抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

場所と人

2011年07月17日 06時15分57秒 | 試合観戦
昨日はフットサルスクールに来ている教え子達の中体連磐周大会。
3年生はこれが最後の大会。

このところ毎年決勝トーナメントは観ているが、いつもながら暑い。
そろそろナイター開催も考えたほうがよいのでは?ともいつも思う。

城山中vs浅羽中
県大会で静岡学園をやぶった勢いで第1シードの城山中。
立ち上がりを見ても、スピードとテクニックは断然上。
身体能力でも勝っている選手が多かった。
おそらく個々の能力だけで比べたら、5-0くらいの差があるだろうと感じた。

しかし、開始2分弱でCKから浅羽中が先制。
以前からセットプレーが弱いと保護者の話から聞いていたが、まさにその通りの結果。
8分には早くも選手交代。
練習試合で見た時に個人的に気になっていたスピードのある選手が登場。
温存しておいたのか?

交代した直後にその選手が同点ゴール!
これで落ち着いて仕切り直し。
スピードあるFW2枚と両サイドアタッカーがDFのウラを狙い走りまくるが正確なボールが蹴れず・・・。
左サイドアタッカーとボランチの選手はドリブル突破が上手かった。
一人、二人と簡単に突破できた。得点は時間の問題かと思ったが、なかなかゴールが奪えない。
それどころか決定的な場面もつくれなかった。

後半、監督の指示があったのか、落ち着いてショートパスを繋ごうとした場面もみられたが、
意志の疎通を欠いて、どうもちぐはぐ、付け焼刃的な印象もあった。
対する浅羽中は、自分たちが負けている部分を認め、一人二人とドリブルで交わされても必死でついていき、三人目で何とかボールを蹴り出す。
自陣でしっかりとブロックをつくり、入ってくる相手に必死で対応していた。
セットプレーで勝ち越し点をあげると、さらに守備に力を注ぎ、なかなか城山中はバイタルエリアに入っていけない。
それでもロスタイムにパワーでねじ込み同点。
その後のPK戦で残念ながら敗退・・・。
PKの結果は仕方ないでしょう。

結局、弱点であったセットプレーからの失点。引いて守る相手を崩せない。
何か日本代表と同じ?

どちらも人を攻略していないからではないかと感じた。
相手の浅羽中は、自陣にしっかり引いて危ない場所を抑えていた。
それなのに城山中は、その場所を一生懸命攻略しようとしていた。
その場所にいる人を動かし、場所からはがすことが出来なかった。

やっぱりサッカーって対人なんだな~。



人を攻略して、チームを倒す!

月曜日には決勝戦があるようなので、教え子達は負けてしまったが、観戦しにいってこよう!
コメント
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