Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

春の新野菜を使って 蕪のグリーンヴールーテ

2007-03-13 00:15:29 | 野菜 ベジタリアン料理 Légumes
春の水々しい柔らかい新野菜が出回り始めました。今日はキャベツに蕪 そして新しいまだ球にならない大蒜 アイエ(aillé)を使ってお料理を。



アイエ写真右の物です。春先は普通の球のにんにくは中が空洞の事も。先頃出回り始
めたアイエはこれから当分主役の座。

今日はそれに後 2つ野菜を足しました。それはマッシュルームと赤ピーマン。

まずは蒸した
                  マッシュルームの海老ファルシー



 材料

マッシュルーム 小さい 3cmほどのミニの物 20個分

詰めるもの(この分量の2/3でできるのですが1/3は下の蕪の料理に必要なので一緒に用意)
 *冷凍の剥きゆで小海老 (解凍した物)150g
 *玉葱 1/2 微塵切り
 *アイエ 1本 青い部分まで微塵切り(なければ大蒜1片 そして玉葱の代わりに *あさつきか長ねぎを使用してください)
 *生姜の摩り下ろし 少々
 *卵の白身 1個分
 *酒 大1
 *塩 こしょう 醤油
 *片栗粉 少々




作り方は詰め物の材料を全部よく合え軸を取り除いたマッシュルームの傘の中に薄く片栗粉をはたき(詰め物が剥がれないように)詰め蒸かしで火を通す。

下にキャベツかレタスの葉を敷くとくっ付かないで形が崩れません。もちろんそのキャベツやレタスの葉も美味しい汁が滲みているので食べられます。

付け合せのキャベツは昨日の如く。さっと湯がいてから千切りマッシュルームの軸も刻んで生姜とにんにくの味でブイヨンを注いで煮たものです。レシピは此処を

赤いのはオーブンで焼いて皮を剥いてピューレーにしたものに塩胡椒クミンとレモンオリーブオイルを何滴か落とした物。赤くて綺麗だけではなくてファルシーを食べる合間につまむととても美味しいと思いました。

緑のリボン状のものはアイエの緑の部分を湯がいた物。白い部分ほど大蒜の香り強くはないけれどやはり個性が。一緒に食べると美味しいです。





そして蕪。1株に8つの蕪。とても小さく直径くらい。生でそのまま食べたい程。
見事な葉なので全部使用。フランス 葉は要らないわと言う人多いのです。

                      蕪のグリーンヴールーテ



 材料(オードブルとして3人前)

新蕪 一束 
チキンブイヨン 1/2 L
アイエ 又はにんにく 1片微塵切り
長ねぎ 5cm 微塵微塵切り
バター 大1
塩 胡椒
柚子胡椒(柚子とんからし使用)
タピオカ 薄めのとろみにはスープスプーン1 とろみの濃いのがお好きな人は2
レモン汁少量(好みで)

上のマッシュルームの海老ファルシーの詰め物 1/3+柚子胡椒好み分量


 作り方

1 蕪はさっと下蒸かし 中をくり抜き 詰め物をして再び蒸かす。(写真では判らないけれど本当にミニなのであっという間に蒸かしあがります。)
2 蕪の葉はさっと茹でて微塵切りにする。
3 ブールーテ(とろっとしたポタージュ。言葉の源はビロード)
 鍋にバターを溶かし にんにく 長ねぎ 蕪の葉の微塵切りを炒め しんなりしたら チキンブイヨンを注ぎ 塩 胡椒。タピオカを振りいれ 6-10分(タピオカにより煮る時間が異なります)ほど煮る。
4 火から卸しミキサーにかけ柚子胡椒とレモン汁少量で味を整える。
 スープ皿にブールテを蕪が沈まないほどに入れ蕪をその中に。(蕪の体積でブールーテが上に盛り上がるので少なめに。御気をつけ下さい)

タピオカがない時には野菜をいためる際に大1-2の小麦粉を加えて炒めるか又は最後にコーンスターチでとろみを付けることお勧めします。
蕪の葉まで全部賞味できますよ。

熱々を。オードブルにこのお料理から始めた方が良いと思います。
柚子胡椒がとてもよく合います。

                         麦の炊いた物



一度炊いてから我が家の好みでチキンブイヨンを沢山 人参と長ねぎを少量加えおじやのように柔らかく炊き続けた物。アイエの微塵切りを散らして。
カロリー低め。
                        




今日の料理は 材料の量も少なく とても経済的なものです。写真ではとても大きく見えるけれど実際は小さい野菜。全部使ったわけでもないし。詰め物もこの分量で全部できてしまいます。そしてヘルシー。殆ど油使用していないでしょ?

薄着になる季節。スタイル気になり始める季節でも?



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