絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

新しい世界の扉を開く「エデンの東」

2014年03月29日 20時54分40秒 | Weblog
世界選手権、男子終わりましたね。
ソチで惜しかった成績の町田さん、今回素晴らしかったですね!

特にショートプログラム「エデンの東」・・・
10回くらい見てしまいました~

何がそんなに良かったかって?
ジャンプが全部きれいに決まったということもさることながら
この「エデンの東」という曲と、スケートの振り付けがぴったりマッチしていて
なにか新しい人生の始まりを感じるというか・・・

未知への期待や憧れそして不安、でもその扉の向こうに踏み出していこうとしている若き魂
そんなものを感じたのでした。

扉の向こうにまちうけているのがたとえ苦しい選択であったとしても
希望が私の背中を押しているではないか、
さらなる高みへと突き進むために、自分を信じてその一歩を踏み出すんだ、、、というような
まさに今の町田さんにぴったりな曲でした。
表現力が素晴らしかったです。

3月が終わる

2014年03月28日 23時58分11秒 | Weblog
毎日、フィギュアスケートの世界選手権を録画して何回も見ている。
埼玉アリーナ・・・わたしもその会場で選手の演技を見たかったけど。
人生思うようにいかないものです。
自宅のテレビで見る羽目になりました。

オリンピックは大舞台っていうけども、確かにそうなんだろうけど
4年後の韓国は大丈夫なのか???
雪足りるの?
イギリスのオリンピックのときは、ストが起こらないかドキドキ、
ソチは雪質やらなんやら、ほんとうにオリンピック開く準備できる場所だったのか?
と疑問に思うわ。

いまフィギュアスケートが世界で一番人気があるのは日本だそうですよ。
放映料も高いけど、浅田真央やら羽生結弦選手、高橋選手などなど
人気選手がいるから、スポンサーも付き、儲かる。。。


しかし、、、フイギュアの採点っていまいちわからないわ。
何がどうなってああいう点になるのか、皆目わからん。
村上選手の点数が低いのはなぜなんでしょうかね?
だれか説明して。。。

テレビドラマ「帰国」シナリオ

2014年03月26日 14時39分21秒 | Weblog
歸國
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社



2010年だったか、終戦記念のドラマとかでこの「帰国」が放映されました。
ビートたけしが主演です。
サイパンで戦死した英霊が現代の日本がどうなっているのか見るために、
汽車に乗ってやってくるという設定のお話でした。

この原作は『サイパンから来た列車』という短編で、終戦後10年くらいの時に書かれたものらしいですが
戦後60年以上過ぎた今でも、同じようなことを感じてしまうのはなぜなんでしょうか。



百田尚樹の「永遠のゼロ」のなかで、
昭和の人が明治維新の人々のことを思うとき
目まぐるしい時代の変化の中で、まだ100年も経っていないのに
まるでおとぎ話か何かのように感じてしまうことを登場人物に語らせています。

現代では、戦争という「今日死ぬか、明日死ぬか」の時代が
まるで「作り話」のように感じられ平和が当たり前と思って生きている人が
大半ではないかと思います。
その時代をリアルに生きた人々が、それを語れる人たちがどんどん亡くなっているからでもあり
太平洋戦争(第二次世界大戦)を日本の視点で総括することをしてないからだと言えるかもしれません。

戦勝国の言いなりな「戦争ばなし」ではなく、実際の資料に基いた「現実」を
今を生きる日本人が知り、考え、意見を言い、行動しなければ
親や幼い兄弟を守るために、その家族の住む国を守るために、
戦って死んでいった人たちは永遠に報われない。
愚かな戦争というなら、それを正確に分析して、今を生きる人々に提示することが
必要であると思うのでした。


平成26年の日本人

2014年03月25日 01時06分03秒 | Weblog
戦後何年たちましたかね?うーん、69年くらい?

日本がアメリカと(世界中と)戦争したこと、知らない高校生がいるってホント?

それでもって、負けたことも知らないってホントかな???

歴史の授業では、やっぱり明治前後くらいから現代まで先に勉強してから、
縄文時代へ入ればいいのでは?

広島や長崎に原爆を落としたのがアメリカっていうこともしらないのかな?


