コメント欄で指摘があり、私自身の知識不足から、少し誤りがありましたので訂正させてください
記事はこちらです
この中で私は、日本は貿易収支において、2011年以降、頻繁に赤字がでていることがあり、直近の十数カ月は赤字が続いている
そう述べましたが、実は誤解がありました
正しくは、「貿易収支が赤字」が正解で、国の海外収支について言えば
貿易収支、サービス収支、第一次所得収支、第二次所得収支の四つを足したものを経常収支と言い、これはいま現在も日本は黒字です
財務省のホームページの解説によると
貿易収支 財貨(物)の輸出入の収支を示す
国内居住者と外国人(非居住者)との間のモノの輸出入
サービス収支 サービス取引の収支を示す
(サービス収支の主な項目)
輸送:国際貨物、旅客運賃の受取・支払
旅行:訪日外国人旅行者・日本人海外旅行者の宿泊費、飲食費等の受取・支払
第一次所得収支 対外金融債権・債務から生じる利子・配当金等の収支状況を示す。
(第一次所得収支の主な項目)
直接投資収益:親会社と子会社との間の配当金・利子等の受取・支払
証券投資収益:株式配当金及び債券利子の受取・支払
その他投資収益:貸付・借入、預金等に係る利子の受取・支払
第二次所得収支 居住者と非居住者との間の対価を伴わない資産の提供に係る収支状況を示す。
官民の無償資金協力、寄付、贈与の受払等を計上
とのことです。。。以上、謹んで訂正し、お詫び申し上げます
そしてついでに思うことを述べておきます
残念ながら、やはり2011年以降、日本の経常収支の主体は、ほぼ「第一次所得収支」の黒字で占められており
産業の空洞化を感じずにはいられません
そして第一次所得収支の中でも特に増えているのは「直接投資収支」というもので
日本企業が海外に現地法人の子会社などを設立した場合などに、その子会社から配当が出ますが、そういう配当金利益などのことです
つまり、以前私も日記に書いたことがありますが、日本企業の「利益の海外飛ばし」というものです
日本では、まともに利益を計上すると税金が凄いことになりますが
その海外の子会社などに、「利益を飛ばす」ことによって、日本国内での税金を、合法的に逃れているわけです
こんなところで、実際にそういう実態が見えるとは思いませんでしたが。。。
結局、この海外に飛ばした利益の配当金が、日本企業の株主への配当金として、多額のお金が流れている実態があるわけです
もっとしっかり調べる必要はある、と痛感するとともに、日本の課題が少し見えた気がします
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この中で私は、日本は貿易収支において、2011年以降、頻繁に赤字がでていることがあり、直近の十数カ月は赤字が続いている
そう述べましたが、実は誤解がありました
正しくは、「貿易収支が赤字」が正解で、国の海外収支について言えば
貿易収支、サービス収支、第一次所得収支、第二次所得収支の四つを足したものを経常収支と言い、これはいま現在も日本は黒字です
財務省のホームページの解説によると
貿易収支 財貨(物)の輸出入の収支を示す
国内居住者と外国人(非居住者)との間のモノの輸出入
サービス収支 サービス取引の収支を示す
(サービス収支の主な項目)
輸送:国際貨物、旅客運賃の受取・支払
旅行:訪日外国人旅行者・日本人海外旅行者の宿泊費、飲食費等の受取・支払
第一次所得収支 対外金融債権・債務から生じる利子・配当金等の収支状況を示す。
(第一次所得収支の主な項目)
直接投資収益:親会社と子会社との間の配当金・利子等の受取・支払
証券投資収益:株式配当金及び債券利子の受取・支払
その他投資収益:貸付・借入、預金等に係る利子の受取・支払
第二次所得収支 居住者と非居住者との間の対価を伴わない資産の提供に係る収支状況を示す。
官民の無償資金協力、寄付、贈与の受払等を計上
とのことです。。。以上、謹んで訂正し、お詫び申し上げます
そしてついでに思うことを述べておきます
残念ながら、やはり2011年以降、日本の経常収支の主体は、ほぼ「第一次所得収支」の黒字で占められており
産業の空洞化を感じずにはいられません
そして第一次所得収支の中でも特に増えているのは「直接投資収支」というもので
日本企業が海外に現地法人の子会社などを設立した場合などに、その子会社から配当が出ますが、そういう配当金利益などのことです
つまり、以前私も日記に書いたことがありますが、日本企業の「利益の海外飛ばし」というものです
日本では、まともに利益を計上すると税金が凄いことになりますが
その海外の子会社などに、「利益を飛ばす」ことによって、日本国内での税金を、合法的に逃れているわけです
こんなところで、実際にそういう実態が見えるとは思いませんでしたが。。。
結局、この海外に飛ばした利益の配当金が、日本企業の株主への配当金として、多額のお金が流れている実態があるわけです
もっとしっかり調べる必要はある、と痛感するとともに、日本の課題が少し見えた気がします
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