絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

天候

2008年10月23日 11時01分22秒 | Weblog
今朝はどんより曇ってます。
ときおり陽が差しますが今日は午後から雨だそうで・・・
これで時ならぬ暑さ!?もおしまいになるのでしょうか。
それにしても・・・あとちょっとで11月?・・・
おせち料理の宣伝とか、クリスマスのケーキ予約なんていうのが
今年ほど違和感を感じる年は無いんじゃないかしら。
CO2のせいでなくても、地球は確実に熱くなってきているんじゃないでしょうか。
一生懸命分別に励んでいるゴミも、実は新手の「ハコモノつくり」に
貢献しているだけかもしれませんよ。
いい様に「マインドコントロール」されてるのかも。
再生のために、更なる火力の【炉】を設置して・・・
ゴミをそのまま燃やす方が再生よりもはるかにCO2の排出が少なかったとしたら?
【再生紙利用疑惑】・・・もう、本末転倒もいいところだし・・・。

尾道三部作

2008年10月22日 21時45分52秒 | Weblog
さびしんぼう

東宝ビデオ

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尾道を舞台とした大林宣彦監督作品「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」
をこう呼んでいます。
「ふたり」は新・尾道三部作のひとつだそうで・・・。
この頃の作品、ヒロインはかわっても、主人公の男の子を演じる人はかわらないんです。
尾美としのり、です。ずっとこの人を使ってました。
なぜなんでしょうか?

時をこえて

2008年10月22日 21時39分14秒 | Weblog
あすなろ白書 DVD-BOX

フジテレビ

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朝ドラを何気なく見ていたら、、、石田ひかりが出てきた。
石田ひかりといえば、自分の中ではなんといっても大林宣彦監督「ふたり」です。。。
そしてこの「あすなろ白書」です。
木村拓也もじつに初々しかったですよね~~~。
しかし、フラフラする筒井道隆がすごくリアルに「青春」を体現していて
まっただ中の人もそうでない人もこのドラマに引き込まれたでしょう。
藤井フミヤの歌もドンピシャでした。
なつかしや~~~~。

あれから何年経ったやら・・・20年くらい?
切なさも寂しさも、、、、遥か彼方に遠ざかったヮ。。。


見逃した映画を

2008年10月15日 22時33分27秒 | Weblog
真珠の耳飾りの少女 通常版

メディアファクトリー

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DVDでこの映画を・・・
劇場で見られなかったのでレンタルしてみました。
映画のひとこまひとこまが一枚の絵のように重厚で美しいです。
フェルメールと少女の「魂のふれあい」がせつなく
当時の階級社会がどんなものであったかを
みせてくれる映画でした。
オランダか。。。いつか行ってみたい国のひとつになりました。

またまた

2008年10月12日 15時33分06秒 | 
善魂宿 (新潮文庫)
坂東 真砂子
新潮社

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しつこく坂東真砂子ですが・・・
う~~ん、だんだん文章が鬱陶しくなってきて
斜め読み。(ハハハ)
歴史に名の残る人なんてごくごくごくごく一部。
ここに描かれているような名も無き人々によってこそ
人間の歴史が営まれてきたのだね・・・と、変に納得してしまう
そんな名も無き人々を描いて秀逸かも。

辞めてしまいましたね

2008年10月08日 12時29分22秒 | Weblog
中山国交相、大臣のみならず議員まで辞めてしまうんですね。
(次期選挙は不出馬ということで)
やっぱり、こんなふうに辞めてしまったら、大事なことを言っていても
【非常識だ】とか【言語道断】とか【無責任】とか言われてしまうでしょうね。
でもこの人は、「本心がはからずも露見した」のではなく「確信犯」なのですから
なんのためにそんな行動をとったのか、ということを検証すべきだと思います。
一議員のままでの発言では、世間の注目を浴びないで終わる、
その真実を自分の「政治生命を賭して」叫んでいたとしたら?
(《日教組をぶっ壊す》発言)

かねてからこのことをなんとかして世に伝え、改革しなければいけないと思っていたとしたら?
いまでこそあきらかになったが「社保庁」の「何それ!!!」と
日本中があきれたサボり体質(パソコンを一日何回かしかキーボード打つべからずetc
と同じような構造があるのかもしれないではないか。。。

25年位前

2008年10月07日 17時03分37秒 | Weblog
ねずみ女房 (世界傑作童話シリーズ)
ルーマー・ゴッデン,石井 桃子,ウィリアム・ペン・デュボア
福音館書店

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この本はおよそ25年位前、文庫のおばちゃん達の間で
めちゃくちゃ人気がありました。
なぜかって?
その頃は今と違い、女性はまだ【寿退職】が主流で
「自分を主張して生きていく」「自分に投資する」なんてことが
あまりおおっぴらには語られてなかったように思います。
ですから、きっと、この主人公の「奥さんねずみ」に
自分を投影して、羽ばたいていく鳩に自分の憧れを託したり
したんじゃないかと思います・・・

いまじゃそんな「鳩」やら「ねずみ」やらなんぞに託す必要はなく
たいせつでたいせつでたまらなく「オンリーワン」な自分!!!に
すべてを託せばいいって時代。
しかし現実はそんなに甘くはない。。。

「たったひとりの」「世界中にひとりしかいない」「究極のベストワン」な
自分にも敗北のときが訪れます。
たまらなく【最上等の】自分が、実はそうではなかったという現実に
突き当たったとき、そのときこそが、人生が深くなる瞬間です。
自分神話が崩れるとき、はじめて「等身大の自分」が生まれるのであります。
人間、いや~なおもいやら、悔しい思いやら
屈辱的な苦しい体験から学ぶことは大いにあります。
これが楽しいことばかりじゃ、現実を把握する機会を失っているということに
なかなか気づけないし、傷つくことから逃げてばかりいると、
ますます現実から乖離して行くような気が・・・
傷つき、くたばりそうになりながらも、立ち上がって歩き出せば
いまよりもっとたくましい人に、きっとなれます。


10分では読めない?

2008年10月07日 16時48分13秒 | ボランティア
100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))
佐野 洋子
講談社

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今日の読み聞かせは「おおきな木」でした。
まだ4年生の子ども達はどんなふうにこのお話を聞いたのでしょうか?
久々にあの「しい~~~~ん」とした空気に触れて
また新鮮な気持ちになりました。


画像はよく知られている佐野洋子さんの本です。
(これを10分でよむのはちょっと・・・と思い「おおきな木」に変更
しました。)この本で彼女が何を言いたかったか?などと勘ぐらず
「ねこ」になりきって読んでみましょう・・・
自分が100パーセント自分であること、だれにも侵略されず、、、
生きる、、、そんなことってありそうで実はありえない。
人間と猫は違うぞ!・・・などと佐野洋子さんに悪態ついても
はじまりません。
いろいろな妄想を掻き立てる本であります。
(そういう本のことを「自立した本」と秘かに呼んでいます