天気 スマホの天気予報大外れ
昭和3年6月4日未明。
北京を去り、奉天に到着する直前の
張作霖を乗せた列車が日本の関東軍によって爆破される。
「事件の真相を報告せよ」
昭和天皇の密使が綴る満洲報告書(マンチュリアン・リポート)
それと知らずに(またいつもの気安さで・・・)借りて来たら
なんと、中原の虹の続編?完結編?的な本でした
「ジロさんいつまで待たせるんだよーーーっ!!」と、
首を長くして待っていたので、凄くラッキーでした。
とはいえ、中原の虹の物語からは少し時間が過ぎているし
ベースは、張作霖の暗殺についてのレポートなので
我が愛しの春児や春雷は、ほんのちょっとしか登場しませんでした。
蒼穹の昴のころから、この兄弟のファンなので
少ししか会えなかったのは、ちょっと消化不良なのですが
心優しい聡明な春児は、さらに神々しく歳を重ねた
元宦官として余生を送っていて、安心しました。
そしてそして、このシリーズには切っても切り離せない
白太太も、最後に登場し私的には大団円!!というフィニシュでした。
これで、白太太も安らかに眠れることでしょう(笑)
もしかして、近代化進む北京の街角に今でのうずくまっているのかも??
そんなこと想像すると、やっぱり楽しいジローさんの物語です。