中学や高校の校外学習の中に、広島と長崎を訪問して
日本人(武器を持たない一般市民)が太平洋戦争でどんなにひどい目にあったのか
子どもらにその目で確認させるべきと思う。
しかし・・・
戦後の教育は、そこから何を学べと言ってきたかといえば
自分らが悪かった、二度とこのようなことはおこしません!と言わせ
(一般市民を皆殺し!?されたがわなのに)自分たちが悪かったからだと
深く反省させられるよう、刷り込まれてきたわけで・・・
どこまでもどこまでも、日本人が悪かった、原爆落とされても仕方なかったんだ、と
強烈なマインドコントロールが行われてきたといえるのでは。
かくいうわたしも、そんな風に思っていた、若かりし頃。
どれくらいからそのマインドコントロールが解け始めたかといえば
40歳ころからか?
太平洋戦争を意識してから、30年くらいそう思っていた、長い・・・


大学の時、授業中とある教授が、広島の原爆で亡くなられた人の数を
黒板に傍線か点かで書き始めた。。。
といっても20万人!!!ほども亡くなっているので、書ききれるはずもないのだが・・・

いったいどれだけの人が、この一発の爆弾で命を落としたのか
君たちは考えてみたことがあるか!!!と、その教授は怒っていた。
みな、ぽかーーーんとしていたっけ。
広島が、原爆が、実感できてなかったのだ。


いままで、どのように日本人に原爆投下を考えさせていたかといえば
原爆は日本にこれ以上悪行を働かせないために落としたんだ、致し方なかった、
これ以上の犠牲を出さないためにやむを得ず・・・というアメリカのウソで納得させていた。

これを日本人にインプットしたのはほかでもない新聞や雑誌、テレビ、文化人?達だ。
マスコミ総出で、「日本人大虐殺」を戦争を終わらせるための美談にした。
戦後何十年も。
アメリカは原爆実験をしたのだと明らかになったいまでも
一部のマスコミは、「いや~日本が悪かったから落とされても仕方なかった」と言っていて
心底がっくりくる。

このマスコミの悪は、戦時中もまったく違う観点で展開されていた。
戦争を美化し、戦争を煽り、天皇陛下万歳を繰り返し、ウソの勝ち戦を報道した。。。
戦争が終われば、今度は正反対のことを報道するのだ。
小説家、詩人も。。。
では、彼らだけが悪かったのか?国民はまったく悪くなかったのか?
国民はただ言いなりになっていただけの「犠牲者」なのか?
そうでもないと思う。
マスコミの煽る勝ち戦に湧き、それにのっていったではないか。。。
途中から気が付いたかもしれないが、ときすでに遅し、
集団パニックのようになって、みんなが同じになるようにお互いがお互いを縛るようになっていったに違いない。
そんなの、容易に想像できる。
70年近くたった今でも、まったく構造が変わらないから。

おかしいと思ったら声に出して、人と違っていても自分の意見をしっかり言わなきゃ
みんなが言わないから自分も黙っていたら、、、また70年前と同じようなことが起きてもおかしくない。

そんなおおきな政治的なことでなくても、近所の自治会の集まりでもまったく同じことがいえる。
だめはだめ、違うは違う、何をどのように考えているか相手に伝わるように話すこと
そういう訓練こそ、小さい時からさせるべきかと思う。
「英語」をやっても、「何をどう考え表現する力」がつくわけではないから
そこのとこ、混同してる意味が分からん。
「世界で通用する人間」って、何をどう思うかを述べることもせずしてチャンチャラ可笑しい。

ワンの芸

2014年03月24日 02時20分13秒 | Weblog
最近、「伏せ」ができるようになった。
これで芸当は「お座り」「お手」「おかわり」「伏せ」「ワン」の五種類!
偉いってほめてあげた、子どもの中で一番賢い!!!
うーーーー、比べるものがワンしかいないなんて辛いが。。。

このワンは「伏せ」はなぜかすぐできた。
前いたワンは、いつまでもお座りと伏せの区別がつかなかったっけ。
お座りって言っただけなのに、そのあと伏せやワンを続けざまにやって
「下手な鉄砲も数うちゃ当たる」的な芸だったなあ・・・

やがて7か月だから、そろそろ賢くなる時分。
ほかにもやってみてるのは、庭でスポンジボールを投げて、取ってこさせる遊び。
なかなか楽しいけど、最後ちゃんと渡せない。。。
持ってきても、取ろうとすると引っ張って渡さないので
何の遊びかわからなくなる時が・・・

やっぱ、飼い主思うほどなんとかじゃない、、、飼い主バカ?かな。

ワン、下痢ぴーから立ち直る!!

2014年03月24日 02時09分22秒 | Weblog
あほな飼い主(わたしのことです)に辛いあられ食べさせられて、
もうー、やってられへんわ!?
     ↑
    ≪いぬのきもち≫ 
       ↓
翌日には回復したからよかったものの、ええかげんなことしないでよね!!


というわけで、ワンが下痢から復活した途端、またまた横着ものになって
わたしのズボンを噛んでくるのでした。
遊んでほしいのか、噛んでは逃げ噛んでは逃げ、、、
ズボンだけならまだしも、その下の肉も!!!噛んでるで~~~!
復讐のつもりか???



