイトは10月が忙しかったからだいぶ放置したままだけど、人材会社が3社くらい、繊維商社からスカウト1件来ている。
繊維商社っていうのは、大まかに見ると大手総合商社の繊維事業部と比べて小さな案件を多く扱っているイメージ。特にスカウト1社と、人材会社の案件1社は、若い子向け、キッズアパレルが多い。面接くらい行ってみようかな。。
まあでも、辞退したメーカーと比べて何が違うの?って言ったら会社規模だけなんだけど。あとはOEMに近いかも。。?1社は馬喰町界隈で通勤は便利だ。写真散歩でたまに前を通る。アパレルメーカーとしては珍しく?制服を着た受付OLがいる。その制服を作っている会社も近くに有って、2年前に1次面接で落ちた笑。

メーカーを一件、面接で色々話してみたら、ODMってほんとにメジャーなんだなと。大手SPAアパレルすら外に出してるんだなって分かった。いかにブランドアパレルの企画能力を超えて服を作って売ってることも感じた。ODMをやる中間業社がいなかったら市場のほとんどが成り立たないんじゃないだろうか。
じゃあ全て自社でやるから売れるかってことも無く。逆に今売れてるのはODM使ってる会社だ。それは企画にかけるコストが低いとも言える。

ちなみに最終面接結果待ちは、自社企画比率が高く、売り上げは少ないSPAアパレルタイプである。最終面接でその話題が僕の質問から出てしまい、マイナスイメージになったと思われる。。笑。
あの最終面接の面接官、現場責任者より上役の方、社長だったのかな。。鶴の一声っぽかったな。

とりあえず就活は待ち時間だ。
仮に最終面接が通ったら、余程給与が下がらない限り受けようと思う。
indeedも目を通して、時間割もやろうかな。











アパレル業界の転職がブランド vs メーカーの状況で悩む件。

2018年11月01日 | 繊維業界の転職
先日4社目の面接後の感想をブログに書き終わって帰ろうかなと思ったら、、
4社目の会社から採用通知の電話が有った。
人材会社からではなく、応募会社から直接。。笑。

率直に嬉しいのは嬉しいのだけど、人材会社通さなくて大丈夫ですか?
っていうのを最初に思ってしまった。
人材会社の営業担当者がつかまらないので、電話を頂いたそうである。

条件面を口頭で提示された。
その会社はボーナスが年2回支給されるらしく、前職より低い月額に一瞬たじろぐ。。
話を聞いていくと、1年後に年2ヶ月分ボーナス支給がされていれば、前職より年収が上がる。
月額が低い理由は、月の残業代が40時間分みなしで含まれているからだ。
前職では最後約半年間においては、25時間以上の残業分がきっちり出ており、月収を押し上げていた。

最終面接後の選考中が1社あったし、人材会社通してないので、そもそも返事は出来ない。
採用連絡のお礼は言って、選考中が1社有るので、人材会社と相談してご連絡しますで終わった。

話というのは、契約形態である。
国の制度で、キャリアアップ制度というものがある。
それを適用するため、
・契約社員で採用
・半年後に正社員登用
・正社員登用で給与が5%アップ

・会社は国から〇〇万円くらい助成金をもらう

この制度は知らなかった。
簡単に言うと、契約期限付きの非正規社員を、正規雇用、無期雇用に契約更新すると
国からお金が出ますよってシステム。

離職暦の長い人、第2新卒が長引いた人、障害者の方などに適用されることが多いトライアル制度とはまた違う。
トライアル制度よりも助成金の額が大きい。
大手アパレル企業で、販売員を全て正社員にしたなんてニュースが有った。
あれは国から億単位の助成金が流れたらしい。

額が大きいため、、といっても、おそらくアパレル業界で僕くらいの年齢の
中途採用費用が回収出来るくらいかと。
採用者に半年は契約社員でいいのか、どうか。
それだけで数十万も回収出来るのであれば、契約社員だらけの昨今、、
使わない手は無いと思う。

