くれ！

エルにとって海君はテリトリー侵入者である。
が着くと、臨戦態勢に入る。
「わお～ん、わんわんわん！！！」
今だに家族として認めてもらえないのだ。可哀想に。


実家の居間に海君が来ると、狂ったようにほえ始める。
引き綱をつけて、どこかに固定してもらうと安心してやや静かになります。
うちの母が、エルと海君の仲を取り持とうと、
海君ににぼしやジャーキーを渡して、エルに与える練習をするのですが
これまた大騒ぎなんですねえ。

我々が彼女にエサを与えるときは、「お手」「お座り」「ふせ」「待て」などの
指示を出して、芸をさせてから上げるのが決まりになってるんだけど、
相手が海君となると、彼女の態度はかなりでかい。
がんがん吠えながら、海君に自主的（強制的）にお手、お代わりをして催促する。
「ほら、やってんでしょ！はやくくれってーの。」
そのくらいの勢いなのだ。

可哀想な海君。

水天宮へ行って来ました

私もそろそろ妊娠５ヶ月になり、「戌の日に安産祈願をする」というイベントをする頃になりました。
携帯で調べてみたら、あるんですねえ。そういうサイトが。
戌の日カレンダーなるものがあり、１１月は５日、１７日、２９日。
５日のみ日曜日だったので、「よ～し。この日に行こう。」
と午前中からででかけたのですが、

ものすごい行列。

一体何事？とおもいきや、「数十年に一度の大戌の日」という大変めでたい日だったのです。しかも大安。
水天宮の入り口から約１キロくらい（おおげさ？）並んでいました。
こんな並んで立ってたら具合悪くなっちゃうよ・・・
と、断念。

次の戌の日はいついくかで、海君とかなり検討しました。
まあ、この時期中学三年生の担任を持つ二人はかなり忙しいんですよ～。
でも５ヶ月めに行かなきゃ意味がないので今回１７日金曜日の大安に行くことになりました。
世の中、同じ事を考える人は意外と多いものだということを前回学んだので、
朝もはよから８時台に家を出て、水天宮に着いたのは９時前。
・・・誰もならんでないじゃん。
まあ、いいや。

境内にはいるとすでに２０家族くらい来てて、安産祈願の祈祷を待っていました。
①岩田帯を買う　　②腹帯に縫いつけるお守りの小布を買う　③祈祷してもらう
という選択肢があり、どれも乗り気ではなかったけど、海君が
「せっかくだから、上がってくれば？」
って言ってくれたので③にしました。
本来なら妊婦しか上がれないけど、比較的空いていたので、家族の人も中にはいることができました。

ほかの妊婦さんたちの名前と一緒に自分の名前を書いた札が前に貼られ、
３列に正座。家族は後ろで立って見てます。
こんなに同年代の女性ばっかりと並ぶのはいつ以来かしら？入学式みたい。

お祈りの後半では、節をつけて名前が読み上げられました。うわ～。恥ずかしい。