マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

年齢とともに変わってきた体調管理

2019-12-10 | 日々の暮らし
体調が悪いときは、ブログの更新が遅れてしまいます。
歳を重ねると、自分の健康と体調に向き合わなければならないことが増えますね。

今回は、私の体調管理で気を付けていることなど綴ってみたいと思います。

若いときの体調管理
若いと言っても、どこからどこまでを指すのか、はっきりわかりません(苦笑)
とりあえず、20代から30代前半として、お話しします。

私はこれまで、いわゆる大病というものを経験したことがありません。
罹患したことがあるのは、風邪、中耳炎、鼻炎、水ぼうそう、はしか、おたふく風邪、インフルエンザなど。
どれも、短期間で完治する病気ばかりで、風邪とインフルエンザ以外は、子どものころに罹患しています。

これらに罹患していた以外では、まったく健康上の問題はありませんでした。
ですから、特に健康に気遣った生活もしていませんでした。

あ、ひとつだけありました。
“肥満傾向”です(笑)
私は、中学に入ったころから健康診断に“肥満傾向”と記録され続け、現在に至っています(苦笑)

20代のころは、少しだけ頑張ってダイエットに成功はしたのですが、その後30代後半あたりでリバウンドしました。
肥満以外では、20代のころの体調で問題があったのは、腰痛ですね。
これは、ダイエットの一環として始めたテニスが影響していると思います。
最初に通っていたコートがハードコートだったので、足腰への負担が結構あったのだと推測しているのですが、運動しているにも関わらず、日ごろのケア(整体やマッサージ)を怠っていたことも、影響が大きかったと思っています。

腰痛以外の体調不良といえば、やはり月経痛ですね。
10代に初潮を迎えて、20代までは月経痛がありました。
痛みは1日で終了するので、長い間悩まされることはありませんでしたが、月経痛を起こしているときは、勉強や仕事にも集中できないし、すべてのやる気を失っていました。
しかし、当時は月経痛用の鎮痛剤を飲むのは、あまりよくないことだという認識が親世代にあり、私も薬は癖になるから毎回飲むのはよくない、と教えられていました。
癖になるというのは、おそらく中毒ということだと思います。
また、月経痛は気のせいで甘えだ、という根性論が、当たり前のように蔓延していた時代でもあり、私もひたすら我慢していた覚えがあります。

ただ、この認識は間違っていたな、と30代に入ったころに思いましたね。

市販されている鎮痛剤は、用量用法を間違わなければ、中毒にはなりません。
戦中に生まれた母の世代だと、もしかしたら質の悪い鎮痛剤が出回っていたのかもしれないので、母が間違った認識だったとは言い難いですが、現在市販されている鎮痛剤は、きちんとした基準をクリアした商品でしょうから、安全なはず。
もし、月経痛で辛くて仕事や勉強が手につかない、やる気が全く出ないというときや、脂汗が出てくる、頭痛がする、腹痛がひどすぎて動くことができない、という症状がある場合は、無理してはいけません。
素直に、鎮痛剤に頼るか、病院へ行った方がいいです。

月経痛は、絶対に気のせいだとか甘えで発症しているわけではない、ということを自覚し始めたころ、やっと雑誌やテレビなどのマスメディアでも、月経痛やPMSについて取り上げてくれるようになりました。
それらの情報を目にして、自分の考えは正しかった、と思いましたよね。

あの、根性で乗り切るという解決方法を素直に実行していた私の、辛くて痛い時間を返してほしいです(苦笑)

中年にさしかかったころの体調管理
月経痛は、30代に入ると自然となくなりました。
原因は、わかりません。
ふと気が付くと、無くなっていました。

その代わり、PMSの症状が徐々に強くなってきたような気がします。
最初は、身体のむくみを自覚したことでした。
その後、毎回お通じに影響が出ていること、軽い頭痛があること、少しだけ過食になること、甘いものが食べたくなること、腰痛が酷くなること、肩や首がこること、とにかく、PMSでありがちな症状を、自覚し始めた感じでした。
それは、現在も程度の差はあれ、続いています。

PMSの症状を自覚し始めたころから、サプリメントや市販の薬を試すようになりました。
ちょうど、このころは、健康診断で「貧血」と診断されることも多く、献血ができない数値だったので、貧血に効く市販薬を試したり、ビタミン剤などの栄養補助サプリメントを摂ったりしていました。

