マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

セミダブルサイズの毛布を処分

2019-12-12 | 日々の暮らし
魔窟だった押し入れも、整理整頓が楽にできる状態にまでなりましたが、まだまだ不要なモノがあります。
押し入れに入っているモノは、結構サイズが大きかったり重量が嵩んだりするので、一度には処分できません。
今回は、冬用の毛布などを整理整頓するついでに、今後使わない毛布を処分します。

セミダブルの毛布があった理由
今、我が家にはセミダブルの布団もベッドもありません。
なのに、なぜセミダブルサイズの毛布が存在していたかというと、以前に両親がセミダブルベッドを使っていたからです。
少し前に処分した布団も、その当時使っていたセミダブルサイズの布団。

今となっては、私も母もセミダブルサイズを使っていませんから、もちろん不要品です。
ただ、品質はいいものでしたので、一瞬サイズオーバーでも使えるかな?という気持ちが過ったのですが、押し入れから出してみたら、とにかく重たい(苦笑)
これでは、落ち着いて寝られなさそうなので、まだきれいな状態ですが捨てることにしました。

“もしかしたら”は考えない方がいい
この重たいセミダブルサイズの毛布をごみ袋へ入れながら、ふと、災害時に役に立つのではないだろうか?
と考えてしまいましたが、すぐにその考えはやめました。

真冬に、もし避難所生活になってしまったり、停電状態で家の中に取り残された状態になってしまったら、毛布は一見役に立ちそうです。
しかし、もし避難所へ行くことになってしまっても、大きくて重たい毛布を持ち出すことなど、100%ないでしょう。
また、家の中に閉じ込められてしまったとしても、我が家は羽毛布団を使用しているので、羽毛布団の上からタオルケットなどを重ねれば保温効果もあります。
重たい毛布を、わざわざ取り出す必要もないでしょう。
一瞬でも過った“もしかしたら”は、ただ処分する行為に対して、少しだけ罪悪感があったからかもしれませんね。

災害時の毛布活用はやめようと思ったとき、同時にブルーシートの存在を思い出しました。
その昔、母方の祖父が所有していた田んぼがあり、そこで米を作って親族で分けて食べていました。
米を作っていたのは、祖父の知り合いの農家だったのですが、米の苗を植える時期の前に、親族が順番で雑草処理をしていました。
その際、休憩するために、ブルーシートを広げて休憩したり昼食を摂ったりしてたようです。
その後、祖父がなくなり、知り合いの農家の方も体調を崩して米作りをやめてしまったため、田んぼは他の方に貸して、親族で分ける米は作らなくなり、雑草処理も必要なくなりました。

以来、ブルーシートが活躍する日はなくなりましたが、おそらく災害時に利用ができるので、父が捨てずに持っていたようでした。
以前、家の不要品を処分しているときに、このブルーシートを見つけたのですが、私も災害時に活用できるかもしれない、という思いから、処分せずにいました。
しかし、今回冷静になってみたら、避難時に持ち出すには大きすぎるし重たすぎることに気が付きました。
二人ぐらいが座れるレジャーシートが、2枚ほどあれば十分です。
避難所には、いずれレジャーシートが支給されるでしょうから、それまで凌げればいいはずなので、レジャーシートも処分することに決めました。

レジャーシートに関しては、実はもう一つ使用方法を考えていました。
それは、フリーマーケットでの使用。
モノを陳列するために、シートが必要と思いました。
不要品を仕分けているとき、やはり捨てるだけでは環境にもよくないし、かといってリサイクルショップでは買い取ってくれないモノが多いから、フリーマーケットで売ってみようかな?と考えていた時期があったのです。

しかし、経験がないため、準備のことを考えているだけで疲れてしまい、例えフリーマーケットで売れたとしても、買ったその人もいずれそれを処分してしまうわけですから、現在の所有者である自分が、責任をもって処分することにしました(笑)

それにしても、不要品はさっさと捨ててしまえばいいのに、なぜつまらない“もしかしたら”の状況を妄想して、いつまでも所有してしまうのか。
ブルーシートも毛布も、買いなおしができる商品なのですから、本当に必要になったときに再入手すればいいだけの話。
ちなみに毛布は、シングルサイズを所有しているので、セミダブルサイズは無くても困りませんしね(笑)

私、まだまだ修行が足りませんね(苦笑)

処分しながら考えたこと
ブルーシートは重たいので、来週処分します。
今週は、重たい毛布とその他の不要品を廃棄処分します。
毛布以外で処分するモノは、洗濯干しのピンチと収納用のかご。

収納用のかごは、洗濯かごとして使用していたのですが、壊れかけていたので別のモノで代用しています。
しばらくは、不要品を入れておくための入れ物として使用していましたが、最近はまとめて処分するということをやめ、不要品はダイレクトにごみ袋へ入れることにしたので、廃棄します。

洗濯用ピンチは、なぜか3つもありました。
おそらく、4人家族だったころに、1つでは足りなかったためだと思われますが、今となっては1つあれば十分です。
母としては、今まで使っていたから、今後も使うと思っていたのかもしれませんが、結局1つしか使っていない現実。
家族が減ると、反比例して不使用品が増えていきますよね。
不使用ということは、不要品ということ。
しかし、今後一切使うことがないという見極めどきは、結構難しいのかもしれません。

年配の方で、子どもたちとは同居せず、配偶者も他界して、今まで家族で住んでいた家に一人で住んでいらっしゃることって、少なくないと思うのですが、そういったお宅には、不使用品が山のようにあるはず。
片付け動画などを視聴しても、年配の方の一人暮らしのお宅には、何十年も前に使っていた道具や家具がたくさん。
そして、時代とともに使用しなくなってしまった消耗品のストックも、未開封のまましまい込まれていたりします。

きっと、昔はよく使っていたから今後も使うはず、という気持ちから、捨てたり譲ったりせずに持ち続けているのだと思うのですが、おそらくもう二度と使わないモノがほとんどですよね。
しかし、所有者の気持ちからすると、(何十年も前であっても)今まで使っていたのだから、今後も使う“かもしれない”と思うことは、仕方がないことです。
実際、私も以前使っていたのだから、もう一度だけ使ってみようと思い、そういったモノについてはトライアル期間を設けています。
それで、使用回数が増えたモノもあれば、劣化して使用感が悪いモノもあり、劣化してしまったモノは潔く廃棄処分にしています。

この方法、自分には合っていると思うので、今後も何か使えそうなモノを見つけたら、一度は使ってみるつもりですが、最近は、使えそうなモノも見つからなくなってきたので、ひたすら処分することだけに気持ちを向けています(笑)


なんだかんだで、まだまだ不要品が湧いて出てくる我が家(笑)
湧いて出てこなくても、見るからに不要品というモノもありますが、まあ、ぼちぼち処分していこうと思っています。