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相棒CBR1000RR (SC59)でのツーリングや色々
趣味を楽しむブログです(^ω^ 三 ^ω^)

(漫画) ipad+電子書籍 vs 薄型本棚+紙の漫画

2017年10月07日 | 漫画
先日、漫画メイドインアビスを読んで以降、漫画の面白さを思い出し、ハマっている管理人。

これから改めて漫画を嗜んでいく上で、まず表題の件を思いつく。あんまり定期的に漫画を買わなくなって5年近く経つのだけど、電子書籍が想像以上に発展している。試しにコミックシーモアを覗いてみると、42万冊以上も電子書籍のストックが有るらしい。。そんな有るのか、、
試しに今自分の本棚に並ぶタイトルを検索してみると、全部有る。今まで読んだ漫画を検索してみる。ほとんど有る。
無かったのは浦沢直樹のタイトルだけ。
調べると、漫画家さんには電子書籍化に反対の方もいるようだ。浦沢直樹もその1人。

本当に思っていた以上に電子書籍化が進んでいると初めて感じた。
なので、漫画を嗜む上で電子書籍にするか?紙の漫画にするか?という、数年前には考えもしなかった選択に迫られる。

電子書籍のメリット
・ipadを買う理由が出来る
ipadって今まで必要性を感じなくて手を出さなかったけど、漫画読むならipad必要!ってなるのがなんか嬉しい。

・省スペース
タイトルや購入先によって違いは有ると思うが、単行本1冊200MBくらいらしい。
ipadの記憶容量が128GBだとして、100GBを漫画に当てる場合、500冊は入る。
500冊というと、単行本を1.5cm厚だとした場合、積み重ねたら7.5m。
高さ120cm棚4段、横幅80cm強の本棚2個分くらい。その質量が400g前後A4サイズ程度のタブレットに収まる。

・どこにでも簡単に持ち運べる。

・いつでも瞬時に漫画が買える。本屋に行く必要も、アマゾンで注文した漫画を受け取ったり梱包を開けたり箱を始末する手間も無い。

・単価が安い。紙の漫画より数十円安い。

メリットはこの上なくメリットで、完全に思える。しかし、何事もデメリットがある。

電子書籍のデメリットは、多分写真で言えばフィルムとデジタルに似てると思う。フィルムで撮れる写真はデジタルでも撮れるという人もいるし、フィルムでしか得られない表現が有るという人もいる。
デジタル機器で撮影したデータは写真ではなく、最終的に印画紙に表現したものが写真である、と言っていた写真家がいる。個人的にはその通りだと思う。
その話を電子書籍に置き換えると、電子書籍は漫画ではないということになる。極端だけど。
要はデジタルデータは中間生産物、半製品なんだろうと思う。最終生産物は印画紙であり、紙の印刷物。写真も漫画も、それが発明されてから今まで、紙の上に表現されてきた。
詳しくは知らないが、同じく紙や布に表現される絵画はデジタル化されてないように思う。絵画作品に対してデジタル機器を使うとしたら、パンフレットや販促関係のみではないかと思う。例えばデジタルスキャンした絵画のデータが有ったとして、価値は無いと思う。それはパンフレット用の中間生産物である。液晶画面で絵画作品を鑑賞する人はいない。

進撃の巨人。以前進撃の巨人展に行った時に、初めて印刷前の生原稿を見た。紙を飛び出すような集中線や、絵に迫力を出す線の強弱に単行本以上の情報量を感じた。漫画は絵画と同じく、紙の上に表現された芸術であると思った。
漫画は大量生産品なので、生原稿を元に製版、印刷されて単行本になる。印刷は詳しくないので割愛するが、原稿から縮小印刷されて単行本になる。その工程は少なからず、原稿の完全な再現にならない物性的制限が有ると思われる。
漫画家や印刷所はそれを想定して原稿作りや製版・印刷をしている。出来る限り、自分の、漫画家の原稿に近い印刷物を読み手に届ける為に。

