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信仰のない国際情勢解説はなぜズレるのか?

2023-12-09 15:08:53 | 政治
私が最近になってよく考えることは、「人間と神仏の見解の相違」についてです
人間は、この地上の自治権を任された存在ではあるのですが、やはりそこは人間心により身びいきや偏見が生じることはやむを得ないと思います
ですが、そういう時にこそ必要とされるのが、「神仏の目」だと、私はそう思うのです
人間はこの世を去った霊的世界にある神仏の声に、もっと謙虚に耳を傾ける必要があると思います

最近私がもっとも注目しているユーチューバーに、遠江秀年さんがいらっしゃいますが
この方の動画を見ると、私たちの見解が、人間心を起因として、いかにズレやすいかを自覚することがあります

この動画の中で、いま神仏が、「地球文明の中で、何を一番警戒せよ」と言っておられるのか?そこに私は注目しました
大川隆法総裁先生はここ数年来、「自由、民主、信仰」の三つの価値観を打ち出し続けておりました
そして「無神論国家」と「全体主義国家」について、常に警告を発してきていたと記憶しています
私の記憶では、バイデン政権については、確かに悪い評価であるのは間違いなかったのですが、最も警戒すべきは無神論国家、全体主義国家
そこにもっとも重点が置かれていたことは確かです

ここ最近の、世界情勢解説のユーチューブやSNSの傾向は
「中国、ロシアと中東諸国を中心としたBRICSとグローバルサウスによる”世界新秩序”」の話が、多く取り上げられています
しかしながら、その「創られようとしている世界新秩序」は、果たして神仏の目から見て正しいのか?間違っているのか?
それが、あまり問われていないわけです。。。いや、彼らには、あまり価値判断ができていないように見えるのです
どちらかというと「横暴なアメリカに対して、対抗勢力としてできたグローバルサウス連合」として、応援しているようにも見えるのです

ただ、いまのロシアは別としても、グローバルサウスに与する中国、パキスタン、ミャンマー、イランと中東諸国、そして南米ベネズエラ
これらは、どちらかというと非常に全体主義的傾向の強い国々です。。。
全体主義国家は、「秘密警察と強制収容所をもつ」ことが、ハンナ・アーレントによって、共通の特徴と指摘されています
そして、このグローバルサウスの特徴は、「世界有数の資源国が多い」ことも特徴です。。。特にエネルギー。。。
要するに、共同すれば世界の資源を独占でき、G7に対抗できるわけです

確かにアメリカを中心としたグローバリストたちがいま、世界秩序を強引に取り戻そうとして、様々な画策を行っていることは確かなのですが
一方で、先日亡くなったキッシンジャー博士などは、「ウクライナをNATO入りさせ、ロシアを敵視して戦争することはアメリカにとってマイナス」
と、はっきりと指摘しており、グローバリストの中にも意見の違いがあったことは事実で、ロシア敵視政策にも異論があったわけです
つまり、バイデン政権は基本的に嫌ロであり、ロシア嫌いが高じて判断を間違えたわけです
いまはやや腐っているとしても、やはりアメリカは信仰を持つ人々が数多くいる民主主義国で、国内でも意見の違いがあります
一方の中国には、民主主義的な議論の余地などありません。。。北朝鮮も同様、ベネズエラも怪しいものです
これ。。。やはり考えてみれば、アメリカがロシアを敵視し、サウジアラビアを敵視し、資源国全体を敵に回すのは
やはり「判断ミス」以外の何物でもない。。。と私は思うのです

大川隆法総裁は「インドを取られたら勝ち目はない」と指摘していますが。。。今まさにその危機が来ているわけで
日本としてはやはり、「ロシアとインドを西側に取り戻す」ように動くべきだと、私は思うのです
多分。。。それが神仏の目から見た、正しい地球情勢の判断なのではないかと思います
日本がやるべきは、いたずらにアメリカの敵グローバルサウスを応援することではなく
アメリカを改心させ、ロシアとインドとサウジアラビアを西側に引き戻し
全体主義国家を包囲して、信仰と自由と民主主義を共通の価値観とする国家の連合をつくる
これが今やるべき外交努力なのではないかと思います

結局、信仰を中心の軸に据えていなければ、「価値観の戦い」には勝てないという事です

きょうはこのへんで。。。それではまた
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