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収賄、不正蓄財が後を絶たず 中国の指導者の収入は一体いくら?

2012-12-29 16:38:13 | Weblog
収賄、不正蓄財が後を絶たず 中国の指導者の収入は一体いくら?(産経新聞) - goo ニュース

 中国共産党の習近平総書記をトップとする中国の新しい最高指導部が11月中旬に発足した。新しく選出された指導者たちの経歴、家族構成、趣味などについてインターネットで高い関心が寄せられている。そんななか、指導者たちの収入も大きな話題となっている。中国の指導者の収入は非公開のため、国内メディアに報じられることはない。さまざまな断片的な情報を元に、インターネットの各サイトには指導者の懐事情について多くのコメントが寄せられている。

 中国政府は2006年に一度だけ「公務員給料明細ランク表」という資料を公開した。国家の一級幹部と位置づけられる国家主席や首相などの最高月給は3820元(約5万円)となっている。これは北京市内のタクシー運転手の毎月の手取りとほとんど変らない金額だが、書かれている基本給のみの可能性が高く、ほかに手当てやボーナスなどが払われるとみられる。

 今回の党大会で最高指導部入りを果たした前上海市党委書記の兪正声氏が昨年夏、同市内の大学での講演で、自らの月収について「共産党中央政治局員の基準に従って毎月約1万1千元(約14万円強)」と明らかにしたことがあった。また、同じく政治局員だった呉儀副首相(政治局員)も2007年、自身の年収について「12万元(約150万円)前後」と語ったことがあった。インターネットにはこれらの発言を元に、現在の最高指導者の収入を推測する人がいる。

 中国共産党指導者のランクでは、政治局員の地位は副首相に相当し、計25人しかいない。全国の党と政府幹部の中で最高指導部である政治局常務委員会メンバー(7人)に次いで給料が高いはずだ。故毛沢東元国家主席の家計簿を管理していた元護衛長の李銀橋氏が晩年に発表した回顧録によれば、毛氏の1960年代初頭の月収は404・8元で、妻の江青氏(政治局員)は342・7元、毛の給料は江の約1・2倍だった。今でも同じような比率であれば、習近平総書記ら最高指導部のメンバーの収入は1万3000元前後になると推測できる。

 しかし、いまの北京や上海市のマンション価格は1平方メートル3万~4万元までに高騰している。インターネットには「国家の最高権力者は1年働いてもトイレの面積すら買えない」「彼らの食事から服装まですべて国が負担しているから給料は全部小遣いだ」といった意見が寄せられている。

 国際労働機関(ILO)によれば、中国人の平均月収は700ドル(約6万円)だ。労働者と比べると、指導者の収入はその2倍強だが、今年4月に失脚した薄煕来元重慶市党委書記は息子を米国のハーバード大学の大学院に留学させており、授業料と生活費などは毎年10万元ド(850万円)がかかると言われている。習近平総書記の一人娘が現在、同大学に留学中だ。指導者たちの給料だけでは子どもの留学費用を払えないことは確かだ。

 昨年夏に浙江省高裁で死刑判決を受けた杭州市の元副市長の収賄額が約2億元だった。逮捕された鉄道省の元局長がスイスの銀行に20億ドル以上の不正蓄財していたことが今年になって明らかになった。インターネットにはこれらの例を挙げ、「中国高官の収賄額と年収の比率は世界一であることだけは言える」といったコメントが寄せられている。(矢板明夫)


中国の高官の収入は公表されていないので実態は闇のなかでしょうが、
子弟を海外留学させることが出来るようなので、我々には想像もできない高額なのかなと
思ってしまいます。


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