夏休み。てんちゃんに読書感想文の本を図書館で探して、渡した。
3冊の中から、てんちゃんが選んだのがこの本。
中2の夏、そして誕生日、オスグッド。
てんちゃんとの共通点がいろいろある。
同級生が、通り魔の犯人であったことから、エイジの周りのいろいろなことが、分からなくなる。悪もアリなのか。
ハッキリとした悪意なんてない。よく分からないうちに、いろいろなものに追い詰められて、ふっと、そちら側に行ってしまうことだってある。
そんな、中学生の状況をつぶさに表している。
中学生の、何かを「嫌悪」する感覚、カッコ悪い、カッコ良いと思う気持ち。
読みながら中学生って、そうなんだ、と気づくことも多い。
面白かった。