おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。 先日の日経MJに次のような記事がありました。 「手書きPOP 話し言葉で」 とのことです。 今までは、「売れ筋商品を安く売ることばかり考えていた」のを、「価格が高くても商品の価値を伝えれば売れる」と気づいたのだそうです。 これが自信に繋がり、従業員がお客様に積極的に声がけするようになり、商品を売る姿勢が変わったとのこと。 単に商品名と価格だけの表示、あるいは「激安!」のキャッチコピーだけでは当たり前。同店の話し言葉のPOPも、従業員自身がお客様にお勧めしているということを表現するためのものでしょう。 POPだけよりも、実際に従業員がお客様に話しかけてお勧めしていることが奏功していると思います。 その店の従業員が、自分自身で食べてみて本当にお勧めだと言っている商品なら、「買ってみようか」と、たいていの人は思うのではないでしょうか。 どれだけ、自分で自信を持ってお勧めできる商品があるかどうか、で売れ行きはかなり変わってくるのだと思います。
・新潟県五泉市にある食品スーパー、エスマートの商品棚には一風変わった手書きのPOPが。
・同店で2009年に驚異的な売上を記録した商品がある。森永乳業「黄金比率プリン」だ。最高で月に1570個以上を売り上げた。「このプリンを売ってから、店の経営の仕方がガラリと変わった」
(引用:2011/03/30 日経MJより)
もともとは発注ミスで、この少々高めのプリン(134円)を24個入り4ケース仕入てしまい、どうしようと困ったところからの出来事です。
とりあえず皆で食べてみると、いままでのプリンとは違う味がして、常連客に「是非食べてみて」とすすめたところ、あれよあれよという間に完売し、買った客からまた買いたいとの要望で、さらに仕入れることに。そうしたことを繰り返すうちにヒット商品になってしまっったとのことです。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三