高クオリティなアニメに感化されて原作6巻大人買いしてきた。アキハバラの書泉にて。
書泉6階にメイドインアビスの等身大?リコ・レグのポップやアニメ流してるディスプレイが2箇所、本自体は3箇所くらいに置いてあった。さすが書泉。
しかしメイドインアビスヤバイな、、、
正直なとこ、原作読むんじゃなかったという思いと、なんか久々にのめり込んだなぁという満足感が半々。 精神的にだいぶ持ってかれる。寝れなくなった。
とりあえず、スチームパンクとファンタジーは置いておいて、グロテスク系(知らないけどなんか呼び名有る?)昔の洋画でいうスプラッタ系? 最近、最近でもないけど見たことある他作品だとデッドマン・ワンダーランドとか近い、、。こういう系なんて言うんだろう。大枠ではガロ系?
子供から少年、大人まで、〜向けって対象が無い感じを受けた。
そしてまさかの異能力バトル要素。
そこはほんとに想像の斜め上だった。
でも面白いなと思った。遺物で武装、、これだけで想像出来なかったな。アニメ見る限りでは。
白笛って伝説級の英雄じゃないのか、、ひねりが凄い。そしてオーゼンがいかに優しいのかよく分かった。6層にオーゼンが助けに来たりしたら泣くわ、、
しかしまぁ可愛らしい絵本みたいなイメージとか
とんでもねぇ、、
アニメは13話で綺麗に終わってくれることを祈る。
でもOPにけっこう深層のシーン出てたし、黎明卿出て来たし、カートリッジ言ってたし2期やるのかまさか?、、
今の原作ストックから見て、26話くらいまでは有る感じ。見たいような、見たくないような。
上手くアニメ化したら神作品になるけど、リスクが高いと思われる。 制作が入れ替わったりしたら間違いなくポシャるタイプ。
しかし、アニメ11話まで見るとかなり原作忠実なので、黒い煙付き、、てか画面真っ黒の旧エヴァみたいになるんじゃないだろうか。。
ジョジョ4部でさえ黒くなるくらいだから相当気を使わないと再現出来ないと思われる。
終わりが見えない。
てか不安要素満載でどうなるのか見当付かん、、
縛り要素として、奈落までの到達時間、アビスの呪い。何話でも書けそうな要素として、白笛と遺物武装、休憩ポイントの設置。
絶望のエントロピーが急激に増えたり減ったりして、ハッピーエンドの可能性、というか、何がハッピーなのかも含め、全く想像が付かない。
倫理的、人道的な範囲を超えている点。
四肢欠損とか、カートリッジとか、人体実験とか。やっぱりガロ系?WEBコミ系?
WEBコミ系とか思いたくないな、、
ほんとネットサーフィン中に広告でチラ見するWEBコミって、残虐非道、またはエログロで怖いもの見たさみたいな購入動機を駆り立ててる感じが嫌い。無くなればいいのにっていつも思う。
メイドインアビスに関しては、芯有る中身が存在するから一線を画してる気はする。
WEBコミックと聞くと、偏見の目で見てしまうが、、良くないかもしれん。
ギリギリに責めてるとこや、急激にヒートアップするグロシナリオ、バトルシーンを見ていると、相当な偏執的な作家で頭のいい人って印象。
キャラクター、アビスの動植物、遺物の設定が細かくて徹底的に考えぬかれてるとこは好き。作者自身好きなんだろうなぁって感じが伝わってくるし、見ていて面白い。あと、装備をきちんと準備したりするシーンやよく笑ってよく泣いてよく食べる描写が有る。キャラクターが自立していて荒唐無稽な方向には決していかないというか、そこにあるありのままを記しているような完成度も素敵だと思う。
結局呪いがなんなのか、アビスがなんなのかは変わらず謎のまま。面白い。
底に行くにつれ超高度文明の形跡が有る。そもそもレグが超文明の産物?だし。遺物の文明レベルを見ると、やはり昔何らかの理由で滅んだ世界が有ったのかと思われる。それが、何らかの理由と今も存在していて、何らかの組織による作為的な現象として呪いが有るのでは。。
総評として、アニメを見た時にクオリティに驚いたのと同じで、漫画の面白さも驚いた。
アニメの面白さは単にクオリティの高さではなく、この原作ありきだということが分かった。
なぜこのマンガがすごい!にランクインしないのか、なぜ原作でもっと評価されずアニメを見るまで知ることすらなかったのか、不思議でしょうがない。
アニメ見て面白いな!と思った人は原作を読むべきだきだと思う。