フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

音楽は触発させる

2022年12月30日 | 日々つれづれに 2020~2023

舞踏と音楽の関係をなんとなく考えています

 

先日鑑賞に足を運んだバレエの発表会。

スピーカーから流れる音楽に合わせて

生徒さんたちが懸命に踊っているのですが

立派な音楽に可愛い子供たち・・・の時は

愛嬌があるので全てOKなのですが

ちょっとお上手なソロの時でも

良い演奏だなあと感じて聴いてしまうと

踊りの残念さが見えてしまう。。

ああ、なるほどなぁと思って見ていました。

 

2022年3月のフィギュアスケート世界選手権の時に

同じようなことをテレビを見ながら思っていました。

素晴らしいバイオリンコンチェルトを使い銅メダルの演技。

スケートも素晴らしく鮮やかで溌剌と美しいのだけれど

素晴らしいバックミュージックが流れているという趣。

分離している。。。

その選手はエキシビジョンで今時の流行りのポップスを

使っていたのですが、そちらの方がよほど合っている。

 

演奏家の耳と目は音楽を「聞き流せない」

踊る人はどう聞いているのかな?と

ちょっと思ったりしている年末です。

 

皆様、なんだかたまにしか書いていないのに

たくさんお越しいただいてありがとうございました。

どうぞ良いお年をお迎えくださいませ

トムちゃん もうすぐ15歳です 


くるみ割り人形

2022年12月16日 | 作品あれこれ

 

12月であります

くるみ割り人形のシーズン

 

先日、足を運んだバレエ教室の発表会。

もちろんオーケストラは無しで

舞台の「和風な緞帳」を眺め、スピーカーから流れる

チャイコフスキー のくるみ割り人形の序曲を聴きながら

 

15年も前のウィーンのオペラ座での公演を思い出しました。

オーケストラが素晴らしく、

バレエも素晴らしい。

 

音楽にバレエが負けず

バレエに音楽が負けない

 

素晴らしいオペラ座の中で

「絢爛豪華」な総合芸術に圧倒された日でした。

 

演奏会形式では組曲「くるみ割り人形」になるので

有名どころの作品がずらっと並ぶ

いいとこ取りのピックアップ曲集なのですが、

 

バレエでは踊りのためのつなぎの部分にも音楽は割り振られていて

そこの音楽を知らなかった私は、へえ〜え〜となっておりました。

 

くるみ割り人形のバレエはたくさんのキャストのソロがあって

出演者も生かされて音楽はもちろん突出して素晴らしく

とても素敵な作品です

機会があったらぜひ!!

 


そろそろ行動したいですが

2022年12月13日 | flute 2022〜23

先月末は東京からピアノな友人がやってきました。

ご近所のホテルに泊まっていただき

もう寒い時期だったのでどこにも出かけもせず

ひたすら邦人作品の合わせを。

 

コロナウィルスが流行る前から

手をつけていた作品だったので

もうホントに練習期間長くなりました

 

フルート的には色々とやりにくい時代で

ピアノと弦楽器はマスクできて良いですねえ

 

でもま、短期間でやり切ってしまうのも良いですが、

時間を置くと色々な側面に考えが及ぶようにもなり

作品もよく見えるようになりますね。。。

前向きに。