韓国ドラマ「あなたの寝ている間に」

2014年03月21日 02時52分47秒 | Weblog
初めはいつもの韓国ドラマらしく、ドロドロの復讐ものと思ってみていたけど・・・
途中からそうではないかもと・・・
なかなか話が先に進まず、長丁場に合わせて引っ張っている感もありましたが
あと最終話を残した今になって思うと、実によくできたドラマではないかと
思います。

極端に小さい人間関係の中でお話が展開するので
韓ドラ見たことない人には「ありえへん~!」と拒絶反応がおこりそうです。

そのお話は・・・
医療事故でこん睡状態に陥った妻が、その渦中に夫に離婚されるが
医療事故を起こした女性医師はかつての夫の恋人で、子どもまであった。
女医に促されて、こん睡状態の妻と離婚した夫は女医と再婚するも
奇跡的に復活した元妻から、医療事故の真実や非人道的行為を世間に暴かれ
元夫を取り巻く人間たちの生活がどんどん困窮していく。
誠実に生きようとする元妻には、次から次へと困難が降りかかり
利己的な生き方しかできない女医は彼女に不幸を与える疫病神のようでもある。
最後は宿敵ともいえるこの夫婦に、元妻は肝臓まで提供して
悪縁を断ち切ろうとするのだった…


よくよく考えれば、この元妻は苦悩しながらも「理性」とか「人間愛」を
体現する人物であり、女医のほうはどこまでも「利己愛」から抜け出せない故に
さらに他人を傷つけ家族全員を破滅へ巻き込んでいく存在であります。

このドラマにはほかにも「家族」「血縁」等で
さまざまな人間模様が描かれていますが(それも極端なことばかりだけど)
周辺の物語の中で特に印象に残ったのは
養子として育てた娘を事故で亡くした元妻の母親が
その子を施設に捨てた実の母親に、行き場所がないならここで一緒に暮らそうと言う場面でした。
苦しみながら、ぶつかりながら、その子のことを偲んで一緒に暮らそうと
けなげなその母親は言うのでした。
その子のことを思うと捨てた実母のことが憎いけれども、
自分は、その子にそっくりな実母にその面影を偲ぶことができるし
その子が育ったこの家で、実母も彼女を偲ぶことができるだろうという場面は
なんて神々しい生き方か、とちょっと泣けました。。。
苦しみながらも寄り添うことで困難を乗り越えようとするその母親に
深い人間愛を感じました。

あられをあげてしまい・・・

2014年03月20日 02時14分22秒 | Weblog
ドッグフード以外なにもやってなかったのに
つい魔が差して?犬に5ミリくらいのあられをあげてしまった!?

うううう~!!!
案の定下痢になってしまった!!!
反省。。。このままおさまってくれたらいいけど。
心配。

なぜかマッチの「愚か者」の歌が聞こえるなあ。。。。。。
♪おーろーかあ もーのおよおー・・・

もうじき7か月。
遊んでほしいのか、やたらエプロンを引きちぎろうとする!?
隣とのフェンスも完成したので、安心して遊ばせられる。良かった。

まあ、フェンスしなくてももう出られないくらいでかくなってしまったが・・・

映画「永遠のゼロ」を観て

2014年03月19日 03時33分18秒 | Weblog
「永遠のゼロ」映画も観ました。
平日の午後でほとんどお客さんがいなくて、近くにいた男性は初めから終わりまで泣いていました!
そうかなあ?小説ほどは泣きませんでしたが・・・
うまく簡素化されて、作者の意図するところは十二分に伝わってきました。

特に最後の場面、ゼロ戦に乗った宮部久蔵が孫に敬礼しながら去っていくところは
戦争に反対しつつも家族や国を守るために特攻機にのって敵に突っ込んでいく場面と
オーバーラップさせて、胸に迫ります。
泣けて泣けて・・・エンドロールまで久しぶりに見ました。

この平和な時代をみたら宮部久蔵は・・・
この平和な時代に生きていたら・・・
いろいろな思いを持って帰ることになりました。


一人の日本人を通して、時代とは何なのか、時代はどのようにして作られたのか
いや、どういう時代を自分たちは作ればいいのか、
そのために人はどう生きればいいのか、など
さまざまなことを問いかけてくる映画となっています。

歴史は「過ぎ去った昔」ではなく、今を生きる自分たちを作ったものであり
それを振り返ることなく「今を語る」ことはできないと思います。


歴史を振り返るとき、間違いやすいのは「現代の視点」で歴史を見てしまうことです。
そのときなぜそれが起こったのか、当時の状況はどうだったのか
当時の人々はなぜどのような思考でそれをとらえ容認していったのか等を
深く精査し考察すべきと思います。
そうすれば、昔のことでなく、現代にも通じる構図や思考が浮かび上がって来ると思います。
つまり、「昔のこと」が現代もよみがえる可能性が常にあるということです。

