新しい学年やら、中学や高校に進学して
それまでと違う本格的な学習に取り組まなくてはならない人も多い時期。
学習について、よく「予習か復習か」どちらを重点的に
すればよいのか話題になる。
勉強しなさい、といわれたとき、やはりそれまでやったところを
復習する子どもがほとんどに違いない。
勉強=復習、それは当たり前のことだ。
効果的な学習方法は、ともし問われたら
自分なら《予習を欠かさないこと》と答える。
新しい単元に入るとき、まず教科書を読み
読むだけでなく、ワークのような問題集の基礎部分を学習していく。
このときの理解度は特に高い必要はない。
次の時間で何を学習するのか、それさえわかればいいのだ。
そして実際の授業で中身を学習する。
この時点でも理解は半分にも至らない。
次に家に帰って、本日の学習部分を再度読み直し
板書された、あるいはプリント学習された部分をチェックする。
そして、ここからがいわゆる復習の部分、
本日の内容の「演習問題」を解くのである。
これをほぼどの教科についても毎日繰り返す。
定期テストの際には、演習問題を徹底的に繰り返す。
基礎を繰り返す必要はない。自分がちょっと苦しさを感じる
程度には難しい問題をやらないとレブルアップには繋がらない。
しかし、この徹底的に繰り返す、その度合いが中途半端なために
どの子も「やっぱり基本がチャンとしてないから」なんて
話になってしまう。
難しい問題を最低5回は繰り返そう。
たぶん6回目には、似た問題には見た瞬間手が動くようになるはずだ。
簡単な問題をどれだけ繰り返しても実力はつかない。
難易度の高い問題に頭を悩まし、徹底的に繰り返せば
さまざまな基本がその中に入っていることに気がつくだろう。
(主として数学・英語)
こんなことをどれだけ言っても「親であるがために?」
いやうちの子どもが《素直でない》ために
我が家では全く役に立たないのだった。。。