・・・採用側で考えたら。

支給要件が厳しく、採用から支給まで1年かかるらしい。

要件としては、非常に細かいけど、、ばっくり言えば、今回僕に関わるのは下の3つかな。
契約社員で6ヶ月勤続
正社員後に5%以上の賃金UP
正社員登用後に、6ヶ月以上の賃金支払い

ちなみに、今回、人材会社からもらっていた求人案件の求人票では
契約形態は正社員と書いてあった。

内定後の条件通知での話なので、別に法的に問題ある話でも無いんだけど。。笑。
なんか初めて知った制度だし、自分に何の損得が無いのも分かってるけど、、
え。。?って感じだった。
出来れば面接で話して欲しかったな。

正直な話、昨日は良いところばかり目が行ったけれど。。零細企業っぽさを感じてしまい、ちょっと迷っている。人材会社を通さず連絡されることとか。

電話の後アドバイザーとも話した。
求人企業とやり取りをしているのは、担当営業だけど
僕の窓口になっているのはアドバイザーである。
応募、面接フィードバック、選考結果連絡、選考中の優先度相談、採用条件交渉、採用受諾か否かは、全てアドバイザー経由だ。
採用受諾して、契約しましょうってなって初めて直接になる。
まぁ直接電話しても問題は無いんですけど。。とは言っていたが、
人材会社的にはタブーなのだろう。そんな話し方だった。
変な話、仮に僕が人材会社に辞退して直接採用されたら、人材会社は大損である。
そんなことは僕はしないけど。

他に選考中の会社があること、僕が比較検討したいことは人材会社から話済みらしい。
なので、返事をいつまで待てるか聞いてもらうことにした。それ次第では、最終面接結果待ちの状態で判断せざるを得なくなる。
それは避けたいので、人材会社からもう1社の結果をプッシュしてもらっている。
理想なのは、2社採用通知を並べて選ぶことだ。

もう1社は、他と比較する前はちょっと引っかかる部分が有ったので、なかなか最優先にはしてなかった。落ちたこと考えて、最終面接後も応募し続けたわけだし。
しかし、アパレルブランド vs アパレルメーカーという今の比較状況になってみると、かなり悩む。

アパレルブランド 企画・製造・小売
中小企業
社風が良い
年商 100億以上 社員800名以上
契約社員
2年後に正社員登用
※年収不明
前職考慮でボーナス込み÷12

アパレルメーカー 製造・卸
零細企業
社風が良い
年商 30億以下 社員30名以下
契約社員
半年後に正社員登用
1年後ボーナス込みで年収up

会社の規模も全く違う。

ブランド
どちらかというと前職に近いのはブランド。
仕事内容もブランドの方が近い。
一次面接面接は、温和な面接官の雰囲気から、社風が良いと感じた。
デザイナー、パタンナーと連携して国内・海外生産に携われる。
海外・国内共に、協力工場。
前任者は退職済み。
求人理由はポジション補充。

メーカー
前々職の若い子向けメーカーに近い。
仕事内容は若い子向け+客先対応
一次面接は、話しやすい社長、生産管理の方が良い雰囲気。社員の表情も良い。
営業する社長と社内デザイナーと連携して、国内・海外生産に携われる。
海外・国内共に、自社工場。
前任者は在籍中。
求人理由はポジション補充+新規対応

ブランド側は、2年間契約社員である。
面接の話から契約社員自体は大して問題は無いけど、採用の場合に年収が前職から低ければ、かなり痛い。
ボーナス込みの年収÷12なので。というか、通常業績が反映するボーナスが込みっておかしな話だ、、笑。
求人票は残業代が無しになっていたが、それもはっきりさせたい。みなしで給与に含む場合、前職年収を切るなら、残業代も下がることになる。
実際にみなし時間より超過したら、時間分きっちり出るのかどうかも重要。
前職の給与÷12であれば良いかなと感じる。
月平均6万の残業代と、少ないがボーナス約1ヶ月込みである。

