この鉄道ファン向けのサイトでは、何だか裏話も多くて実に興味深いものがありますね。うん。
ふと何気なく見ていたら、何と豊橋鉄道渥美線の電車の話題が。
あの豊橋市内線も然りですが、渥美線は長らく名鉄のほかに西武鉄道、東急電鉄、長野電鉄等など他社の使い古しばつかり導入。さすがに高師工場による再整備ぶりは見事な出来栄えで、創意工夫も素晴らしいものがありましたね。今も語り草の元名鉄5200系こと豊鉄1900系は冷房装置まで搭載されていましたよ。当時の技術陣には脱帽します。
さて、今は全車両が東急の初代7200系→豊鉄の現1800系に統一され、既に本投稿時点では総勢30両(3両組成☓10本)。あれから早くも四半世紀がたちました。
これまでは中古車両でしたが、今の1800系の中には何と長野県内の上田電鉄で使われて、豊鉄では第三の職場な車両もあり、今更ながらも驚きですわ。(苦笑)
画像のク2810とモ1860の2両が、それに該当するとか。2008年に上田電鉄から譲渡されたそうですね。3度目のお務め、ホンマにお疲れ様ですわ。(微笑)
2001年での高師工場の火災で、本来は部品取り用だった廃車体を復活させた車両も発生し、どうも、その影響があったらしい。その後の車両増強策として譲り受けたとか。
まあ当時の事情から、やむを得なかった措置だったと私自身も思います。
でも、よくよく見れば、かなり疲れ果てたようにも思えますね。
しかしながら、そろそろ間違いなしに車両更新期だ。確かに弘南鉄道大鰐線や弘南線での元・初代7000系よりは幾分、若いとは言え、今の1800系が元気なうちに少しずつでも何らかの世代交代を図るべきではなかろうか?
名鉄4000系や9500系に準じた純新車が良いのか?
あるいはJR東海の辺りから211系でも譲って貰う方が妥当か?
但し、後者は渥美線全区間での建築限界寸法の拡大が必要だし、かえって莫大な費用が掛かりそうな気がしますね。
だいいち、あの小池地下隧道の改修なんか今更、出来るのかしら?
まあ、近くにせっかく日車豊川の工場があることだし、18メートル級の純新車の導入の方が、どちらかと言えば現実的な気がしますわ。(微笑)
まさか豊鉄側が今更、あの車体塗装も必要な名鉄6000系や6500系を欲しがるとも思えないのだが。うん。
これからは地方中小電鉄でも、やはり何と言ってもVVVF車の時代だ。
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