絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

ブログ開始から・・・

2006年01月31日 17時05分30秒 | Weblog
ブログ開始から40日以上たちました。
更新してない日は、旅行で留守だった日だけ…

まだまだ書きたいことがいっぱい!
でも、書いてしまうと不適切なこともあるかもしれない…


子どもが寝てしまってから書いていると、
なぜか、指が勝手に動き…ああ~~っ
それはね、つまり、居眠りってことですね

朝、覚醒して自分の記事を読むと、
「テニヲハ」も何も、何言ってるんだかわからん
内容もありでして

いつもお付き合い下さって、ほんとうにありがとうございます

これからも、どうぞよろしくおねがいいたしま~す
(コメントいただけると、さらにうれしい

一絃琴と「語り」

2006年01月31日 16時37分59秒 | 一絃琴
さきほどの記事を書いていて思い出しました。
「語り」とあわせたのは、二度ありましたわ。

最初は一昨年かで、『天の岩戸』のお話の語りでした。
これは先生が台本を書いていて(古事記の原文まじりで)
それを読んでって言われたのでしたが、そのままでは
あまりにもえげつない?ので、いろいろ変えさせてもらい
すごく短くしてしまったものでした。
(それは、一昨年の夏、岩倉の音楽資料館でやりました)

一弦琴と語りというのは、よくあるパターンです。
演奏を複雑にすることができないので、長くやっている人は
たいてい、いろいろなことを試みるのですが、
一番合っているのが、人の声、ということなんでしょうか。


行事支援ボランティア

2006年01月31日 13時33分32秒 | 一絃琴
去年度から、一絃琴の先生と二人で、老人ホームなどでの
行事支援ボランティアに登録しています。
いままで、2回依頼がありました。
2月の下旬にもまた、一件予定があります。

地方自治体で老人の福祉には差があるようですが、
わたしの住んでいる市には、民間のグループホームだの
結構老人向けのサービスがあり、社会福祉協議会との連携も
進んでいるように思われます。

それはいいのですが…
一絃琴の音自体は、すごくもの悲しいので、
老人ホームとかで弾くと、わびしさが百倍くらいになってしまう

社会福祉協議会のお姉さんは、「珍しい楽器を聴けただけでも
喜ばれていると思いますよ」って慰めてくれるのですが…

この前は時間が少しだったので、一絃琴の簡単な説明と
古曲を3曲、あとは、童謡などを弾いて、
いっしょに歌ってもらったりしました。
また、語りと組み合わせて聞いてもらったこともありました。
そのときは、全くのオリジナルなので、練習に時間もかかりました。

というか、語りの台本を作るのはわたしなので、
それが、すご~~く時間がかかってしまい、何度もやっては直し
やっては直し、最後は先生が「もう、そのままでいいよ」と
いってしまうくらい、手間がかかりました。

「語り」の本って、一口にいうけど、
「音読」に堪える台本つくりって、創作と変わらない行為ですよ、
神経磨り減りました。(もう、あれはやりたくないです)


筝のサイトで

2006年01月31日 00時30分14秒 | 一絃琴
ある筝のサイトで、「一絃琴」の項目のところで
このブログにリンクしてくださることになった。
たいへんうれしい

こんなお稽古メモみたいなことでも、もし、琴を始めようか迷っていたり、
どういうものだろうと、いろいろ思案しておられる方に
ちょっとでも感じが伝わればと、日々苦戦しています。

こんな感じに。。。

2006年01月30日 23時56分59秒 | きもの
こんなふうになっちゃうんですよ。
あと、違う着物も入れて4パターンくらい撮ったのですが、
どうも下に着たモスの長襦袢(実家にあったもの)が
滑らずになんか出てきてしまって…
それを直そうとすると、タイマーの時間切れで
パシャッ、みたいな…

これは、紬です。
すごく朱が赤々しいですが、実際はもっと暗い朱色です。
帯は綿の帯、帯揚げは買ったばかりのもの、つけてみました。
襟は、黄色に葡萄の蔓や実を描いた洋服地をカットしたものです。
柄の襟って、崩れてきて沢山見えても、わざとかな?と
思われるかもしれないところが気に入りました(すごく変?)。

