日本では、ロシア側の発言・主張に対する報道がほぼないので、私たちがそれを知ることは非常に困難です
なので、いま、ロシアが何を言っているのか?それをご紹介しておきたいと思います
最近、プーチン大統領は、西側の長距離ミサイル提供について、このようなことを述べています
“The Ukrainian army is not capable of using cutting-edge high-precision long-range systems supplied by the West. They cannot do that. These weapons are impossible to employ without intelligence data from satellites which Ukraine does not have. This can only be done using the European Union’s satellites, or US satellites – in general, NATO satellites. This is the first point.”
「ウクライナ軍には、西側諸国から提供された最先端の高度長距離システムを使用する能力がありません。それはできないことなんです。これらの兵器を、ウクライナが持っていない人工衛星からの通信情報データなしに使う事は不可能です。これは、EU欧州連合の衛星、もしくはアメリカの衛星、通常はNATOの衛星を使用してのみ実行できることです。これが最初のポイントです。」
ここでプーチン大統領は、長距離ミサイルがNATOの支援なしに、ウクライナには使用できない高度兵器だという事を強調しています
“The second point – perhaps the most important, the key point even – is that only NATO military personnel can assign flight missions to these missile systems. Ukrainian servicemen cannot do this.
Therefore, it is not a question of allowing the Ukrainian regime to strike Russia with these weapons or not. It is about deciding whether NATO countries become directly involved in the military conflict or not.”
「二つ目のポイントは、おそらくこれが一番重要な鍵となる点ですが、これらのミサイルシステムに飛行任務を与えることができるのはNATOの軍人だけに限られる、ということです。ウクライナの軍人には、これを行う権限がありません。
したがってこれは、ウクライナが武器を使ってロシアを攻撃するか否か、という問題ではありません。これはNATO加盟諸国が(ロシアとの)戦闘行為に直接関与するか否か、という問題なのです。」
“If this decision is made, it will mean nothing short of direct involvement – it will mean that NATO countries, the United States, and European countries are parties to the war in Ukraine. This will mean their direct involvement in the conflict, and it will clearly change the very essence, the very nature of the conflict dramatically.
This will mean that NATO countries – the United States and European countries – are at war with Russia. And if this is the case, then, bearing in mind the change in the essence of the conflict, we will make appropriate decisions in response to the threats that will be posed to us.”
「この決定がなされれば、それは直接関与をしたことを意味します。これはNATO諸国、アメリカ、ヨーロッパ諸国がウクライナ戦争の当事者となることを意味します。彼らが戦争に直接関与することを意味し、戦争の本質、性質そのものが劇的に変わることは明らかです。
そしてこれはNATO諸国、つまりアメリカとヨーロッパ諸国がロシアと戦争状態にあることを意味する。もしこれが事実であるならば、戦争の本質が変化したことを念頭に置き、我々にもたらされた脅威に対し、適切な決定を下すことになるだろう。」
いま、時代はかつてのキューバ危機以上の緊張状態と危機的状況に直面している。。。と言って差し支えないでしょう
みなさんはどう思われますか?
それではまた
なので、いま、ロシアが何を言っているのか?それをご紹介しておきたいと思います
最近、プーチン大統領は、西側の長距離ミサイル提供について、このようなことを述べています
“The Ukrainian army is not capable of using cutting-edge high-precision long-range systems supplied by the West. They cannot do that. These weapons are impossible to employ without intelligence data from satellites which Ukraine does not have. This can only be done using the European Union’s satellites, or US satellites – in general, NATO satellites. This is the first point.”
「ウクライナ軍には、西側諸国から提供された最先端の高度長距離システムを使用する能力がありません。それはできないことなんです。これらの兵器を、ウクライナが持っていない人工衛星からの通信情報データなしに使う事は不可能です。これは、EU欧州連合の衛星、もしくはアメリカの衛星、通常はNATOの衛星を使用してのみ実行できることです。これが最初のポイントです。」
ここでプーチン大統領は、長距離ミサイルがNATOの支援なしに、ウクライナには使用できない高度兵器だという事を強調しています
“The second point – perhaps the most important, the key point even – is that only NATO military personnel can assign flight missions to these missile systems. Ukrainian servicemen cannot do this.
Therefore, it is not a question of allowing the Ukrainian regime to strike Russia with these weapons or not. It is about deciding whether NATO countries become directly involved in the military conflict or not.”
「二つ目のポイントは、おそらくこれが一番重要な鍵となる点ですが、これらのミサイルシステムに飛行任務を与えることができるのはNATOの軍人だけに限られる、ということです。ウクライナの軍人には、これを行う権限がありません。
したがってこれは、ウクライナが武器を使ってロシアを攻撃するか否か、という問題ではありません。これはNATO加盟諸国が(ロシアとの)戦闘行為に直接関与するか否か、という問題なのです。」
“If this decision is made, it will mean nothing short of direct involvement – it will mean that NATO countries, the United States, and European countries are parties to the war in Ukraine. This will mean their direct involvement in the conflict, and it will clearly change the very essence, the very nature of the conflict dramatically.
This will mean that NATO countries – the United States and European countries – are at war with Russia. And if this is the case, then, bearing in mind the change in the essence of the conflict, we will make appropriate decisions in response to the threats that will be posed to us.”
「この決定がなされれば、それは直接関与をしたことを意味します。これはNATO諸国、アメリカ、ヨーロッパ諸国がウクライナ戦争の当事者となることを意味します。彼らが戦争に直接関与することを意味し、戦争の本質、性質そのものが劇的に変わることは明らかです。
そしてこれはNATO諸国、つまりアメリカとヨーロッパ諸国がロシアと戦争状態にあることを意味する。もしこれが事実であるならば、戦争の本質が変化したことを念頭に置き、我々にもたらされた脅威に対し、適切な決定を下すことになるだろう。」
いま、時代はかつてのキューバ危機以上の緊張状態と危機的状況に直面している。。。と言って差し支えないでしょう
みなさんはどう思われますか?
それではまた
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