フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

ドキドキのハプニング

2009年10月20日 | flute 2009

カツンッ ココンッ
アクセサリーが落ちた音。

プログラムはハイドンのセレナーデ。静かだ。
フルートはソロ
バイオリンとビオラとチェロはずっとピチカート。

見ちゃいけないー集中していなければ事故が起こる。

そうなのだ。
ハイドンのセレナーデくらい中学生でも吹ける。
とは思うけどこの曲は結構。難しい。とも思う。

「あ。」と思ったが
「見ちゃいけない。集中力が途切れたら終わりだ」
と、思う自分がいて、決して見ない。
が、ハイドンのセレナーデ、けっこう長い。

こうなると気になってしょうがない。
「私のイヤリング?耳に感覚はない。それともセイコちゃんの?』
『隣から飛んで来たようにも思うし、でも私のが落ちたのかな?」
「いや、そんなことはどうでもいいのよ。このフレーズの方向はここ!」
なんて考えながら演奏している。

演奏中は結構いろんなことを思いながら演奏している。
ココは難しいんだよな気をつけよう とか
急がないように遅れないように とか
この響きになるように呼吸を保って とか。

結局「なんだ、私のじゃなかったのね。よかった・・・」
というわけで吹っ飛んだのはセイコちゃんのピアスでした。

で、曲が終わっても拾わずにいます。
お客さんの集中力が途切れるのでね。

ほんのちょっとした出来事でした。


モーツァルトのカルテットDdur

2009年10月19日 | 恩師 増永弘昭先生


フルートは歌う

この本には恩師の昔のリサイタルのアンコール曲集のCDがついている。
これを聴きながら追悼文を読んでいたら、そういえば・・・と思い出した。

ドイツでは暗い音と表現されている響きを
日本では明るい音と言うんですよ。って。

なんだ?この日本語は?? って感じですよね。

音に対しての表現の仕方が180度違うんですって。
どうも、ピンと来ませんが、そのようです。。。
追悼文の中でも「増永氏は幅のあるダークなサウンド・・・」って書かれていて
あ、ドイツ仕込みの人はみんなそう言うのね・・・とあらためて納得。

そう思って聴いていたら、うわっびっくり! 
モーツァルトのカルテットDdur。
なんて輝いているんでしょう!!

つまりはこういう精神の演奏を求めていたんですね。お師匠様は。
これを聴いてしまってから5日後の演奏会で
同じ曲をやったものだから影響を受けること受けること。

本番中に高次倍音と基音の響き合いを確かめながら
エネルギッシュにフレーズをひっぱって演奏してしまいました。
ああ、しんど・・(練習ではこんなに本気で出来ません)

私達はそういうレッスンを受けていたんですねぇ、先生?


りんご。おいしいですねぇ

2009年10月18日 | ヨウコのレシピ
最近ハマっているもの。
りんご。

パン焼き器で焼いた焼きたてのパン
りんごをはさんで食べます。
お、おいし・・・

そんな訳でレシピ?のせてしまいます。
相変わらず超簡単ではずかしいくらい。。。

ヨウコのレシピ

耐熱容器にりんご。大きいのなら一個。
皮をむいて2×2くらいの大きさに切る。
2分くらい加熱。
一さじくらいバターを加えて振り回す。(バターがとけてなじみます)
あと3分くらい加熱。シナモンを一振り。マッシュする。

今ひとつ美味しくないならお砂糖を加えてレモンを一振り。
この辺はりんごの実力次第。

これをパンにはさんで食べる。
ちなみにビオラのMさんは目がになっていました。

よろしかったら試してくださいね。

映画を見てきました

2009年10月12日 | 日々つれづれに
クララ・シューマン 愛の協奏曲

たまの映画もいいものですね。
シューマンとクララとブラームスの人間模様もよく描かれていましたが、
彼らの演奏していた時代はまだろうそくの明かりの中で演奏しているとか、
お客さんが全員ロングドレス着用で演奏会に来ているとか、
移動の交通手段は馬車ではなく、蒸気機関車であるとか、
時代背景が見えると音楽はわかりやすい。