Living by Bay and Canal

登場人物:海くん(夫)、キリン改めタクミ(長男)、ちびちび改めてんちゃん(次男)、そして私(妻)。最近は、お弁当日記

山口 2016 夏 3日目

2016年08月22日 | レジャー・旅行記 
おばあちゃんちの3泊4日。
次の日は朝から大阪へ新幹線で行くことにしているので、最終日。

父方の祖父のお墓参りに行くことにした。
お墓参りの場所は防府市。
山口市のお隣なんですが、山のトンネルを抜けて19kmくらいある。
バスで行っても小一時間かかるし、またバス停までもちょっと歩く。
この夏の暑い時にバス停まで15分くらいかかるのもねえ…。

といった具合で、車がないとなかなか行けない。
母も気にしていたようで、渡りに船だったようだ。

子供たちは「えー」という反応だったけど
お盆に帰ることの大切な目的の一つなんだよ。
メインといっても過言ではない。
お盆はご先祖様の霊が家に帰ってくるんだから。

うちの子たちにとって、ひいおばあちゃんは私の方で二人健在だし、
祖父母とも元気。
お墓参りはあまり身近ではない。

お墓に眠る私の祖父は私が1歳のころに亡くなったので
私もあまり思い出がないのだけど、小さいころからお墓参りはしていた。
その頃はきっと亡くなってまだ数年だったのだ。

お墓参りに行くと、てんちゃんは
「死ぬとどうなるの?」
というようなことを訊く。
「おじいちゃんの、おとうさんの、そのまたお父さんはいつ死んだの?」
さあ・・・それはママにも分からないけど、ご先祖様はたくさんいて、てんちゃんにつながってるんだよ。
自分も小さいころ、お盆になるとそんなことを考えたな。

おばあちゃんの話によると、リフォームを繰り返しながら、
おばあちゃんの家は150年くらい建っているらしい。
仏壇に並んでいる親戚も暮らしていたはずで、その人たちはもう亡くなっている。
子供のころはなんとなく怖かったけど、今なお、温かく迎えてくれる家だ。

たっくんやてんちゃんにとっても、昔のことを考えるきっかけになるといい。

さて、そのお墓参りだけど
いつも、必ず迷う。

なんとなくの場所は分かるんだけど、父方の祖母と一緒か、父と行けば訳ないんだけど
タクシーに相乗りしていたりするとお任せなのでまったく覚えない。
大人になってレンタカーで何度か来たけど、まあ、そのたびに迷っている。

そういうわけで、母と私たち一家で今回は行く。
とりあえずたどり着くことに必死で、着いたらめでたしめでたし…お花を買うのを忘れた
あほや~。

近くにお花屋さん…と思ったけど、いかに天神さまの参道であっても
さびれている。やっているお店はほとんどない。
真夏の日に照らされた白い道をとぼとぼ歩いたけど、望みうす。
あるわけないよね~。
駅の近くのイオンか、その辺の大型スーパーにはあるはずだ。

とりあえず、お墓に手ぶらでお参りして、スーパーに行った。
子供たちとパパはアイスクリームタイム。
母と私はお買い物。
さすがに大型スーパーには物があり、人がいる。
花柴を買ってもう一度お墓に戻った。

お墓の石がアツアツで、花を生けるところもお湯になっている。
水を何度か足して、植物にもちょうどよくなってから花柴を生けた。

これでよし!
ちゃんとお墓参りをして、安心しました。

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