では、電子書籍はどうか。
単行本をデジタルスキャンしたデータの電子書籍を、規則配列されたドットの液晶画面を通して見る。 液晶によっては260dpiを超えて、紙に限りなく近いとか言われるけれど、紙では無い。タブレットによってスペックは様々で、紙と違って一様ではない。スマホなんかではそもそも見開き出来ない。
漫画家は電子書籍化されることは前提に製作工程を変えるのか。変えないと思う。
元々デジタルで描いている漫画家や、デジタルスキャンしても影響の無い漫画なんかはその限りでは無いと思うけど。

まとめると、、
漫画を電子書籍化した時に作品として何か失われているものが無いのか、ということ。個人的な結論としては、目に見える違いはもちろんのこと、言葉や単位、数字で表すことが出来ない何かも欠落していると思う。

長くなったけど、紙で読んだ方が良くね。
スキャン画質がどうとか、ipadがどうとか、容量がどうとか、何にも考えなくていい。
本棚買うべし。

これを3個並べるスペースが有るので、1個ずつ買おうかなと検討中。











(漫画) 約束のネバーランドを読んでみた。

2017年10月04日 | 漫画
最近ソシャゲのログイン日数が700日と出た。そろそろ卒業しようと思う。周回と課金から手を引きたいことが理由。その代わりに、ソシャゲにハマっていた時間より満足度の高い遊びをしよう、と思い、漫画を読むことにした。先日メイドインアビスを読んで面白いなぁと思ったのがきっかけだと思う。

前から気になっていた『約束のネバーランド』を全5巻読んでみた。
最初は3巻まで買ってゆっくり読むかなんて考えていたんだけど、全然無理だった。ストーリーが物凄いハイペースで進む。気付いたら5巻読み終わっていた。
11歳くらいの子供が大人と対等に知略を巡らせて自分達を終わらせる脅威に立ち向かう。脅威に対する恐怖や怯みよりも、頭脳戦が主だって描かれている点は最初不自然にも思った。でもエマ、ノーマン、レイ、他キャラクターが本当に個性的で生き生きとしていること、シナリオ進行が極めて緻密で躍動感があることから、途中からはスピード感の有る展開に釘付けだった。

どんなに困難な状況であっても、登場人物がその状況で一体どんな行動が出来るのか、徹底的に考える必要が有る、、みたいなことを岸辺露伴が言っていたことを読んでて思い出した。漫画を面白くするのはリアリティだ、というのも。 脅威や世界観にファンタジー要素があっても、エマ達は考え得るリアルな方法で脱出を考え、計画して実行する。そこが読者を惹きつける。決して彼らが持つ力を遥かに超えたラッキーは無く、それ故に必死さが伝わってくるし、読者は常に彼らの目線になれる。

素性が知れないがただ1つ彼らが希望を寄せる謎の人物。農園に寄贈された書物の元持ち主で有り、小説家でもあるウイリアム。サインに隠したモールス信号やGPSのようなペン、このネタは本当に面白いなと感じた。外の世界がどうなっているのか、そもそも人間はいるのか、自分達が最低限生きていける世界なのか、全く分からない状況でただ1つの希望、、
5巻で脱出編を終えた勢いのまま外の世界へ飛び出していく子供達。まだまだこれから面白くなるのかなと、次の展開に期待している。







(アニメ)メイドインアビス ブルーレイBOXをHMVで予約したらトラップにはまった件

2017年10月04日 | アニメ
メイドインアビスにハマり一ヶ月ほど、、先週アニメ最終話も終わり、その前に原作全6巻も読み終わった。東京MX画質でも劇場版アニメに見える高クオリティな作品である。これはお金を払ってでもディスクを買いたい。

管理人は無精なもので、アニメ見終わってから予約した。調べると、、原作者書き下ろしのA3クリアクリアポスターが付くか付かないかで値段が違う。ざっくりと前者はHMVで16000円、後者はアマゾンで14000円。
せっかくなので前者にしたわけなんだが、、
久々にHMVで購入しようとしたら、クレジットカードのセキュリティコードを入れてくれのエラー。30分ほど格闘して何とか予約注文完了。
しかし、、
10月発売の前編、12月発売の後編、同時にカート入れて買ったら、配送日が12月で一括配送になっている。
え?
調べると、それぞれを発売日に配送にするなら、二分割配送に変更が必要。しかし二分割配送にすると、後編の方に送料がかかる。
何だこれは、、
前編後編を1つずつ再度注文して、最初の注文は後でキャンセルすればいいかと思いつく。
しかし、、
前編をカートに入れて会計しようとすると、
この商品は購入したことがあります。商品をご確認下さい、みたいな表示が出て、注文が完了出来ない。。。
。。。
。。

