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痩せるには飲み方が大事! 成分から見る「トクホの正しい利用法」

2012-12-08 17:29:32 | Weblog
痩せるには飲み方が大事! 成分から見る「トクホの正しい利用法」(ライフハッカー[日本版]) - goo ニュース

こんにちは。医者から健康診断で「早く痩せなさい。1年前も痩せるって言っていたよね」とはっきり言われて悩んでいる「失業経験有り人事担当」田中二郎三郎です。猫の手も借りたいわたしは、通称やせるとうたっている「特定保健用食品」(飲料含む、以下「特保」)を複数飲用しています。

特定保健食品は消費者庁が人間の健康について、○○に効果があるといっても良いと許可を与えたもので、その数は実に1000点を超えます。ダイエット目的のものもあれば、血糖値の上昇を抑える、お通じを良くするなど実にいろいろな商品が特保として発売されています。

さて今回は、ダイエットに効果があると言われている特保製品について、どうして「脂肪を減らす」効果があるのか。製品別にどういう効能なのかを探ってみました。

1.花王 ヘルシア (有効成分 高濃度茶カテキン)

ダイエット特保の先駆け的商品で、「脂肪を燃焼しやすくする」をキーワードにしています。その仕組みは、消化器で消化され肝臓に到達した脂肪やもともと蓄積された脂肪をエネルギーに変える「β酸化関連酵素(もともと体内にある)」を有効成分の「茶カテキン」が活発化させる働きによって、「脂肪を燃焼→エネルギーに変換しやすくする」というものです。

CMでは飲用後に歩いて脂肪を燃焼させやすくするという表現が使われています。運動をしないと蓄積された脂肪がエネルギーに変換されないため、β酸化関連酵素と結びつかず、燃焼効果は薄くなります。つまり、飲むなら一日の運動を始める前の、できるだけ早い時間に飲むことが効果を最大限に発揮する方法です。

ヘルシアには数種類のバリエーションがでていますが、カテキンはもともと茶の苦み・渋みを構成するエキスなので、一般のお茶よりも数段渋い味わいが特徴です。そのため、これを嫌う人のために、まろやかバージョンや果汁炭酸飲料(ヘルシアスパークリングシリーズ)として売り出しているモノもあり、渋みを極力感じさせない味付けとなっています。


2.サントリー 黒烏龍茶(有効成分 ウーロン茶重合ポリフェノール OTPP)

いかにも脂っぽい中華料理を食べるCMで印象的な商品で、「からだに脂肪がつきにくい」ことを強調しています。その仕組みは、茶葉を半発酵させる過程で発生するウーロン茶特有の成分である「OTPP」が、小腸で脂肪を体内に取り込む「リパーゼ」の働きを抑制し、脂肪を取り込みにくくします。そして摂取した中性脂肪をそのまま体外に排出するというものです。

つまり黒烏龍茶の場合は食事の前後(脂肪を摂取するのと同時)に飲むことが効果を最大限に発揮する方法です。黒烏龍茶の味はヘルシアと同じく濃い苦めの烏龍茶を飲んでいるような風味です。ただしいつまでも後味として残る苦さではありません。


3.キリンビバレッジ メッツコーラ(有効成分 難消化性デキストリン)

初のコーラ製品での特保として大ヒットしている商品です。黒烏龍茶と同じく、「摂取した脂肪を吸収しにくくし、そのまま排出する」ことをうたっています。ただし、黒烏龍茶と違い、小腸で胆汁酸ミセル(脂肪が体内に取り込まれる時に変化したもの)を「難消化性デキストリン」が包み込み、そのまま体内に取り込むことなく排出することで、結果として胆汁酸ミセル(もともとは脂肪)を取り込みにくくします。

メッツコーラも黒烏龍茶と同じく、食事の前後(脂肪を摂取するのと同時)に飲むことが効果を最大限に発揮する方法です。なお難消化性デキストリンには、腸の調子を整える。血糖値の急上昇を抑える効果も認められています。味わいは開発者自身が認めているように、コカコーラゼロの味に近づけたとされており、強炭酸の爽快感で人工甘味料の不自然さを補っているようなイメージです。2番手となるサントリーのペプシスペシャルはメッツコーラのように強炭酸ではないため、甘みが強く出ており、好みが分かれるところです。


