絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

10分では読めない?

2008年10月07日 16時48分13秒 | ボランティア
100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))
佐野 洋子
講談社

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今日の読み聞かせは「おおきな木」でした。
まだ4年生の子ども達はどんなふうにこのお話を聞いたのでしょうか?
久々にあの「しい~~~~ん」とした空気に触れて
また新鮮な気持ちになりました。


画像はよく知られている佐野洋子さんの本です。
(これを10分でよむのはちょっと・・・と思い「おおきな木」に変更
しました。)この本で彼女が何を言いたかったか?などと勘ぐらず
「ねこ」になりきって読んでみましょう・・・
自分が100パーセント自分であること、だれにも侵略されず、、、
生きる、、、そんなことってありそうで実はありえない。
人間と猫は違うぞ!・・・などと佐野洋子さんに悪態ついても
はじまりません。
いろいろな妄想を掻き立てる本であります。
(そういう本のことを「自立した本」と秘かに呼んでいます

引き続きサポーターの話

2008年05月02日 23時05分26秒 | ボランティア
昨日の会議で、はじめに今年度の登録者の名簿が配られた。
名まえや登録内容のほかになんと!?年齢が書かれていた。
これは相当ショックなことだ。サポーターは全員女性なのに。
年齢がむやみやたらと公表されて良いのか!
(ってどうでもいいようなことだが、これでたぶん来年度登録者は減る)

何故年齢など書かれているかといえば、
この書類はもともと学校が教育委員会に提出するもので
ボランテイアが入る保険の手続き上年齢を書くからなのだ。
サポーター向けに、年齢の欄を消せばいいだけなのに
そのまんま印刷してきたのである。

スクールサポーターの制度が始まって2年目に
女性の校長先生がやはり同じことをやったが、
そのとき「ああ~~先生!年齢が出てます~~!」という
サポーターの叫び声を聞いて、この校長先生は
即行でこの書類を回収して行った。
そして後日、改めて【年齢抜き】のペーパーが
配られたのだった。。。

今年のサポーターの反応もやはり「ぎゃ~~~!」という
絶叫に近いものだったが、新しくきた男の校長先生は
どこ吹く風で「今年から保険の関係上年齢を載せないといけなかった」
などと嘘の供述!?をして、全く意に介さなかった。

「こんなの個人情報なのに勝手に書いたらだめですよ」と
誰か訴えていたが、昔の女性校長のときのように
ペーパーを回収することはなく
永遠にみんなの年齢は脳にインプットされて行ったのだった。。。

どうでもいいけど、やっぱり勝手に人の年齢を
印刷して配ってはいけないんじゃないの?
法律がどうのこうのではなくて、こんなふうに
デリカシーに欠ける、ということは
これをやったら相手がどう思うか、を想像できないということで
それはすなわち「人間(子ども)」相手にする仕事に
不向きってことじゃないのかしらん…

スクールサポーターは、学校の協力者なんだから
もうちょっと校長先生も考えて欲しい。
彼女達が「なにこれ!」と思ってしまったら
その瞬間から消滅していくものなのだ。

地域の人

2008年05月02日 00時18分11秒 | ボランティア
今日は、今年度の小学校のスクールサポーター会議があった。
例年全体会はこの年度はじめだけで、後は各種別ごとに活動する。
本の修理・整理、本読み、営繕(廊下のPタイル修理、
門扉のペンキ塗り!など)、花壇の手入れ、児童の交通安全サポート
校外マラソンのポイント係などなど…たくさんある。

昨年まではこの活動に市から薄謝が出ていたが
今年から完全なボランティアとなった。
うちの小学校がこの活動が盛んでたくさんお金を使ってしまうからだ
などともっともらしくしゃべっている保護者もいるが
薄謝を出すか出さないか以前に、この活動にあてられた予算を
どのように(活動した小学校に)割り振るのか
それについて市(教育委員会)はまじめに考えてなかった。
現場が煩雑なことになったり、不公平なことが生じていても
知らん顔を決め込んでいた。
なにも対策をださないというか、方針を考えなかったのは
どういうことなの?さぼりじゃん。。。
なにより驚くのは、そんな仕事内容でも済んでいく、ということである。
(なんで?だれか天誅を!?)

