てんちゃんと百人一首

百人一首カルタは、古典に親しむ一番楽しい窓口である。
4年生のてんちゃんも、学校で20首ずつくらいのカルタから初めて楽しんでいるようだ。

「あ、これ好き。」「これ、得意。」
なんて言われたら、嬉しくなる。
親戚で集まれば幼少期から百人一首をしていた私。

おばあちゃんにもらった、絵合わせカルタを夜、枕元に並べるのを手伝わされた。

そのうち…

「あ、魚が描いてあるやつ。」

あー、魚。背景で絵合わせをし始めた。まあ、いいか。
それもありです。親しむ親しむ。

「コンパス、コンパス。」

コンパス？

絵の背景がコンパスみたいな柄だった。

「小麦の絵のやつ。」

はい？

「てんちゃん、それ稲だよ。日本は稲でしょ。」

稲刈りしたじゃない。
稲は分からなくて小麦って？

「小麦はどこで見たの？」
「マイクラ」

Got it.
最近の子だなあ。(*_*;