新型インフル、予防投与で９９％感染せず

新型インフル、予防投与で９９％感染せず(読売新聞) - goo ニュース
新型インフルエンザ感染者の家族のうち、前もって治療薬を服用した人の９９％が感染しなかったことが、国立感染症研究所の調査で分かったそうです。
　調査は、昨年５月の流行初期に大阪府内で感染した患者１５８人の家族を対象に実施そうです。予防投与した３３４人のうち、感染者は２人（０・６％）にとどまり、３３２人は感染しなかったそうです。一方、服用しなかった４８人のうち、４分の１を超す１４人（２９・２％）が感染したそうです。
　この比較からも予防投与は効果があると思われます。
ただ、気をつけないといけないのは、予防投与後に感染した２人のうち１人からは、治療薬タミフルが効かない耐性ウイルスが見つかったことです。予防薬の使い過ぎは、耐性ウイルスの増加を促しそうなことです。