文句を言いつつ、今年も結局(卒業したけど)サポーター登録をした。
6年間《超》まじかに学校社会に接してきて
いかに先生たちが「子どもだまし」なことをやり続けているかわかる。
しかも、かれらはそれを「いけないこと」と全く思っていない。
ときにそれは保護者にばれて…
しかしながら彼らは、子ども達を言いくるめるのと同じように
それをその場しのぎの「ちいさな嘘」で逃れようとする。

などなど、「あ~~あ」と思うけれども
自分は、教室に行ってたくさんの子ども達を見ると、
なぜか元気になります。
<いのちのかたまり>みたいな子どもらはほんとに面白い!
何を考えているのかな?とか
これからどんな風に変化していくのだろう?とか
いろいろ思って楽しくなってきてしまう。
その存在だけでも面白いのに
本読みなどすれば、さらに「この絵を見ているみんなの頭の中は
どんな風になっているのか!?」と想像する。
(ちょっと変かも…)

「子ども」は変化していく存在だからこそ、あんなに魅力的なのだ。
いや、子どもでなくても、【変化】を予感させるものは、
やっぱり魅力的なのだ。


サポーター活動

2008年04月12日 13時10分24秒 | ボランティア
小学校は卒業したけれど
今年度もサポーター登録をする予定だ。
なぜあんなにボロクソ批判している学校に
この上協力するのか?ということだが…
実際もうやってもやらなくても
自分ではどちらでもいいというか
本読みの人が少なくなって、この読み聞かせがなくなっても
それはそれで致し方ないというか
そんな気持ちなのだが
後の人たちが困らない程度に
協力の要請があれば、したらいいんじゃないかという
そんなことである。
理想をいえば、卒業した人々も今度は地域の人として
関わっていってくれれば、それは素晴らしいことだが
果たしてそんなふうに考えてくれる人が
いかほどいるか、、、
それに、なにより何年かしたら転任していく
学校側の先生たちからしたら
そんな部外のものが協力してくることすら
仕事が増えて面倒だ、と思っているのだから。
(世の中、志の高い人間がそうそうはいないってことか…)

朗読発表会近づく

2007年03月07日 10時15分12秒 | ボランティア
私の前にある鍋とお釜と燃える火と―石垣りん詩集

童話屋

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へたな上に練習不足な私なのに、ずうずうしくも参加表明してしまい
今頃後悔…けだし名言「後悔先に立たず」

蓋を開ければ、30人弱いるはずのボランティアの方達
8人しか出席しないじゃないか、、、どういうことだ~~~
(指導してくださった先生に失礼じゃないの?)
ほとんどがご自分のことにすべてを注げるような年齢の方なのに、、、
こういうときこそ、日頃若いもんに厳しくおっしゃる「礼儀」ということを
お示しいただきたいものですわ。
って、別に恨みがあるわけじゃございません。

それにしても、朗読って難しいですね(いまさらながら)
強い声で言わなければ、もやもやで相手に何も伝わらないし
かといって気張った声だと青年の主張ならぬ「おばさんの主張!?」に
なってしまいまして…

はっきりとした言葉では一本調子」になってしまうのを
どうしたら「語るように」いえるのでしょうか?
う~~~~~~~む。
棒読みではきっとなんにも伝わらないのでしょうね。
どうしよーーーーーーーーー

読み聞かせ

2007年02月09日 09時55分49秒 | ボランティア
いま行って来ました、朝の本読み。
かねてから荒れまくりと聞いていた今日のクラス。
時間前の教室に行って「今日読み聞かせって聞いてる?」と
近くの男の子に聞くと「聞いてない」という。。。
職員室に声かけにいってみると「会議中」の札が。
しょうがないのであわてて教室にもどると
どこからか大人の男の人の声。。。
よく見ると隅に男性が座っている、、、
声をかけたらどうも新任研修の指導員の方のようでした。

チャイムがなったので「おはようございます!」の挨拶をかわしてから
「ではいまから本の読み聞かせをはじめます」といったら
4,5人の子どもが口々に「意味わかんね~」「なんのことかわからんよ」
「興味ないから聞かない」とかのたまってきた!!
でも、見張りの先生が怖いらしくてそれ以上うるさくはならないので
無視してしっかり大きな声で読んだ(というか聞きたい子に届けばいい、の気持ち)
そのうち、口の悪い子の中にも(いたしかたなく?)
こっちを見ている子も出てきました。
ただ、自分の読みたい(たぶんマンガ)をずっと読んでいる子も何人かいたから
ここはだいたい指示が行き渡らないクラスなんだと察知。。。

まだ3年生なのに、大人みたいな(汚い)言葉を遣い
3年生なのに幼児よりもわがままをこらえられないなんて
なんかかわいそう。
それまでに、教えられるべきことを教えられていないのは
ほんとに子どもにとって不幸なことです。
社会の規範に従う、という生きるうえで必要なことを
小さい頃から教えられなかった子どもって
大人になればなるほど、周囲と摩擦を起こしていくでしょうね。
まったく、かわいそうなことです。。。

のせぎょう、って知ってますか

2007年02月06日 12時13分21秒 | ボランティア
こんこんさまにさしあげそうろう

PHP研究所

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金曜日の読み聞かせでこの本を読もうと思っていましたが
もう冬はおしまい!みたく春めいたお天気なので
ちょっとこの内容はぴんとこないかも…

