ブラジルのアマゾンにあるという銘木「ハカランダ」。これはもう、かなり以前から伐採禁止となっていて、今では幻(まぼろし)級の木材だ。約40年前に東京にハカランダのギター専門店というのがあって、そこで買ったギター持っている。しかしながら、ハカランダ自体が当時から入手困難であり、今ではその本物を見たことも無い人も多いので、私が持っているギターを見せて、ハカランダだと言っても違うと言われる。それにハカランダを使用しているからと言っても、必ずしも音が良いとは限らない。つまりハカランダを使用したギターかどうかは、楽器としての性能には、あまり意味のない事なのだが、それにしても、ハカランダは、今では誰にも「わからんだわ。」