フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

宮廷舞踏

2006年12月28日 | flute 2006
もう20年以上前なんだけど、
知り合いのピアノの先生が出る公演のチケットを手にした。
会場はお茶の水のYMCA。古風な作りのステキな建物。
古楽器を使った演奏と宮廷舞踏の公演だった。
実に面白かったし、ステキだった。
その先生、ハットリ先生という名前だったんだけど、
ピアノは専門じゃなくて、男性の舞踏家だった。

10年くらい前、札幌でも古楽のコンサートがあり、
その時も宮廷舞踏が見られた。
演奏はつまらなかったけど、舞踏は面白かった。
興味があるのだなぁ。
そんなわけで偶然見つけた
バロックダンスの講習会に行って来た。
メヌエットは12と3456の組み合わせで二小節単位とか、
演奏する上で絶対必要な知識を動きを通して得ることができる。
なかなか有意義なそして優雅な時間でございました。

モーツァルトの協奏曲

2006年12月21日 | flute 2006

音大で、これを勉強せずに卒業する人がいるだろうか?
モーツァルトの協奏曲は学生時代の必須課題だ。
古典派の均整の取れた音楽に見え隠れする
バロック時代の名残と次のロマン派への香り。
モーツァルトは短い生涯だったけれど
莫大な量の作品を残している。
勉強中の幼少期から旅の終焉までのもの、
中期の作品、後期の作品を彼の生涯と照らし合わせて
読み込んで行くと音楽の背景にあるものがよく解る。
よく、増永先生が音楽の必然性という言い方をしていたが
なぜこう演奏しなければならないかという理解に繋がる。

D durを改めて練習している。
鮮やかな演奏もいいけれど、年を重ねた分もっとちがう
演奏が出来るようになりたいなと、
行間に伺えるモーツァルトとその時代の精神を読んでいる。

通じるなぁ

2006年12月17日 | flute 2006
フィギュアスケートを見ながらナルホドナー

「タイミングが合っていない。勢いで出来ている時もある」
これ、荒川静香さんの
ジャンプを飛びこそなった選手の演技の解説の一言。

フルートの演奏でも同じことがある。
二十歳位の頃、良く練習していたのだけれど
この手痛い失敗が何度かあった。
ややこしや~むずかしや~のパッセージは
何度も練習して無意識にできるまで訓練する・・・
何となくノリの良い時は勢いで出来るが
ふと本番で我に返ったとき分けが解らなくなる。

何がいけないかと言うと実は練習の仕方が悪いのでアール。
苦しい失敗のおかげでおおいに学んだので、
今は、自分のコントロールは覚えたけれど、
それを人に伝えるのは難しいもんだなと思っている。
経験が必要なのね。失敗も含めて。

最近本番でこけたHさん、めげずに頑張ってね~

養護学校

2006年12月08日 | flute 2006
今日は養護学校で演奏して来ました。
生徒一人に先生二人の割合。
車椅子には座れるけれど、結構重度なので、
サポートが必要な子供達。
生まれた時から不自由なからだで生きるのが精一杯。
歩けて、物がつかめて、食事が出来て、歌が歌えて
本が読めて、着替えが出来て・・・
当たり前に思っていることってたくさんあるけれど・・・
彼らは私達に感謝する心を教えてくれる。
どうもありがとう  

幼稚園で演奏しました

2006年12月01日 | flute 2006
初めてのフルートの音
初めて見るフルートの演奏
憧れでいっっぱいだったなぁ。
私は小さい時から好きだったよなぁ。

北海道は岩内町のお隣にある
共和町の幼稚園に行って演奏して来ました。
チビの集団ってすごいパワーです
知っているメロディが聴こえてくると
すぐに一緒に歌い出します。
こころも体も健康に育って欲しいです。

それにしても、 園長先生が子供達に
「今日はみんなのために、おにいさん、おねえさんが』って・・・
わたしたち爆笑したい位ウケてしまいました。
そんなに気をつかわなくてもおじいさんとおばさんですよぉ