この本の作者の森はな先生がまだご存命のころ
先生の講座で、この本を読んでいただきました。
そのころもうずいぶんとお年でしたが、
「こ~んこ~んさ~まに~、さ~しあ~げそ~ろ~」という
『のせぎょう』の呼び声?(先生が子供のころそんな習わしがあったそうで)が
いまも記憶にはっきりと残っています。

題名のとおりこの本の主人公はきつねの親子です。
寒い寒い時期、野山にきつねの餌になるものも全くなくなる頃
村人達は、きつねに鶏を盗まれたり悪さをされないために
きつねの好物になるようなものを野原においていたそうな…
そのときに「こんこんさまに~」と呼びかけながら持っていったようで
それを『のせぎょう』というのです。
この風習はおもに関西以西にあったようですが、
いまではどうなんでしょうね?
いまもやっているところはあるのでしょうか。
動物たちと共存するためのまさに知恵だったのかもしれませんね。

熊が民家を襲った、とかいろいろ動物の事件がありますが
住む山も開発され、餌がなくなっても『のせぎょう』もなくて
昔は良かった。。。なんて、動物たちもぼやいてるかもね~~


瀬田貞二「かさじぞう」

2007年02月05日 09時53分42秒 | ボランティア
金曜日に小学校の朝読書時間に読み聞かせに行くので
本を選んでいたら、この本が目にはいって音読してみました。

ずいぶん前にでて、今も読みつがれている本ですね。
ほかにもいろいろな作家が出していると思いますが
雪深い地で年越しもままならぬ赤貧のおじいとおばあの感じが
この赤羽末吉の絵でよくでているような気がします。
厳しい寒さと貧しさが、墨絵のような世界に象徴されていて
でも読みすすめて行くと、老夫婦の心持にふっと暖かくなるような
そんな本ですね。
ここには何が書いてあるのか、なんて聞かずに
小さい頃に、静かに親子で読んでみたい本の一つです。

ささやかな

2006年12月23日 10時56分59秒 | ボランティア
対面朗読の研修会の締めくくりとして
ささやかな発表会の場を設けて下さることになった。
ボランテイアの指導を無償で受け持ってくださった先生が
最後に行なうはずだった講演会の講師料を返上して、
会場費に当ててくださるというのだ。

初心者向けの研修だったはずだが、実際は半分くらいの人が
音訳奉仕の会でこの道何十年という方だった。
毎回、それらの方達は非常にうまくて、もうできあがっているというか
指導することないんじゃないかな?と思うほどだったが
そのほかの方々も、それぞれに味わいがあり
うまいへたで割り切れないところが、また朗読の面白さでもあり
すごく勉強になった。

今回、発表の場を設けて下さると言うことで
自分のことは全くタナに上げて、諸先輩方がどんなふうに読まれるか
いまから楽しみにしている私なのだ。

読み聞かせ

2006年12月14日 22時00分04秒 | ボランティア
さんまいのおふだ

童心社

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今日は、ロング休みの時間の読み聞かせに行った。
今年はなぜか人数が超少ない日と入りきれないくらい来てくれる日とあり
ギャップが激しかったが、今日は20人くらいでちょうどいい感じだった。
(視聴覚室が4年の行事でくちゃくちゃのままだったので、図書室で行う)

いつも2人ペアでやっていて、今日は小さい子どもさん連れの方と
いっしょだった。(その子もおとなしく聞いてくれる
クリスマス前ということで、その方はそれにちなんだ本だったが
わたしは今回急遽代役だったので、あらためて本を選ぶ時間がなく
「じごくのそうべえ」と「さんまいのおふだ」を読んだ。
「じごくのそうべえ」はほんとに何回読んでも面白いが
途中だれる箇所がある。そこは、いつ読んでも誰が対象でも
だれるので、やっぱり文と絵がマッチしていないということなのだろう。
わたしはこれを空で読めるようになりたいなと思うのだが
何回読んでも暗記できないでいる。。。

また、「さんまいのおふだ」は時間切れになったので
途中だが『また今度』ということにしておいた。
この本は、なんといっても後半の小僧が「おふだ」を投げてやまんばから
逃げようとする場面がすごく臨場感があって怖い
読みながらも「小僧は本当に山姥から逃げ切れるのか!?」と思ってしまう。
また、こういう本を読んでもらっているときの子どもの表情は
ほんとに面白いというか、なんというか真剣そのものだ。
なぜって、いままさに子どもは真っ暗な山の中をやまんばに追われて
逃げている小僧自身なのだから。
こういう楽しさがあるから、読み聞かせってやめられない