タイマーのこと

2006年01月30日 23時32分57秒 | Weblog
デジカメのタイマー開拓はなかなかうまくいかないです。
ボタン押すとカメラが倒れてきそうだし…。

自分で自分を撮るのって難しいですね。

先週夫の誕生日で、お祝いをしました。
(そのときテーブルに飾ったミニブーケです)
子どもは、お手紙と似顔絵、プレゼントとして
「足上げ券(ストレッチのお手伝い)」をあげたようです。

セルフタイマー

2006年01月30日 09時51分18秒 | Weblog
昨日、デジカメのセルフタイマーで着物を撮って
みたけど、どうもうまくいかないです。
ボタンを押してから10秒なので
着物を直している暇がないです。
あと、角度やズームがどうもね…
アップをボタンで操作というのに不慣れなせいかも

デジカメが売り出されてから10年経つそうですね。
ついこの前まで、うちにはネットのプレゼントで当たった
デジカメしかありませんでした…

夫はいまだにでかい望遠と普通のレンズとを
とっかえひっかえして写していますが(アナログ人間)
この前、同じようなサイズのカメラで、
年配の方が次々写真をとりまくっているのを見て
よくよくみたら、デジカメの大きいの?だったみたく
うらやましがっていました。

でも、そのカメラは800万画素らしくて
わたしのが700万画素だから「損だ」などと
訳のわからないことを言っております。



転勤族の悲哀

2006年01月29日 23時18分38秒 | Weblog
転居を伴う転勤がついて回る「転勤族」。
うちもそのひとりです。

会社によっても違うでしょうが、うちの会社の場合
だいたい2~3年で転勤いたします。
転勤先が通えるところならいいんですが、
転居となるともうたいへん!
なにせ、辞令が下りてから2週間以内に
移動しなければいけないからです。

夫は、今の勤務先の残務処理や引継ぎ、新しい先に
出張して、向こうでの引き継ぎなどや、送別会、歓迎会など
もう、ほとんど家にいないので、引越しの手続きや荷造り
何から何まで、すべて、奥さんがすることになってます。

赤ん坊が生まれたてだろうが、実家に生みに帰ってようが
全く意に介さず、転勤が決まります。
うちの場合はまだ、転居が必要な転勤の回数は少ない方ですが
それでも、名古屋→大阪→東京→名古屋と
あとこまかい転居を入れると、5回転居しています。


転勤にしたがって、子どもの方言もくるくる変わります。
べろんべろんだった大阪弁が、1ヶ月で東京弁に変わったときは
わが子ながら、ほんとにその適応力にびっくり致しました。
(また、母親自身も、いろんな意味で鍛えられますね。)

「ところ変われば品変わる」「郷に入らば郷に従え」
さまざまなカルチャーショックにもめげず、
母は強く生きていくのだった~~

…また、転勤が近づいて来ている、憂鬱だ…


東野圭吾

2006年01月29日 08時56分16秒 | Weblog
いつごろからか、小説の類を読む気がしなくなり、
もっぱら評論やドキュメンタリー(これだって筆者の目を通したものですが)
読んでもせいぜいエッセイ…たまに読むフィクションものは時代物、
になっております。

NHKの番組で、作家や芸能人が自分のお勧め本を
感想とともに紹介しているのをときどきみます。
いつだったか、今回東野圭吾が直木賞を受賞した作品
「容疑者Xの献身」を紹介しておりました。
誰が出ていたか忘れましたが、この作品はベタ褒めでしたね。
ミステリーということでしたが、そのまま忘れていました。
それまでも、名前は聞いても読んだことありませんでした。

最近になって、図書館でエッセイのコーナーで
この人の本があったので、読んでみることにしました。
題名が「あの頃ぼくらはアホでした」
同年代なので読み始めからすんなり入っていきましたが
そのうち、雑用でごちゃごちゃし、最後まで読まずに
返却してしまいました。
(こういうこと、わたしはよ~~くあります)


