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平凡 |
角田 光代 | |
新潮社 |
角田光代 著 : 平凡
を、読みました。
ありきたりな主婦、突然離婚を言い渡された男、
子どもがある者いないもの。
6人の主人子が、それぞれの選ばなかった選択を
振り返る短編集。
物語の中で、それぞれが人生のターニングポイントであった時点を
振り返って、今ではないところにいる自分を想像していました。
私は、あまりそういう後悔?がないので、
逆に無理やり、
結婚しなかった自分とか
小宝に恵まれなかった自分とか
子だくさんで男児ばっかだった自分とか
想像してみました。
想像の自分は、やっぱりそれなりに楽しそうに
生きているような感じがしました。
きっと、根が楽観的なんでしょうね(笑)
どんな想像をしても、私は平凡に生きていて
平凡万歳!!と、心から思えるのでした。
あっ、それと“平凡”と言えば
3~4人のアイドルが、表紙で笑っている
昭和の青少年向け週刊誌を
想像してしまうオバちゃんベリーでありました(^_^)