ジョーカー
公開直後に観たけどあまりに心奪われて言葉になりませんでした。。
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ホアキン演じるアーサーがもちろん可哀想だし、
自分との共通点が見えてくるたび苦しくなって、、
「いやいや、おれはアーサーじゃないし、まさかジョーカーなんかにはならない!」とグッと体に力が入る瞬間も多かったです。
アーサーの動きが気持ち悪いですし、楽屋で座ってるシーンの背中は痩せて骨ばっていて、魔物か妖怪のように見えました。
手足も長いし、肩がちょっと上がっていて、ずっと何かを警戒しているような感じ。
自分とは別の生き物として客観的に観たいのに、全然そうさせてくれない。
アーサー(てかホアキン)の手の爪が丸いんです。
手を大写しにするシーンがありまして、僕も大人なのに爪がまん丸でちょっと恥ずかしいんですが、「爪一緒じゃ〜ん…」と恐ろしくなりました。。
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四コマ映画『ジョーカー』→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2389
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大ヒットですね。ま、話の筋も想像しやすいですし、実際に映画はものすごくわかりやすく作られてますからね。
ただ謎もありまして、監督は謎を謎として残したまま、絶対に答えを明かさないつもりのようですね。
(でもだいたいしばらくすると「あまりに何度も聞かれるから」っつって喋ったりもしますが)
なので、この話が結局どういう話だったのかは、現時点では明確ではありません。
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自分がジョーカーになる可能性もあるし、自分がジョーカーを生み出す可能性もある。
この映画、ちょっとしたリトマス試験紙ですよね。
どういう感想持つかで人間性見えてきそう。
僕は「自分もジョーカーになる可能性がある」と怯える方が健全だと思いますけど。。
ラストのネタバレは以下に。
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相談員(?)を殺害して逃走。
アーサーを捕まえようとする職員と追いかけっこしてまるでチャップリン映画のようにコメディ風味で終了。
最後のセリフ
「理解できないさ」
この映画見てまるでジョーカーの作られ方を、サイコキラーの作られ方を理解したような気になっていたけど、甘い。
んなもんは理解できないし。ジョーカーには近づいていない。
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