フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

押された背中

2022年08月21日 | 恩師 増永弘昭先生

なかなか「演奏会を開く」にたどり着かない
悶々としたコロナウィルスの日々が続いています

モチベーションを探しつつ
気力、健康、体力をふるいにかけ
人生最後の演奏会だとしたら

魂が求めている音楽はどれか?
どんなプログラム構成で演奏するか?
コンサートという時間をどう組み立てるのか
などと考えてみたりします。

初めてのリサイタルの時は
自分からやりたいなどとは
ひとかけらも思わずでした。
背中を思いっきり押してくださった恩師に
多大なる感謝です。

「ならさき、君はリサイタルをやりなさい。
メインの曲は何にしますか?
大きな流れを作らないとなりません」

ええええっ とおののきましたが、
先生の言うことは全てを絶対受け入れる・・・という
スタンスのもと20代を過ごしていたので
拒否すると言う選択肢はなく
知っている曲名を挙げたものです

『プログラムを考えている時が一番楽しい」
と、先生は仰っていましたが、
あの時は・・・恐怖でしたね

今は・・・
引き継いできたノウハウの蓄積を
自分の中で再構築して
自分の価値観と判断で
実現できる最大のパフォーマンスが
重ねてきた日々の証となるかなと

恩師には聴いていただきたい
天国でも良いので

 


H.P.シュミッツ先生 来日と講習会のメモ

2022年08月11日 | 恩師 増永弘昭先生

H.P.シュミッツ先生 

 

1984  初来日 芸大が招聘 木曽福島で講習会 (途中でシュミッツが通訳として増永を呼ぶ)

1985 芸大が招聘 三ヶ月滞在 表参道で下宿していたそう 増永通訳

1986 増永/muramatsuflute 招聘企画 軽井沢1週間 大阪二泊三日

1987 増永/muramatsuflute 招聘企画 軽井沢1週間 

1988 増永/muramatsuflute 招聘企画 軽井沢1週間 

1989 増永/muramatsuflute 招聘企画 大阪(三宅さん) 福岡(前田さん)

1992 まで続く

1995 シュミッツ永眠

2001 増永弘昭 永眠 

 

増永先生のお宅で伺ったお話のメモです

1987の講習会ではわざわざ軽井沢までニコレが見にきました。

大物登場に会場が沸き立ちましたねえ・・・

あの夏から35年も経っているんですねえ