安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

本格的な通貨安傾向の中国と韓国、その行方は?

2019-08-18 01:19:00 | 政治
中国の元安はなんとか支えられているが、問題はウォン安の方かもしれない
今現在 1ドル=1208ウォンと、非常にウォンが安い
この通貨安というものの厄介さは、貿易をやったものなら分かる

以前私は韓国相手に貿易をやっていたことがある、勤め先での10数年前の話だが
そのとき、一番困ったのがこの為替の問題だった
日本の銀行が、極端にウォンの受け入れ、両替を嫌がった
当時は貿易を始めたばかりの素人状態だったし、経営者も簡単にウォンの両替ができると思っていたフシがあった
しかし、甘かった
多額のウォンは銀行の方が嫌がるということをその時知った
おそらくは、今、ウォンの価値はそのとき以下であろう

元にしろウォンにしろ、なぜそれほど価値が暴落しているのか?
考えてみれば本当に不思議な現象である

日本は長い不況から脱することができず、しかも経済規模では中国の後塵を拝したと言われている
しかし、元は未だ紙くずのような扱いで、日本は世界一と言っていいほどの価値を持つ通貨を持っている

中国では今、スタグフレーションが進行中で、物価の値上がりがはなはだしい上に、超不景気に喘いでいる
これが景気のいい時であれば、香港のデモなども武力鎮圧された可能性もあるが
三重苦の中国に、おいそれとそうした力技は使用できない
トランプ政権の巧妙さに本当に脱帽という他ない

そして韓国
今のままならウォン安を買い支えるに、外貨が足りない
ドル売りをすればするほど外貨不足が深刻になり、デフォルトの危機が迫る
かといって、日本に通貨スワップをお願いすることもほぼ不可能
このまま打つ手なしの可能性は高い

資本の逃げ出し、そして貿易相手としての韓国企業の信用不足が深刻化するだろう
日本企業もかなり逃げ出している、もしくは貿易条件を厳しく制限している可能性は高く
韓国経済は逃げ道がない

あとは日本
この状態で、本気で消費増税などやるのだろうか?
自殺行為である


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トランプ氏の香港口先介入 | トップ |  消費増税廃止を提案してみた... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事