ファチマの聖母の会・プロライフ

お母さんのお腹の中の赤ちゃんの命が守られるために!天主の創られた生命の美しさ・大切さを忘れないために!

大きないのち

2018年11月19日 | 生命の美しさ・大切さ
大きないのち

ある日の中絶掲示板より
*選者 池田正昭(青梅教会)

み(中絶された赤ちゃんの名前のこと:ファチマの聖母の会による注)

もしもあの時違う決断をしていたら

たらればの話なんか今更だってわかってるけど
考えちゃうんだもん

あたしが生むって決断しなかったから

最終的におろすって決めたのもあたし
赤ちゃんおろしたのもあたし
全部あたしのせい
赤ちゃん殺したのはあたし

でも、妊娠したときからあたしは赤ちゃんのお母さんだから
どぉしても想像しちゃうんだよ
ちゃんと育ててあげれば…って

赤ちゃんがいないよ
お腹がぺったんこだよ
生理がくるたび、術後の出血とかぶって
情緒不安定になる

ねぇ赤ちゃん
あなたのパパとは今でも一緒にいるのに
なんであなたとは一緒にいられないのかな?

あたしと彼が一緒にいる意味はなんだろう

もぉやだ
あたしが悪い!ばか!無責任!!最低!!

なんでこんなあたしの事
お母さんにしてくれたの?
もっと優しくて素敵なひとたくさんいるのに

そぉゆう人、選べば今頃温かいお腹の中でスクスク育ってたはずなのに
あたしなんかのお腹にきちゃうから
幸せにしてあげられなかったじゃん

愛を教えてあげられなかったじゃん

でもお母さんにしてくれてありがとう
今頃やっと気づいたよ
小さな命なんかじゃなかった
大きくてかけがえのない命だった

ねぇ赤ちゃん
かえってきてよ
もぉ一回お母さんになりたいよ

赤ちゃんに会いたい
赤ちゃんが欲しい
あたしなんかいなきゃいいのに

消えてなくなれ!

「野ばら」(第15号)2018年9月9日発行(カトリック松戸教会ミカエル会)に掲載された詩の抜粋

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可憐なお花をお部屋に飾りました

空へ

あなたとお別れしてから、1年と7日が経ったね。一年が過ぎ、また今年も来た健康診断のレントゲン。

もうさよならする事が決まって、受けたレントゲン。

今でも自分を殺人者だと思ってしまうときがあります。苦しいって私が言っていいのかわからないけど、すごい苦しいよ。

いくら人に言われたからと言っても、傷ついていたと言っても、何もかもが軽率でした。産みたかった。

私は、クズ。私の人生は、もうあの日から終わったと。
これからは、静かに、目立たず、ひっそりと行きていこうと思いました。
孤独感、罪悪感を味わっています。

普通に生きてるけど、いつもあなたのこと想っています。
あなたとお別れしたちょうど1年後に、
ピアスを開けました。痛かったけど、それは、私にとってはとても意味のあること。

その帰り道、黄色とピンクの可憐なお花をお部屋に飾りました。
これから、毎年、私が死ぬまで、あなたがお空に還った日には、お花を飾ろうと決めました。

私のお腹に来てくれて、ありがとう。
あなたに会えないのに、どうしようもなく愛おしくてたまりません。

こんな身勝手な私をあなたは選んでくれました。
これからは、あなたから教えてもらった沢山のことを踏まえて、泣きながらも強く生きていきます。

私は人として罪深きことをしました。
けれどあなたは、たくさんのものを私に与えてくれました。

お空で、いつか抱きしめさせてね。
それまで、死ぬ気で生きるよ。

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