フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

選曲は難しい

2014年12月26日 | 日々つれづれに 2014~15

年賀状を放置してレンタルしたDVDをみている。

大河ドラマ「平 清盛」(今ごろ古いか・・)

 

平家は滅亡したはずだけど、世間には平さんがいる(末裔いるの?)

こんな激しい役柄を一年も演じたら終わったあとの抜け殻放心状態から

脱するのにどれだけ時間がかかるんだろう?

 

そして流れている曲が耳に付く。

タマコ様の亡くなるシーンに、「カッチーニのアベマリア』だ。

へ? 大河ドラマってメロドラマだっけ?

 

細かいことを言わずに感じずにテレビドラマを

楽しめればいいのだけれど

いやー、この選曲は・・・冒険だったんじゃない?

 

 

 


ちょっと今年を振り返るのだ

2014年12月21日 | 日々つれづれに 2014~15

今日は21日。あと10日で新年ですねぇ

 

はぁ~っ。

私的にはけっこう頑張って笛を練習した一年でした。

理想や目標が燦然と輝いている訳じゃなく

根性無しがなんでこんなにキツい練習する気になるんだろう?

と、思わず自分に笑っちゃう感じ。

 

加齢と共に体力のピークはそれなりに過ぎているだろうし。

でも体力で補えない方が技術がより良く見えてくる。

いろいろなことになるほどなぁと思ったりする。

 

何も感じていなかった「ささいなこと」や

気がついていなかった「ちょっとしたこと」が

実は重要なことだったりで、練習は発見の旅。

 

大昔にルーテル市ヶ谷で演奏したデビューリサイタル。

その場にいたS先生に「今しか出来ない演奏だよ」

と言われたのをよく覚えているのだけれど

録音を聴くと本当に若かったなぁ。。。

 

以前出来ていたことができなくなったりしていて

以前出来なかったことができるようになったりもしている。

年を重ねるってのは変化するってことなんだな

ずーっと変化を続けるならずーっとフルートの練習は

面白いと思えるかな?

思えるといいな。

 

天才肌のスーパープレイヤーじゃなくて

この程度のおっちょこちょいな人生で良かったなと思ったりする

幸せな今年でございました。


音楽葬

2014年12月13日 | flute 2014

43才の若さでお別れをする方の

音楽葬にて2日間、演奏してきました

 

故人の好きだった曲がレクイエム

音楽に包まれて故人の憶いは旅立ちのときを

迎え入れることができたでしょうか

 

喪主は友人で気丈に温かい笑顔でした

彼女の素晴らしさに演奏者の方が

心打たれておりました

 

安らかにとお祈りして参りました