Living by Bay and Canal

登場人物:海くん(夫)、キリン改めタクミ(長男)、ちびちび改めてんちゃん(次男)、そして私(妻)。最近は、お弁当日記

思い出の夏やすみ

2019年09月04日 | Weblog
夏になると、
子どもの頃を思い出す。

光、蝉時雨、入道雲、ローカル線の発車の音、潮風のにおい、雨上がりの芝生の匂い、水が光を反射してるゆらめき、ビーチサンダル、サイダー。

子どもの頃の幸せな夏やすみの記憶を今も探して何度も味わう。
五感に夏の思い出が残っている。

夏になると、両親の実家に3週間くらい滞在していた。
段ボール箱に服をつめ込み、チッキ(宅急便)で送る。

平たい土地に潮の香り、防府市。
緑の山に囲まれた町、山口市。

何も予定のない日、どこにも出掛けない日は、狩猟する。
農業用水路のハヤやザリガニ、メダカ。
川沿いのシオカラトンボ。庭の蝉。

従姉妹がくるとまた楽しさはひとしお。
帰ってしまうとすごく寂しい。

何度も思い出す12才くらいまでの夏。
その記憶があればずっと生きていられるくらいだ。

今、息子たちにそんな夏を感じさせてあげられているだろうか。
旅行は長くて3泊か4泊。
しかも同じところに滞在せず
飛び回ってしまう。

ひとところ二週間くらい滞在して
何も予定のない日があって
子どもが退屈しのぎに何か始めるくらいが良い。

一緒にずっとは難しいけど、いなか留学が夢だなあ。

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