マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

gooニュース『生理用品の生涯コスト45万円でもレジ袋は有料…広がる海外との差』についての私見

2020-11-26 | 日々の暮らし

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/jisin/life/jisin-https_jisin.jp_p_1915864


こういう話題は、当事者の女性同士でも様々な意見が散見されるので、とても興味深いのですよね。
本日は、このニュース内容についての、私見を綴ります。

袋は要らない派です
レジ袋が有料化されたため、こういうニュースというか話題が出るようになったのですが、私はレジ袋が有料化になる前から、生理用品を別に入れてくれる濃い色の袋は、断れる限り断っていました。
理由は、使い難い形状(マチがない、小さすぎるなど)だからということと、ムダにプラ袋が増えてしまうからでした。
また、マイバッグに入れるとなると、レジ袋が嵩張って仕方ないのですよね。
お店によっては、少し硬めの袋だったりするので、余計に嵩張ります。
私にとっては、袋自体が面倒くさく感じていたので、無料で頂けなくても全く気になりませんし、むしろいちいち断らなくてよくなったので、よかったとさえ思います。

見られると恥ずかしい?
若い頃は、少し恥ずかしい気持ちがありましたが、ある日テレビドラマのワンシーンを見て、気にすることないのかな、と考えが変わりました。
そのシーンは、仕事以外の私生活がだらしない女性が、転んでカバンの中身をぶちまけてしまうシーンだったのですが、生理用ナプキンが開封済みのパッケージに入った状態で入っていたのですよね(笑)
それを見て、落ちたモノを一緒に拾ってあげようとした男性が、そのかばんの中身のひどさ(必要なモノとごみがごちゃごちゃに入ったカバンでした)に、呆れていて、まあ、笑いを取るシーンであったとは思いますし、私も笑いました。

それと同時に、生理用品ってポーチやきんちゃく袋に入れ変えなくてもいいんだ、と思ってしまいました。
これを言うと「女を捨てている」と言われてしまうので、人には言わないようにしていますが(でもブログでは言う矛盾)、はっきり言って効率的で時間を有効にできるいい方法なのですよね。

それまで、生理用品は別の入れ物に入れて持ち歩くモノだという先入観がありました。
きっと、母からそう教わって、周りの女友達もそうしていたので、それが当たり前だと思っていて、パッケージのまま持ち歩くという発想は少しもありませんでした。
しかし、いちいちポーチやきんちゃく袋に入れるのは手間がかかるし、移し替える時間も2~3分のことかもしれませんが、閉経するまで毎月のように繰り返すとなると、結構な時間を生理用品の移し替えに費やしていると思うのですよね。
そう考え始めたら、時短と効率化と手抜きが大好きな私にとっては、何も別の入れ物に入れることないじゃない?という結論に至ってしまい、以来遠出をする際はパッケージのまま、近場に短時間の外出ならば服のポケットかバッグのサイドポケットに1~2個をそのまま突っ込んでいます。
「おばはんは、これだから」と呆れられる案件かもしれませんが、まあ今の年齢だから平気というのは否定しません(苦笑)

実を言うと、私の知り合いの女性も、パッケージのままカバンに入れる派なのですよね。
初めて知ったときは、少し笑ってしまいましたが、後から「別にいいか?」と思いました。
そもそも、なぜ見られたら恥ずかしいと思ってしまうのか、その感覚自体に疑問を持った方がいいのかな、と個人的には感じています。

それから、男性から言わせると、日ごろ直視しているわけではないので、パッケージが見えたとしても、何を購入しているのかわからないし、気にもしないらしいです。
それはそうですよね。
私も、男性用化粧品や髭剃りクリームは、日ごろ直視することがないので、男性が買ったり持ち歩いていたりしても、特に気になりませんし、そもそも興味が湧きませんよね(笑)
自分が普段の暮らしの中で使わないモノに関しては、誰でも興味がないし気にもしないのが、普通だと思います。

パッケージが派手問題
これも、さまざまな意見がありますよね。
私は、それこそいろいろなデザインがあっていいと思いますし、なんなら中身もそのまま持ち歩けるようなデザインを考えてほしいと思っています。
昔、当時小学1年生だった知り合いの女の子が、道端でかわいいティッシュを貰ったと、私に見せてくれたのですが、それは新発売の整理用ナプキンの試供品でした。
話を聞くと、配布していたお姉さんが「お母さんにあげてね」と言っていたらしいですが、女の子は完全にティッシュだと思い込んでいました(笑)
とりあえず、それは大事にしまって家に帰ったらおかあさんにあげてね、と言いましたが、きっと帰宅途中で友達に自慢しただろうな、と想像しています(苦笑)

