またぞろ新型コロナウイルスが巷で流行っています
感染症5類適用の扱いになってから、私も仕事柄、感染者に接触することが増えてまいりました
以前、色々とご紹介した動画の中に、及川幸久さんが、感染症やウイルス学の専門家の話をインタビューで聞いている動画があったように思います
確か、ユーチューブだけでなく、ニコニコ動画で配信されていました。。。井上正康先生でしたかね
この先生のライブ適塾、色々と参考になりますので、ご紹介をしておきます
井上先生の解説は非常に解りやすく、とてもためになるのですが、一つだけ、井上先生の解釈が間違っている可能性があることについて
私なりに。。。大変僭越なことであり、私は専門家でも何でもありませんので、間違っていたらご適していただきたいと思いますが。。。
一つだけご指摘させていただきたいと思います
それは、井上先生のマスクに関する見解についてです
井上先生は、コロナウイルスはマスクなどよりはるかに微小で小さいので、つけていても意味がない。。。そうおっしゃるのですが
確かに大きさから言えば、ウイルスは不織布などのフィルター膜よりもはるかに小さいものであり、一見意味がない。。。ようにも見えるのですが
実は、これを機械工学などの流体力学から見ると、解釈が間違っているように、私には思えるんですね
確かに、マスクを何度も使いまわすようなことは、とても不衛生なものなのですが。。。
コロナ患者と接触するときなどには、やはりマスクは必要だと私は感じます
確かに。。。感染症を防ぐには、まずは換気(空気を常に入れ替える)することが大事ですし、飛沫が飛ぶのを防ぐことも大事です
ですが、マスクによってウイルス感染が防げないかというと、実はそんなこともない。。。というのが、私個人の見解です
巷のマスクなどを見ると、「ウイルス除去率99.9%」などと書いています。。。これを過信することは禁物なのですが
実際に、不織布などの膜の網の目よりも、ウイルスははるかに小さい。。。しかし、ウイルスを一定割合で除去できるのです
その理屈はね、じつは流体力学にあるのです
実は、私は昔(10年以上前)、このフィルターを仕事で使う仕事をしていました
ですから、逆浸透膜や中空糸膜、不織布膜など、いろんなフィルターの理屈を勉強していました
その中でもね、不織布(綿花などのワタを何層にも重ねて圧縮した構造の布状繊維)はね
「繊維が細かく、目が細かいから異物を除去できる」のではないんですよ。。。それは理屈が違うのです
空気や水のような流体物には粘性(粘り気)があります、だから不織布の間を空気が通るときに、粘性によって流体の通過速度が落ちるんですね
そして、フィルターの隙間をウイルスなどの異物が通るとき、異物がフィルター繊維に接触します
その接触によって、異物が電気的にからめとられる。。。というのが、フィルターの機能の真実なんですね
ですから、普通の布で作ったマスクよりも不織布の方が、細かい繊維の層がはるかに多く、除去能力が高いんですね
不織布というのは、通過する空気から見ると障害物なので、障害物が多いほど、流体速度は遅くなり、接触回数が増える。。。という理屈なのです
特に、新型コロナウイルスは人間の体にくっつきやすくするためにプラスの電気性質(+荷電)の性質が強いそうですから
マイナス荷電の繊維などがあれば、とてもくっつきやすいと思います
まあですから、新型コロナ対策としては、コロナは空気感染と飛沫感染ですから
①部屋の換気
②飛沫の防止
③一緒の空間にいるときはマスク
これが実用的な対策なのだと思います。。。参考になりましたら幸いです
感染症5類適用の扱いになってから、私も仕事柄、感染者に接触することが増えてまいりました
以前、色々とご紹介した動画の中に、及川幸久さんが、感染症やウイルス学の専門家の話をインタビューで聞いている動画があったように思います
確か、ユーチューブだけでなく、ニコニコ動画で配信されていました。。。井上正康先生でしたかね
この先生のライブ適塾、色々と参考になりますので、ご紹介をしておきます
井上先生の解説は非常に解りやすく、とてもためになるのですが、一つだけ、井上先生の解釈が間違っている可能性があることについて
私なりに。。。大変僭越なことであり、私は専門家でも何でもありませんので、間違っていたらご適していただきたいと思いますが。。。
一つだけご指摘させていただきたいと思います
それは、井上先生のマスクに関する見解についてです
井上先生は、コロナウイルスはマスクなどよりはるかに微小で小さいので、つけていても意味がない。。。そうおっしゃるのですが
確かに大きさから言えば、ウイルスは不織布などのフィルター膜よりもはるかに小さいものであり、一見意味がない。。。ようにも見えるのですが
実は、これを機械工学などの流体力学から見ると、解釈が間違っているように、私には思えるんですね
確かに、マスクを何度も使いまわすようなことは、とても不衛生なものなのですが。。。
コロナ患者と接触するときなどには、やはりマスクは必要だと私は感じます
確かに。。。感染症を防ぐには、まずは換気(空気を常に入れ替える)することが大事ですし、飛沫が飛ぶのを防ぐことも大事です
ですが、マスクによってウイルス感染が防げないかというと、実はそんなこともない。。。というのが、私個人の見解です
巷のマスクなどを見ると、「ウイルス除去率99.9%」などと書いています。。。これを過信することは禁物なのですが
実際に、不織布などの膜の網の目よりも、ウイルスははるかに小さい。。。しかし、ウイルスを一定割合で除去できるのです
その理屈はね、じつは流体力学にあるのです
実は、私は昔(10年以上前)、このフィルターを仕事で使う仕事をしていました
ですから、逆浸透膜や中空糸膜、不織布膜など、いろんなフィルターの理屈を勉強していました
その中でもね、不織布(綿花などのワタを何層にも重ねて圧縮した構造の布状繊維)はね
「繊維が細かく、目が細かいから異物を除去できる」のではないんですよ。。。それは理屈が違うのです
空気や水のような流体物には粘性(粘り気)があります、だから不織布の間を空気が通るときに、粘性によって流体の通過速度が落ちるんですね
そして、フィルターの隙間をウイルスなどの異物が通るとき、異物がフィルター繊維に接触します
その接触によって、異物が電気的にからめとられる。。。というのが、フィルターの機能の真実なんですね
ですから、普通の布で作ったマスクよりも不織布の方が、細かい繊維の層がはるかに多く、除去能力が高いんですね
不織布というのは、通過する空気から見ると障害物なので、障害物が多いほど、流体速度は遅くなり、接触回数が増える。。。という理屈なのです
特に、新型コロナウイルスは人間の体にくっつきやすくするためにプラスの電気性質(+荷電)の性質が強いそうですから
マイナス荷電の繊維などがあれば、とてもくっつきやすいと思います
まあですから、新型コロナ対策としては、コロナは空気感染と飛沫感染ですから
①部屋の換気
②飛沫の防止
③一緒の空間にいるときはマスク
これが実用的な対策なのだと思います。。。参考になりましたら幸いです
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