安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

黄色と黒は勇気のしるし

2024-09-29 01:22:45 | 政治
最近、どうも世間の保守系の方々の動画などを見ていると、減税についてよく語っておられて、共感するところは多いのですけれども
同時に、「政府は財政を拡大してお金を使って経済を良くしろ」、みたいな主張をされているのをよく聞きます
財務省の緊縮財政がすべての諸悪の根源だ、みたいなことを言っている保守系言論人が多いように思われます
まあ、間違いではないんですけどね。。。結局、緊縮しつつ計画的に増税して税収を増やす、みたいな官僚主導の計画経済的国家運営が
実は民間経済にとてつもないダメージを与えていて、そのために日本は30年間デフレ不況で苦しんできたわけですから
そう言われても当然、というところはあるわけです

最近では、三橋貴明さんなどが、マリアナ・マッツカート氏の「国家の逆襲」という著作を例に挙げて
「国家もれっきとした経済の主役なのだ」という事を主張しているように見えます
私はその書籍を読んだのですけれども、それでも、「大きな政府」こそ本来あるべき姿、とはまったく思いませんでした
やはり、今の日本の政府は大きくなりすぎていて、国民の自由が損なわれ、国民の自助の精神もまた損なわれ始めている
そう感じる者です。。。。ですから、やはり「小さな政府」こそ今目指すべき国家の理想であって、そこは三橋さんと意見が異なるところです
私がこういう日記をたまに書いているのは、三橋さんとは逆の意見も出しておかないと、彼らの言う事が真実である
と、その主張に押し流されてしまう可能性があると思うからです
こんな私の日記でも、定期的に読んでくださる方はいて、その主張が、世の中に何らかの影響を与えているものだと思うから書いているのです

まあこちらの動画をご覧ください


最近、トランプ大統領が自身のラリー(選挙集会)にて、こんな公約を語っているそうです
「労働者のチップや残業代にかかる所得税を無税にする」
これを聞いたとき、私はこれこそ「小さな政府」と、「安い税金」のあるべき姿だ、と思いました
カマラハリス氏もまた、同じように労働者階級の生活を楽にするような公約を掲げているわけですが
彼女の場合は、「とにかく直接労働者にお金を渡す」という政策が中心です
ですが、逆にトランプ氏の場合は、有権者に直接お金を渡す、みたいなことを公約で掲げたのを一度も見たことがありません
両者の違いは、実は「人間の本質をよく知っているか?否か?」によって現れてくる違いだと私は思うのです
トランプ氏はね、よく知っているんですよ。。。「真の豊かさは国民の勤勉な努力によってのみ生まれてくる」ということをね
私が三橋さんに言いたいことも実はここにあってですね
「お金はいくらでも刷ることはできるが、真の豊かさは政府によって刷ることはできない」ということなんですよ
ですから、「人間の懐に直接お金を放り込むようなことをしてはいけない」、というのが、為政者の戒めに必要なことなんです

トランプ氏がチップにも残業代にも税金をかけないようにする、そう言っているのは
要するにですね、「勤勉に働けば豊かになれる」。。。。そういう社会を創ることが、真に国を豊かにすることにつながる
そう確信しているからなんです、だからそう言っているわけです
豊かさの根底にあるのは勤勉さなんですよ、国民のね
だから今日のお題「黄色と黒は勇気のしるし」はね、日本が繁栄していたころの象徴のようなCMだったので、取り上げました
いつの間にかこの日本は、懸命に働けというと「ブラックだ」とかなんとか言われて、毛嫌いされるような国になりました
我々が本当に取り戻さなければならないのは、二宮尊徳精神。。。つまり真面目に、勤勉に働くことは素晴らしいことだ
と、勤勉実直な人を称えるような世の中じゃないですか?
私はね、それが無くなっているからこそ、いま日本は不況に喘いでいるのだと思いますよ

そしてね、その正直で勤勉な精神を日本に作ったその大元は、やはり仏教です
ここは日本の保守の方々が、見落としている事なんです
日本の八百万の神々の歴史云々は確かに歴史として長く残り、文化的にも尊重されるべきものでもあるでしょうが
神道にはね、天皇を敬う形はあっても勤勉を美徳とする精神性はありません
日本の保守の方々は、特に過去、神道系の魂として生まれた方が多いとは思いますが
日本には過去も今も、本地垂迹説と反本地垂迹説が戦っているところがあります
物部と蘇我の戦いの頃から始まり、明治維新をもって廃仏毀釈が行われ、排除されてしまった仏教精神
いま、日本の伝統を守ろうという保守の方々の思いは理解しますが
伝統を重んずるなら神道だけでなく、大和精神の中に深く流れこんできた仏教精神にも
もっと、目を向けなければいけない時に来ているのではないか?
そう私は思います

それではまた
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