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8年間つとめた職場から異動しました。
昨日はその離任式でした。
4月、始業式、学校に新しい先生がたを迎える。
そしていつの間にかお世話になった先生がいなくなっている。
始業式はなんとなくその違和感や寂しさがあるのだが
その日から全速前進で新年度が始まっていく。
ついに私がその当事者になってしまいました
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受け持っていた学年の生徒は卒業したのですが、授業で教えていた在校生達の前から突然いなくなりました。
そしてしばらくしてあいさつをしに来る。
子ども達の教育をしている中で、日々、始まりと終わり、けじめ、感謝を伝えることを教えてきたのに
なんだか違和感を感じる4月でございます・・・。
自分のためだけではなく、子ども達、職場でお世話になった人達のために、ちゃんと終わらせる。
それが離任式だと思います。
離任式では懐かしい3年生が一番前に座っていて今までの思い出が一気によみがえり、苦しくなります。
いろんなことがあったけど楽しかった、一緒にいられて良かった。
吉野弘さんの「虹の足」という詩の話をしました。
虹の中にいる人は、自分がその中にいることが見えない。
でも外にいる人からは見える。
他人に見えて、自分に見えないもの。
みんなは素晴らしい学校にいる、素晴らしい伝統の中にいるよ、ということを伝えました。
私にとっても当たり前に過ごした職場も一歩離れると温かい同僚達がいる素敵な場所でした。
でもきっと4月から今いる場所も、外から見れば虹の中かもしれません。
お世話になった先生がた、子どもたち、ありがとうございました!!