そういう意味でこの小説も映画も「強烈な反戦もの」であると思います。
戦争の悲惨さを描いて涙を誘うようなものではなく
あんな戦争を起こさないために、わたしたちはどう生きたらいいのか?
毎日必死に生きているのか?
と、問いかけているのです。

強烈な反戦!そして・・・

2014年03月19日 03時06分29秒 | Weblog
永遠の0 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社



この本の題名を聞いただけで右傾ものと思い嫌悪しそっぽ向いた人にこそ読んでほしい本。

ひとりの海軍兵士の生きざまを(死にざま?)多数の人が語るスタイルによって
幾通りにも受け取れることを大前提にした、客観性もある、
まるでドキュメンタリーのように感じられる小説です。

特に後半の「桜花」以降は、どんなにこらえようとしても
胸に迫ってくるものを抑えることはできないでしょう。

ただ「戦争は悲惨だ」とか「戦争はいけない」だけでなく
『君は精いっぱい生きているか?』をぐいぐい問いかけてきます。

本土決戦を国民全員が体感した時代から、まだ60余年経っただけなのに
戦争の時代が悪い夢が過ぎ去ったように忘れ去られ
いまの平和な時代を当たり前に過ごしているわたしたち。

この平和な生活の前に、いったいどんな時代があったのか
日本という国がどんなふうに戦争に向かっていきどんなふうに敗れ
その時代の人々は何を考え生きていたのか
フィクションでありながら、強烈に迫ってくる作品となっています。

昔あったね「真夜中のギター」という歌

2014年03月09日 02時49分05秒 | Weblog
全く夜更かしもここまできたら
金メダル級ですね。

最近また寝られないんで
ついパソコンやったりスマホやったり。

テレビはつまんないのばかりだし。

スカパーとか繋げば面白いんでしょうか?

ずっと稽古事しないでいると
ほんっとに!頭も体も鈍ってきますね!
なんか益々ボケてくる感じあり。

でも。
稽古事って所詮稽古事。
それ以上でも以下でもない。
なくても死なない。
生き甲斐になるのか?と問われて
そうだ!とも言えない自分がいます。

何したら自分が自分で居られるの?
仕事ある人羨ましい。
成功も失敗も全て自分から発せられたものだから。

休んだままの稽古事

2014年03月02日 13時33分23秒 | Weblog
いったん休むと休み癖がついて、なかなか再起動しない自分。

真っ先に休みだした二胡(一番稽古必要)次に韓国語(一応中級クラス)そして初心者の中国語。

あ~あ、韓国語はもうまったくやる気なくなってきたな~~~
なぜって???

やっぱりフィギュアスケート見すぎて・・・いやになってきた。
採点の中身がばからしい、今に始まったことじゃないらしいが、、、
ルールの変更とか、採点基準って、A選手を下げてK選手に有利にすること明白。
A選手がたぐいまれな資質を持っていると証明されたころから
長年にわたって「A選手潰し、K選手の技能粉飾」が行われてきたんだね
だから「五輪は二度にわたって出来レースだった」と言えるのかもしれない。
そんな中、正直に戦ってきた選手たちはどんな気持ちだったろう?
なぜ、日本のフィギュア界は異議申し立てないのかな?
加担してるからか???
いっぱい日本の企業がスポンサーになって儲けさせてるのに
お金は出して、採点はインチキされてるって
まるで政治の構図とおんなじだわ。


日本はばか?やられっぱなし?
それにしても今までフィギュアで採点のズルに泣いたのは浅田真央だけでないのに
なぜほかの国は文句を言わないのだろう???
ああ、日本ほど人気がないスポーツだからかな?
みんな関心がないのか?
まったく、フィギュアスケートだけでなく国連だってK国人にしきられちゃって
ばかばかしいったらありゃしない。
「あかんことはあかん!」って言わないと、、、
「沈黙は金なり」って日本人は好きだけど世界に通用しない、
黙ってるのは「Yes」になってしまうよ。



次、中国語は、、、
うーーーん、二胡やってるので先生が中国人だし、、、そう思って中国語はじめたけども
なんかやる気失せてきたなあ・・・

これから先、なにをどうやったらいいのかわからない。
たぶん今の先生より確かな技術をもった先生はいないと思う。
自分の周りにはね。

でも、日本語できないから、意思の疎通がいまいち。。。
細かいところがわからない。。。

逆に日本人の先生はこの先生ほどきちんと弾けない。
細かいところを聞けたとしても、自分が納得するような演奏をする人はいないと思ったりする。


いずれにしても、八方塞がり。

旅行するのに英語ならうかなあ。
あるいは、もう習うのはやめて、自分が教える立場にたとうかな。
(何を教えられるの???)