しかし業績は良くはないそうなので、給与でNGになる可能性も高い。

正直、ブランドの給与がそれなりで採用だった場合、ブランドに行くかもしれない。
これはもう直感である。
やはり零細企業に抵抗が有ることは否めない。
業績とか、給与に関係無く。
どちらの会社も、業種の立ち位置なりの負担がある。それは互角である。
直感ではブランドに針がふれている感じ。

アドバイザーと話したところ、今日の時点では何も動き無し。。笑。
しかし丁寧に連絡をくれて、進捗を正確に話してくれる。ありがたい。
メーカーから採用通知を文面でもらう必要があるので、手配しているとのこと。やはり人材会社としても口頭通知は避ける方針らしい。
僕も書面が欲しかったので、話そうかと思ってたけど、アドバイザーも同じこと考えていた。

ブランドが来週に1人面接予定が有るらしく、どうもそれ次第で僕が採用かどうか決まる。
メーカーは逆につかまらず、いつまで返事が待てるか今日は確認出来なかった。
メーカーが待てないと言ったら、ジャッジが必要になるが、、。

全然関係無いけどなんとなく、、メーカーを担当している人材会社の営業が新人さんな気がする、、笑。面接内容のメールやり取りした時にそんな感じがした。そして、メーカーの社長さんもあまり人材会社を使うのに慣れてない感じを受ける。なんかルール的な共通認識に欠けている。
ベテランアドバイザーがフォローしているので問題無いとは思うけど。。

どちらで働くにしても想像は出来ているので、気持ちの準備をしておきたい。































(2020年東京オリンピック) 新国立競技場の建設現場を見てびっくりした件。

2018年10月31日 | 繊維業界の転職
たまたま近くに行く予定が有ったので、新国立競技場の建設現場を見てきた。
この辺りは2年前まで勤めていた会社の近くである。2年前は柵だけ並んでいるだけの更地だった。
第1印象は、、ヤバいデカさ笑。



かつて霞ヶ丘アパートが建ち並んでいた場所。
観客の滞留空間になるらしく、完全に更地となった後、高層クレーン?が何台も建つ中で建設中。



会場方面。









このデカさ、、写真で伝わるだろうか。
iphoneカメラの28mm画角では収まらない。。笑。

ウッドデッキみたいな屋根?凄いなと思った。
至る所に精密に足場が組まれており、何人もの作業員が行き来していた。
てか、デカさ、、笑。
巨大恐怖症の方、多分アレルギー出るね。
観覧車を真下で見るような感じがした。

僕、実は取り壊し前の旧競技場はちゃんと見たことない。それもあって反応もデカい。

2年前は近くで働いていて何の実感も無かったけど、今日の様子を見て国家プロジェクトなんだなぁ、、と身にしみた。
そして税金の資金力ハンパねぇなと。。笑。
鉄筋の一本一本が血税に思えて、余計に感慨深く見える。

しかしね、、競技場の周りは昔のまま。道路は細いし、都営大江戸線、国立競技場前駅の小さな入り口もそのまま。
会場の建設が終わったら、道路や駅も改造するのだろうか?
とてもじゃないが、素人目にはこんな巨大建造物が満員になるような人数をさばける気がしない。
収容人数は68,000人らしいが、、大丈夫⁈

、、、明治神宮野球場が約37,000人、旧国立競技場が54,000だから、、そんなに問題無いなのかな笑。
まぁしかし、2020年オリンピック期間は近くの会社で働く人の足には影響出るよね。隅田川花火大会や、初詣の明治神宮みたいな状態が続くのでは。。
周辺駅には副都心線の北参道、大江戸線の国立競技場前、JR総武線の千駄ヶ谷、ちょい離れてJR山手線の代々木などが有る。徒歩30分弱歩けば、JR山手線の原宿駅も有る。
開会式の日なんて駅は入場制限、歩道も道路も歩けないくらいになるんじゃないだろうか。。

ちなみに2018年7月の時点で4割完成の進捗状況らしい。間に合わないってことは無いんだろうけど、過去には建設作業員の不幸も有るなど、、かなり負担が高そうだ。
建設現場の方には無理の無いように頑張って欲しい。