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プリンセス・トヨトミ (文春文庫) |
万城目 学 | |
文藝春秋 |
天気 の合間にちょっぴり
蒸すね
万城目学 著 : プリンセス・トヨトミ
を、読みました。
このことは誰も知らない。
―四百年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、
東京から来た会計検査院の調査官三人と大阪下町育ちの少年少女だった。
秘密の扉が開くとき、大阪が全停止する!?
現在上映中の、プリンセス・トヨトミの原作です。
まず読み始めて引っかかったのは、映画のキャストと
小説の中で活躍している登場人物が全く私のイメージとは違っていて、
というか、レーゲンブール旭は明らかにフランス人にしか見えないハーフなのですから
綾瀬はるかというのはねぇ~。綾瀬はるかは大好きなんですけどね・・・。
鳥居役も誰だか、若い俳優でしたが、
本当はチビでおデブちゃんの筈。
そんなズレが気になって、最初のほうはなかなか読み進みませんでした。
面白いんだけど、検査官3人とサイドが途中からかすみ始めて
結末までがどこかチグハグな感じがしました。
なかなか読み進まなかった理由は、そんなところにあるのかも。
しかしこの本、大阪のお城の周辺で生まれ育った方には
すごく面白い物語だと思います。
実際、アマゾンの書評でも、大阪の方の☆の数は
大方5つか、4つでした。
ですので、大阪福島区出身のママ友ちゃんに
この本プレゼントしようと思います。
きっと喜んでくれることでしょう。