運動は、テニスをずっと続けていたのですが、仕事の都合で通う時間がなくなり、腰痛も改善しなかったので、40代に入ってやめてしまいました。
ですから、40代に入ってからは、運動をまったくしていません。
これは少し、問題ですよね。
何か始めたいと思いつつ、散歩する程度しか身体を動かしていません。

アラフィフに差し掛かってからの健康管理
運動をやめ、積極的な健康管理をしなくなり、ついにはサプリメントも摂ることをやめました。
理由は簡単で、購入する経済力がなくなったことと、サプリメントを無くなるたびに購入することが面倒になったためです。

現在は、体調が悪くなってから、市販薬を飲むという、いたってスタンダードな方法にとどまっています。
ただ、PMSだけはわかりやすく症状が出るので、その場合は、市販薬をあらかじめ飲んでおいたり、いつもより睡眠時間を多めに取ったり、室温や体温を自分なりに調整して、快適に過ごせるように努力しています。

また、食事の内容に気を付けるようになりました。
特に、月経前は肉を食べると貧血によるめまいが起こりにくい、という自覚があります。
もちろん、日ごろの食事もバランスを考えてはいるのですが、PMSを和らげる意味でも、月経前には肉料理を増やしています。

毎日の食事には、なるべく大豆料理や大豆加工品を摂るようにしています。
正しい知識があるわけではないのですが、女性ホルモンに含まれている成分が大豆にも含まれており、大豆や大豆加工品を摂ることで、その成分を補うことができるらしいです。
とくに、中高年の女性は、その成分が不足しがちになるということです。

私が摂っている大豆加工品で、毎日無理なく続けられているのが、豆乳。
これは、朝起きたら飲んだり、何か飲みたいときに飲んだり、また調理にも使えるので、常に1本冷蔵庫へ入れています。
それから、とても普通ですが、豆腐、納豆、大豆料理を、食事に取り入れるようにしています。
これに加えて、肉、魚、野菜をバランスよく摂れるよう、いろいろ考えながら、食事の支度をしていると言ったところでしょうか。

しかし、一番の健康管理方法は、

 “疲れているときは睡眠”

です(笑)

若いときは、多少睡眠不足でもムリして動くことができましたが、今は休めるときには、すぐ休むようにしています。
昨日も、実は結構疲れが溜まっていたので、パソコンでの作業は最小限(メールチェック程度)にして、昼寝をしたり、夜も早めに寝ました。

もしかしたら、母のお見舞いに毎日通っていることも、知らず知らずのうちに疲れとなって溜まっていたかもしれません。
自分では、仕事もしていないし、毎日お見舞いに通うだけなのだから、平気だろうと思っていたのですが、もう若くない分、やはり体調に影響は出ていたみたいです。

実を言うと、まだ更年期障害の自覚がありません。
もしかしたら、今までの体調の悪さが更年期障害に入れ替わっているのかもしれませんが、ホットフラッシュはまだ一度も経験がありませんし、オフィスワーカーをしていたころに発症していた肩こりや首こり(ストレートネック的な症状)も、今は全くなくなりました。
肩こりと首こりは、おそらく無職になりデスクワークがほとんどなくなったため、軽減したのだと思います。
ただ、疲れやすくなったとは思うので、それが更年期障害なのかもしれませんね。

あと、やはり視力が変化してきました。
まだ、眼科を受診していないのですが、おそらく老眼が進んでいるので、コンタクトレンズとメガネの度を変える必要が出てきているかもしれません。
今のことろ、コンタクトレンズ着用時は、市販のリーディンググラスを使って活字を読んだり、手元の作業をしたりしていますが、きちんと視力を量って、自分に合うリーディンググラスを購入したほうがいいですよね。
母が退院して、他の通院(皮膚科と眼科)が落ち着いたら、自分も眼科へ行く予定にしています。


年齢ごとに、健康管理の方法は変えていかなくてはならないのでしょうが、なかなかベストな方法での管理は難しいというのが実感です。
ただ、いろいろ試していたころに比べ、少し暮らしに手抜きを増やし始めたら、案外体調が安定してきたような気がします。
これは、ストレスが減ったことが理由のような気がしています。
ストレスの軽減が、本当は一番の健康管理術なのかもしれませんね。