HMVに問い合わせてみた。
最初の注文を1つずつに分けて、それぞれ一括配送で送料無料扱いに変更してくれと要望。
しかし、想像通り、出来ませんの返事。

まぁたしかに、最初に1つずつカート入れて会計していたら、何の問題も無かったんだけど。
発売日の違うブルーレイ商品同時注文で、発売日先の商品が、発売日の2ヶ月先で配送予定になるって、おかしくないか?と思う。

アマゾンはどうか。
アマゾンで注文確定前までやってみた。
出来る限りまとめて配送にしても、配送日が複数と表示が出る。送料無料。
別々に配送にしても、配送日が複数と出る。こちらも2回分配送無料。
ネットで見ると、発売日の日数差など関係してるっぽい。今回の管理人と同じように遅い配送日でまとめてになってた人もいた。

個人的には、アマゾンで今までこんな状況になったことが無いので、やはりHMVがおかしいという結論。
アニメのブルーレイマラソンを理解しているかどうか、この差なのかとも思う。

仮に、全6巻あって全巻同時買いしたら、6巻が1巻の発売日から半年先だったら、1巻からまとめて1巻発売日から半年先の発送になる。
HMVがやるべきなのは、前編が発売日に発送されませんがよろしいですか?と注意文を表示すること。
普通に考えて、一括注文の方が処理する側の手間も減るわけだし、なぜ送料無料の為に1つずつ注文しなければいけないシステムになっているのかと疑問に思う。

余計なトラップにはまってしまった。。


(アニメ) メイドインアビス13話感想 ※ネタバレ注意

2017年10月01日 | アニメ
前回12話の感想の記事で、来週1時間スペシャルはこんな構成だろうか、、と考えていたんだけど、やっぱり上昇不可実験から旅立ちまでだった。
素晴らしく綺麗にまとまっていて、なおかつ、またサプライズ。3人で浮上させた手紙がシーカーキャンプ、そして地上まで辿り着くシーンの追加。
目をぱちくりさせて驚いたマルルクの顔、オーゼンのややニヤリとした顔が見れてなんか良かったな。

上昇負荷実験はレイアウトとタイムラインで上手いこと原作の刺激を抑えつつ、かつ黒潰し無しで演出されてた。少し削られたシーンも有るけど、必要十分だと思う。ほんとに上手い。

ミーティとの別れのシーンでは、レグが火葬砲を撃つ寸前にナナチがミーティに駆け寄る。
ナナチが今まで付き合わせてごめんよって言ってる時のミーティの声と目の変化になんかぐっときた。ミーティの声といえば、リコのあれ?誰かもう1人、、の回想シーンのミーティの泣き声が、漫画で解釈してたよりも凄く悲しそうな声だなって思った。

リコがナナチに一緒に来てくれるように頼むシーン。漫画では即答でいいぜって言ってて、何か後ろ向きな含みを感じてた。言葉にはしない決意が有るけど、それがどこを指してるのか見えない演出。アニメでは、あ...あ....って台詞、後に楽しいと言っていたなんか嬉しそうな感じと、ミーティのことを考え俯く姿。 旅立ちの時、ミーティと過ごした家を見つめた後に2人に呼ばれて前を向くシーンではナナチの抱いている希望が表情に出ている感じがしてなんかいいなって思った。 原作では、ただナナチが家を見つめるだけだった。

アニメにはアニメなりの解釈がちょっと有るのかもしれない。漫画と印象の違うシーンがいくつかあった。原作は、間、で読み手に委ねられてる表現があるような気がする。アニメでは丁寧にその間を汲み取り、アニメらしい表現豊かな作りになっている。もちろんそれもこのアニメがもつ特別なクオリティをもってしてのことだけど。

2期のアナウンスは無かったけど、最後の最後まで原作の進行を追っていたし、当たり前に続くだろうという印象。あれがもし3人の手紙が地上に届くシーンで終わったら、あれ?って感じだったけど、、黎明卿エンドだから。2期間違いないんじゃないかな。