インド神話のお話です。
ヤマとヤミーと言う仲の良い夫婦がいました。
或る日、夫のヤマが死にました。
妻のヤミーは
「きょう ヤマが死んだ」とずっと言っては、悲しんでいました。
実は、そのころはまだ「夜」がありませんでした。
それでヤミーはいつまでたっても「きょうヤマが死んだ」と嘆き悲しんでいたのです。
それを見ていた神様はヤミーを慰めるのですが、
ヤミーの悲しみは治まらず「きょうヤマが死んだ」と言い続けるばかりでした。
そこで神々は相談して、そして「夜」をつくることにしたのです。
夜が出来て、一夜が明けました。
するとヤミーはこう言いました。
「きのう ヤマが死んだ」
また一夜が明けると、ヤミーはこう言いました。
「おととい ヤマが死んだ」
こうして、ヤマの死は10日前のことになり、1ヶ月前のことになり…そのうちにヤミーの悲しみはだんだんと薄れて、そして消えてしまいました-。
私たちは時が経つとともに悲しみを忘れていきます。それでいいのです。
いつまでも悲しみを引きずらないようにと、
神様は私たちに「忘れる」ということをプレゼントしてくれたのです。
「忘れる」ということには意味があるんですね。
悲しみの他にも、憎しみや嫌なこと…等々
「忘れる」の素敵な神様のプレゼントを、あなたは有効に使えていますか?
ヤマとヤミーと言う仲の良い夫婦がいました。
或る日、夫のヤマが死にました。
妻のヤミーは
「きょう ヤマが死んだ」とずっと言っては、悲しんでいました。
実は、そのころはまだ「夜」がありませんでした。
それでヤミーはいつまでたっても「きょうヤマが死んだ」と嘆き悲しんでいたのです。
それを見ていた神様はヤミーを慰めるのですが、
ヤミーの悲しみは治まらず「きょうヤマが死んだ」と言い続けるばかりでした。
そこで神々は相談して、そして「夜」をつくることにしたのです。
夜が出来て、一夜が明けました。
するとヤミーはこう言いました。
「きのう ヤマが死んだ」
また一夜が明けると、ヤミーはこう言いました。
「おととい ヤマが死んだ」
こうして、ヤマの死は10日前のことになり、1ヶ月前のことになり…そのうちにヤミーの悲しみはだんだんと薄れて、そして消えてしまいました-。
私たちは時が経つとともに悲しみを忘れていきます。それでいいのです。
いつまでも悲しみを引きずらないようにと、
神様は私たちに「忘れる」ということをプレゼントしてくれたのです。
「忘れる」ということには意味があるんですね。
悲しみの他にも、憎しみや嫌なこと…等々
「忘れる」の素敵な神様のプレゼントを、あなたは有効に使えていますか?