何が言いたいかというと、まだ月経を知らない小さい子どもにとっては、小さなかわいい袋に入った「何だかわからないけど、きっといいモノ」に見えるのですよね。
その時も、私は「そのまま持ち歩くことが少し恥ずかしいと思っている私が、おかしいのかもしれない」と感じました。
パッケージが可愛かったら、素直に可愛いと感じたらいいだけの話なのに、なんだかいろいろ複雑に気をまわして、恥ずかしいだとか非常識だとか言ってる私が面倒くさいな、と思いました(苦笑)

そういえば、無印良品がシンプルなパッケージの生理用ナプキンを販売し始めましたね。
あのシンプルなパッケージだったら、そのまま持ち歩いても恥ずかしくないと感じている女性は多いようです。
反面、現在の生理用ナプキンのパッケージは、主にメーカーの女性スタッフがアイデアを出しているのですよね。
結局、女性全員が同じ意見ではないということが、このことで改めてわかった気がします。

少し話が逸れますが、世の中の大半の女性って、コンビニやスーパーで購入したお菓子は、パッケージのまま持ち歩いても恥ずかしいと思わないですよね?
でも、私は少し恥ずかしいと思ってしまう部分があります。
それは、パッケージが恥ずかしいとかではなく、お菓子をそのまま持って歩くことに抵抗があります。
理由は、自分でもわかりませんし、たまにチャレンジしてみることもありますが、なんとなくソワソワしてしまうのですよね。
でも、生理用品は大丈夫って、やはり私って変わり者かもしれません(笑)

レジ袋問題よりも軽減税率問題を何とかしてほしい
現在、生理用品には軽減税率が適用されていません。
同じように、生理現象をサポートする紙おむつとトイレットペーパーも、税率10%です。
私は、生理用品と紙おむつとトイレットペーパーについては、軽減税率を適用してほしいと思っています。
たしかに、おむつは必要とする人間よりも、不要な人間の方が多いでしょうが、排せつって誰にもコントロールできない、毎日身体に起こることに使うわけですから、使う量が多いのですよね。
月経も、生理用品をたくさん使う人もいれば、少量で済む人もいますし、女性全員が必要としているわけでもありませんが、子どもを産むために必要な身体の仕組みなので、人類が繁栄するという意味でも大切です。
今回のgooニュースでも触れていますが、1ヶ月に1,000円前後使うことが平均だとして、肌の弱い人は少し値段が高いオーガニック商品を購入しているかもしれないし、日によって使い分けている人もいるので、かかる費用もバカになりません。
トイレットペーパーは、いわずもがな、です。
人は食物を食べれば、当然排せつします。
なにも、贅沢で使っているわけではなく、生活する上での必需品ですから、食品と同じように考えてほしいと思います。

無料配布もいいけど金銭的支援がほしい
世の中には、生理休暇というモノが存在するのですが、私は休暇と同時に金銭的支援があったら、女性はもっと月経期間を前向きに過ごせるのにな、と思うことが何度かありました。
毎月生理用品を買うたびに、自分の体調の悪さと生理用品購入での出費にイライラしていましたし、いまでもイライラしています(笑)
ですから、さっさと閉経してしまいたいのですが、自分で決められないので、いつ終わるかわからない戦いを続けなければいけません(苦笑)
男性は、いまいちピンとこないかもしれませんが、いつでもやめられるサブスクへの出費と、簡単にはやめられない強制的出費の違いだと捉えてもらえるといいかもしれません。

金銭的支援など、簡単にできるわけはないのですが、マイナカードと健康保険証を一体化する話もありますから、マイナカードの提示か読み込みで割引購入できるようになったらいいな、と思います。
紙おむつも、そういう支援があったらうれしいですよね。
海外では、薬局でモノを購入するときに保険証の提示が必要な商品もあるそうなのですが、同時に保険適用される商品もあるらしいので、初めて聞いたときは面倒くさいな、と思っていましたが、見せるひと手間で金銭的な支援をしてもらえるなら、もしかしたら理にかなってる方法なのかもしれません。

ところで、布ナプキンを使えば、出費は抑えられるのではないか?と考える人は、私の言うことにいまいち共感できないかもしれませんが、私は月経をサポートするグッズの種類に対して支援してもらいたいわけではなく、月経があるというだけで女性は男性がしなくていい出費をしなくてはいけないのだよ、という面を、金銭的に支援してほしいと思っているだけですから、出費の多少はまた別の問題ですね。


本日は、gooニュースの記事について、内容を綴りました。
最後は、内容が脱線したように思いますが、本当に月経にまつわるいろいろな事は、少しでも女性が幸せを感じられるように改善されてほしいですね。
買うときも、過ごすときも、嫌な思いをしなくて済むように、社会全体が少しだけ意識してくれたらいいだけだと思いますから。