また借りようとしたところ、受賞者になったので
図書館にある50冊強のこの人の本は、一冊も在庫がなく
すべて予約のみとなっていました。
受賞ってすごいことなんですね。
(いままでも人気作家さんだったらしいけど)



着付け(つづき)

2006年01月28日 23時58分43秒 | きもの
着付けのところで書くのを忘れました。
襟が着崩れてきたときに、どう直すかという点です。
わたしは、襟芯に、ぺらぺらのうす-いプラスチック芯を
使っています。
三河芯の方が、自然な襟元ができるようですが、
もう、最初に買ってしまったので、もったいないので
これでやっています。

ただ、これだと、どうしても襟が浮いてきます。
プラスチック襟芯は短いので、伊達締めや紐で
収めることが難しいように思います。
そこで、このプラスチック芯の端に
それぞれ12~13センチくらいのガーゼの切れを
縫い付けました。
そうすると、ちょうど、長襦袢の襟先にこの布が
でてきますよね。襟元が崩れてきたら、この布を
少し引いて調整することができます。
あと、衣紋抜きを長襦袢に縫い付けておいて
襟が詰まってこないようにします。
あ、つける布は薄い方がいいです、
分厚いのをつけると、半襟の下をくぐらせるのが
難しくなります。


藍の似合わない日本人?

2006年01月28日 21時26分45秒 | きもの
ずっと前のことですが、
書籍「きものであそぼ」のどれかの巻で
遠藤先生が「日本人の黄色い肌に似合うのは絶対『藍』なのだ」って
書いていらっしゃるのを読んだ記憶があります。
浴衣のところか、何かだったと思います。

でもね、『藍』の似合わない日本人もいますよね、
実際わたくしめは、あの、浴衣によくある
紺色まで行かない、褪せた青というのか
あれが全く似合いませ~~~ん、ほんとです。

(あたしゃ、日本人じゃないのかい???)

また、紬によくある「青」が全然!全く!似合いません。
大島紬といっても、いろいろのものがあると思いますが
泥の茶系より、青のほうが圧倒的に多いですよね?
違うかしら…
それでもって、わたしは「青」を顔に当ててみますと
どんなものでも、あっという間に時代劇の「下女」に
なってしまうのです。(とほほ)

ですので、わたくしは、紺ならば非常に濃い紺を
着るようにしております。
そうすると、「下女」にはならずに済みますデス。








新弟子の方からお電話が・・・

2006年01月28日 00時29分23秒 | 一絃琴
一絃琴のことで、昨日また新弟子の方から
お電話がありました。
他の用件もあったのですが、やはり一絃琴が難しいので
難儀している感じでした。
最初から歌と演奏を同時にやりなさいという指導法なので
なかなか慣れるのに時間がかかるのです。

この、琴の指導法というのも、
これといって確立しているわけではないのでしょう。
それぞれの先生が自分流で指導しておられるのだと思います。

なぜそんなふうに思うかといえば、
それは、一絃琴が流派によって、あるいは血脈によって
途切れることなく続いてきたものではないと思うからです。
師弟関係の流れは一見あるかのごとくなっていますが、
その本流や亜流の見極めは、表面だったものとは違う気がしています。
あくまでも個人的な妄想?になるので、はっきり書けませんが
何々流とか何々派とか、正統は自分だと名乗ったもん勝ちな
ところがあることは、否めないでしょう。
まるで小説「一絃の琴」のようです。

現在は東京、京都、神戸、高知、などが主流ですが
古曲を沢山残した「眞鍋豊平」が晩年大阪でも教えていたことを
考えると、大阪にもお弟子さんの末裔がおられるかも知れませんね。

また、三重県では思想的なことからでしょうが、
国学者が多くこの琴を弾いていたようです。
(伊勢神宮がありますから)

いずれにしても、あ~だこ~だ言いながら、あるいは思いながら
眞鍋豊平はどんな気持ちでこれを歌っていたのかなと考えたりするのは、
まるで、古典文学を読むように不思議なまた興味深い体験であります。


活字中毒

2006年01月27日 23時04分40秒 | Weblog
え~~、世の中にはいろんな性癖の方が
いらっしゃいますが、私の場合ですと
この「活字中毒」というのがあてはまると思います。
いっぱい字が書いてあると、読まないと不安になるというやつです。
いや、もっとせこい、「読まないと損した気分」てのかな。
何か、情報を見逃してしまったのではないかと
思ったりするわけです。(変?)