対面朗読

2006年12月11日 14時23分35秒 | ボランティア
午前中は久々の対面朗読で「○○サン、久しぶりですね」って
お客さんにいわれました。
本日もあらかじめ資料をいただき、下読みをしていきましたが
相変わらずの難しさ。。。
(晴眼のボランティアより、よほどお客さんのほうがわかっている)

読んでいる資料からいろいろなところへ話題は飛ぶので
自分の日本史の知識の浅薄さなどが露見いたします。
(ま、隠しようがありませんけれども
致し方ないことですが、お客さんはやはり自分の知らないことを
こちらが知っていると、たいへん興味をもたれるようですので
雑談も盛り込んで2時間が過ぎていくのでした。
(今日のペアは、年配の男性の方でした)

子ども向けの本読みにしろ対面朗読にしろ
基本的な姿勢というのはどちらも同じ、相手に喜ばれることをする
ということですから「自己実現」しようと思う人には不向きかも、です。


漱石の文章

2006年11月19日 21時28分47秒 | ボランティア
木曜日の研修では、いつものように「夢十夜」の第三夜をひとりひとり
朗読して先生のアドバイスを貰いました。
今回欠席が結構多かったのですが、それでもひとり5,6分読んで
解説していただいたので、延長になりました。(後半部分のみ)

一月に一回でも、20人近くの人前で読むのは緊張しますし
そのためにちょっとは練習していきますし、また他の方の朗読を
聞くのもほんとに勉強になっていると思います。
自分も同じような間違いをしていることに気がついたり、
上手に読んでいるところは真似をしたりして、なかなか収穫があります。
これは、どんなに自分ひとり家で練習していてもできないことです。

朗読の先生がいつもおっしゃるのは、読み手のこころのうちにその文章の
情景が浮かんでいないと、聞き手に何も伝わらないということです。
そういう意味では、この「夢十夜」第三夜は声に出して読めば読むほど
おどろおどろしく、ぞぞ~~~~っと鳥肌が立つような結末
読んでいる自分自身がまるでその闇の夜に居合わせたような感じまでする
すごい文章です。(一度、音読してみてください)
夜なんか、朗読練習した後ひとりでお風呂に入るのが怖い。
(そのあと、パソコンやっていたら急に勝手に音声がでて来たりして
 ちょっとやばいかも・・・次回はもう違う題材なので大丈夫かな

この研修は、対面朗読の初心者向けで始まったはずなんですが
蓋を開けたらこの道何十年のベテランの方がごろごろ。。。
みなさん、もう出来上がっているような上手さでした。


朗読研修

2006年11月16日 08時03分09秒 | ボランティア
今日も研修があります。
引き続き夏目漱石「夢十夜」の第三夜。
何回読んでもおどろおどろしい感じになってしまうので
明るいトーンで読めるようにするのがちょっと大変です。

研修の大半の方が年配の人です。
みなさんすごくまじめ、努力家です。
声のトーンも若い人に比べかなり低くなってきますが
朗読も必ずしも若い「美声」が良いとは限らない、
枯れた、味わいのある声のほうがより作品に深みが出て
通り一遍ではない朗読になり、いつも感心しています。
(一絃琴にも同じことが言えると思う)

朗読研修

2006年10月20日 10時23分06秒 | ボランティア
夢十夜

パロル舎

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朗読の研修、今月のお題は夏目漱石『夢十夜』です。
ひとりひとりみんなの前で朗読し、先生の指導を受けます。

昨日は「第三夜」でした。
なにか不気味な空気の中、お話が進みます。
感情移入もほどほどに、しかし、作品の情景を言葉で伝えるのって
とても緊張します。
ここで指導してもらったことが、私の場合なかなか
現実の場面で生かされていない(反映しない)のが悲しい。。。
(単なる練習不足です、ハイ

「モンゴルの黒い髪」

2006年10月17日 13時41分59秒 | ボランティア
ああ、今日も洗濯日和ですね。

まだまだ日中は暑いのですが、やっぱり10月も半ばを
過ぎまして、もう半袖はないだろう!と言われそうなので
ぐずぐずと衣替え続いています。

朝晩は結構冷えるので、毛布欲しいくらい、
でも、昼間の日差しは『強』ですもんね。
ほんとに天候がいままでの10月と違うのを痛感いたします。

ところで今朝は、小学校の読み聞かせに行きました。
読んだ本は「モンゴルの黒い髪」という
モンゴルに伝わる民話をもとにしたお話です。
民族衣装の美しさとともに、大きな翼のような形に結われた
女性の髪形が印象的な本です。

いま、モンゴルというと、相撲界が思い浮かびますね。
日本人と顔つきもそっくりなモンゴルの人々は「遊牧の民」
ですが、「農耕民族」である日本の相撲界を席捲しているのは
不思議な感じがします。
(むこうには、モンゴル相撲というのがありますね)