このように、脂肪というキーワードで着目しただけでも、特保にいろいろな効能があることがわかります。摂取した脂肪を入り口で抑えようとする黒烏龍茶やメッツコーラに対し、蓄積された脂肪にも効果を発揮するヘルシア。それぞれの特徴を踏まえて、最も効果が上がる飲み方をしましょう。運動しなければヘルシアの効果は半減しますし、脂肪をほとんど摂らないダイエットしている人には黒烏龍茶やメッツコーラを飲んでも妨害する脂肪がないので無意味です。

また、よく「特保を飲んでいるから食べ過ぎてもいい」と勘違いしている人がいますが、あくまでこれらの商品は「しやすくする」「しにくくする」だけで、完全に摂取した脂肪を吸収したりはしません。かといって飲み過ぎると、もともとある身体の機能を弱めることもあるので、あくまで適正量を正しい時期に飲むことが重要です。

これらはあくまで「補助」をしてくれるだけで、やはり適度の食事と運動です。...結局ダイエットの基本に立ち返ることになりましたね。


(田中二郎三郎)


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世界第5位に転落「日本のODA」アジア最前線報告

2012-12-08 12:05:00 | Weblog
世界第5位に転落「日本のODA」アジア最前線報告(プレジデントオンライン) - goo ニュース

かつて世界第1位だった日本のODA実績だが、近年では国際的に地位を低下させている。ジャカルタで日本のODAプロジェクトの現場を訪問する機会を得た筆者が見たものとは――。
■実質GDP成長率6.5%のインドネシア
今年の夏は、大学のサマースクール(Euro-Asia Summer School)とMBA金融プログラム海外研修の日程が一部重なったために、サマースクールの第2週が行われたベルギーのルーベン・カトリック大学から帰国すると、すぐにMBA金融プログラム海外研修を行っていたジャカルタに飛んだ。気温摂氏20度のベルギーから気温摂氏30度を超えるジャカルタ入りだったので気温差と時差に悩まされながらも、学生たちとジャカルタにある企業などを訪問した。

インドネシアは、1997~98年のアジア通貨危機以降、経済の回復が遅れていたものの、2000年代半ばになってようやく経済が回復し、近年ではむしろ経済は好調である。また、東アジアの他の諸国と比較しても、インドネシア経済は、世界金融危機の影響をそれほど受けず、著しい経済成長を遂げている。たとえば、世界金融危機の影響を受けた隣国、シンガポールとは好対照である。世界金融危機直後の09年の実質GDP成長率は、シンガポールやマレーシア、タイでは軒並みマイナス成長となったにもかかわらず、インドネシアでは4.6%であった。また、11年の実質GDP成長率をインドネシアとシンガポールで比較すると、シンガポールが4.9%であるのに対して、インドネシアが6.5%となっている。

そのためか、以前は、東京とシンガポールを結ぶフライトにフラットシートのある機材が使用され、ジャカルタ線にはフラットシートがなかった。しかし、フラットシートのある機材はシンガポール便からジャカルタ便に移ったようである。世界金融危機のシンガポールへの影響とインドネシア経済の好調さが飛行機のシートにも表れている。

今回の海外研修では、例年と同様に日系や地元の金融機関や製造業を訪問したほかに、ジャカルタに本拠地を置いている東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局と東アジア・ASEAN経済研究センター(ERIA)を訪問した。さらに、ERIAのチーフ・エコノミストも兼任されている木村福成慶應義塾大学教授のご紹介で、政府開発援助(ODA)のプロジェクトの現場であるジャカルタ漁港をも訪問した。

■地道に相手国の経済発展を支えるプロジェクトとは
ジャカルタを訪問する直前にサマースクールでブリュッセルにある欧州連合(EU)の欧州委員会を訪問したので、ここでEUの経済統合とASEANの経済統合を比較したいところではあるが、本題のODAの話題に入りかけてはいるものの、なかなか話が進まないので、一言だけ触れることにとどめ、詳細は別の機会に取り扱いたい。

一言で言えば、EUはリジッド(硬直的)な経済統合であるのに対して、ASEANはソフト(柔軟)な経済統合である。そのリジッドな経済統合をめざしているEUにおいては、ユーロ圏の一部の諸国において10年にギリシャで財政危機が発生し、それがポルトガルやアイルランドなどに波及している。ギリシャ財政危機が発生してから3年が経とうとしているが、なかなか収束する気配が見られない。そのため、ASEAN事務局はことのほか、ASEANはEUと違うことを強調していた。ASEANをEUと差別化することによって、欧州の危機がASEANに波及することを抑えたいかのようである。

日本の国際援助まで経済力と比べてお粗末になってきているようです。
これも日本の地位低下を象徴する出来事のようです。


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