ですから、新聞は日刊、夕刊結構よくよく読んでおります。
また、旅行から帰ってきた日にゃ、た~いへん
何日分も朝刊夕刊と読まないといけませんもん。
(って、別に読まなくてもいいんですけどね。)
そこがそれ、なくて七癖って言う…

(世間を騒がしている「ホリエモン」も今頃PCがなくて
手足をもぎ取られたように感じているでしょね)

旅行中の洗濯物を洗濯機に放り込んで回しつつ、
ご飯の用意をしつつ、子どもの宿題を見つつ…
これ、結構時間かかるんですよ。
でもね、一通り読まないと、何かぼわ~~~んとしてしまうのです。
忘れ物をしてきたような…そんな感じになっちゃいます。
で、読んでしまえば納得して終わりなのです。
とくにスクラップするとか(いまどき誰もそんなことしないか)は
致しません。

インターネットで新聞(ニュース)の配信が始まったとき
浅はかなわたしは「もう、新聞いらないじゃん」と
思いましたが、やっぱり、読みたい部分をじっくり読むには
新聞の方が物体として適していますね。
ノートパソコンじゃ、寝転がってとか読めないでしょ?
(そんな行儀の悪い人いない…)

また、わたしは、調子の良いときは、本を
3~4冊、同時進行で読んでいきます(いっしょにじゃないですよ)
朝はAの本、昼はBとC、寝る前にD…みたく。
それで、一番集中できる読み方は
イヤホンで音楽を聴きながら読むやり方です。
音楽はかなり音量を大きくします。
こうするとなぜか非常に早く読めます。
というか頭によく入ります。
右脳と左脳を同時に使うからか

そのへんのとこ、よくはわかりませ~~ん。
こんな変なことしてるの、わたしだけかも。。。


おフネちゃんごっこ

2006年01月27日 22時25分22秒 | きもの
どこにも出かけず、家にいるとき
おうち着物を着て過ごしたりするのを
きもの友達の間で「おフネちゃんごっこ」と呼んで
ourブームとなっています(なってない???)

「おフネさん」って、ほらサザエさんのお母さんですよ~
いつも、割烹着着て…。
当時は着物が普通だったんですものね。

今週は、何かとごちゃごちゃしていて
着物画像もアップできてませ~~ん。
しかし。デジカメのセルフタイマーってのを
開拓?しましたので、来週は「首から下」の着物写真(深いなぁ)
アップできるようがんばりますです、ハイ

「鴛鴦」

2006年01月26日 18時41分28秒 | 一絃琴
今、一絃琴で習っている曲は
「鴛鴦(おし)」と「四季の曲」の二つです。
一般的に、50曲ほどの古曲を習うようですが、
この曲にくるまで、私の場合ですと2年と4ヶ月かかりました。
これが、速いのか遅いのかはわかりません。
一ヶ月に2回しかお稽古がないわけですから、
どんなに急ごうとしても先にはなかなか進めません。
また、うちの先生の場合、そんなに完璧になるまでやりません。
ある程度弾けたらもう次の曲に入り、演奏会の前にまた復習するといった形です。
これがいいのか悪いのか、よその場合を知らないので
なんともいえないです。
また、指導者数も極端に少ないですから、
ピアノ教室のようには選んだり出来ませんね。

馬に乗って矢を射る「流鏑馬(やぶさめ)」の人口が
2千人弱だそうですが、一絃琴は、とてもそんなにはいないと思います。
せいぜい多くて何百人でしょう。
もっとも「流鏑馬」は神事と関わる職業的な部分がありますから
同じ土俵では語れないかも・・・