どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。
3月は別れの季節
卒業式や卒園式があるから
そんなイメージなんですかね
私達クラブも卒業する子や
他チームへ移籍してお別れする子もいます
そんな時に
こんなことを言われることが多いです
「もっと厳しいところでやりたい」
子どもの意思だったり
親の意向だったり
これ聞いて
いつも思うのは
うちも充分厳しいんだけどな〜っと
私達クラブ、
ポーラスターには
3つの約束があります
①ずっとENJOY〈一生楽しむ〉
②みんなPLAY〈全員出場〉
③誰でもJOIN〈多様性・個性を大切に〉
これは以前のJFAグラスルーツ推進賛同パートナーの合言葉でした。
良いワードなので
そのまま使わせてもらってます。
そんな約束を守るため
指導者のみんなにも
口うるさく子ども達に指示命令をしないように心掛けてもらっています。
特に私は指導中にほとんど怒ることありません。
そもそも怒るようなことは子ども達はしません。
それが「ゆるい」と思われているらしい
ま、「ゆるい」で良いんですけどね。
・練習開始のために集合はかけません。
・試合中もほぼ指示はしないで
「どうしたら良い?」と問いかけます。
・試合のメンバーは子ども達だけで
相談して決めることがほとんどです。
どうですか?
結構厳しいでしょ?
だって
大人が何にも教えてくれないんですよ。
だから子ども達自身で考えなければいけません。
考えることは
とても労力が必要です。
結構なストレスですよ
時間も限られているメンバー決めは
時々揉めることもあります。
それも子ども達で解決していきます。
ちょっとだけ助け舟を出す時もありますけどね。
ホント、子ども達は良くやってくれています。
世間一般的に言う「厳しい指導」って
どんな指導なんでしょう?
私が考える世間が思う
「厳しい指導」とは
◎選手(子ども達)をコントロールする指導
具体的には
・あいさつの強要する
・出来ないことだけを指摘する
・大人の考える問題行動を指摘する
・プロセスでなく結果だけを指摘する
※しかも感情的や否定的な言葉で指摘する
・出来ないことやミスに対して罰を与える
・「しっかり」「ちゃんと」など抽象的な言葉で伝える
・なぜそうなるのか?理由を伝えていない
こんな行動ではないでしょうか?
これだけの指示命令があれば
言ってることだけ守ってれば
指摘されません。
要は何も考えなくて良い→楽
ですよね。
この子ども達をコントロールする指導は
厳しい指導のつもりの不適切な指導である
と言えます。
なぜこういった指導がなくならないか?
指導者側も楽だから
選手も指導者も楽
ってことは
選手も指導者も成長しないということ
指導者も指示命令すれば
子ども達は従います。
子ども達は従う方が
面倒くさくないから
従っておけば
指摘されないから
そんな風に従っている子ども達は
指導者にとっても面倒くさくありません。
従っているだけの子ども達には
何も疑問も質問もないから
新しいことは学べない
結果、成長しません。
もっともっと
子ども達には
自由に
コントロールされず
サッカーを心の底から楽しめる環境が必要
それだけがあれば
子ども達は成長できる
その想いを忘れず
これからも活動していこう!!
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